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「CoD:インフィニット・ウォーフェア」のディテールが明らかに

様々な環境、様々な武器……そして1980年代のゾンビ対戦も!

9月15日~18日 開催

会場:幕張メッセ

入場料:
一般前売券 1,000円(税込)
一般当日券 1,200円(税込)
小学生以下無料

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、Activisionの「コール オブ デューティー:インフィニット・ウォーフェア」のプレス向け発表会を開催した。ここでは、本作のナラティブディレクターを務めるテイラー クロサキ氏より、さらなる情報が明らかになった。

本作のナラティブディレクターを務めるテイラー クロサキ氏
宇宙戦闘機ジャッカルのパイロットとしても活躍
0Gでの戦いも
ゾンビーズは1980年代のテーマパークでの戦い

 「インフィニット・ウォーフェア」はこれまでと異なり、宇宙空間という全く環境の異なる空間で戦っていく。これまでの「CoD」のコアな部分は変わってはいないが、例えば遮蔽物に隠れるときなどは、コレまでとは全く異なる発想をする必要がある。時には頭の上の壁の出っ張りに隠れる、といった状況もある。プレーヤーは立体的な思考を求められる。月での低重力下、宇宙空間での無重力の戦いなども行なわれる。

 この時に役に立つのがグラップリングフックだ。これでの移動は新しいゲーム性をもたらす。さらに宇宙戦闘機「ジャッカル」の存在がある。ジャッカルでは360°どこにでも移動でき、この感覚はユーザーがとても気に入ってくれるだろうとクロサキ氏は語った。何度も遊びたくなるゲーム性だという。ジャッカルの操作性もFPSプレーヤーになじみやすいものになっているという。海兵隊であり、トップガン(パイロット)であるような2種類の兵士の特性を併せ持つような体験ができるのだ。

 そして今作ではプレーヤーは“リーダー”という新しい視点でのストーリーが描かれる。プレーヤーは宇宙戦艦のリーダーを任され、その戦艦をどう運航させるか、攻撃目標も選択しなくてはならなくなる。敵であるSDFの奇襲を受けてしまったために、プレーヤーが艦長を務めなくてはならなくなる。SDFは地球から出て太陽系の様々な星々に散っていたのだが、今回集結し、地球を襲うこととなる。彼らの戦艦は2隻のみが残り、プレーヤーはそのうちの1艦を任せられるのだという。

 次にクロサキ氏が明らかにしたのはマルチプレイの要素。「インフィニット・ウォーフェア」ではよりプレーヤーのプレイスタイルにこだわれる要素を盛り込んでいる。6つの「コンバットリグス(装備)」を用意することで戦略性をもたらしている。リグスは戦闘中でも切り替えることが可能だ。

 リグスは1つの武器と2つの特殊装備で構成される。さらに3つのスロットに“特性”をセットすることで、よりはっきりと戦い方に変化をもたらすことができる。これらを組み替えることで、多彩な戦い方が可能だ。武器にはレーザーガンのような時代に合わせた未来兵器も登場するという。

 ゲーム内には「サルベージ」という武器のパーツが出てくる。これらを集めていくことで新しい武器の「プロトタイプ」が入手できる。プロトタイプウェポンは特殊スキルをもたらすものもある。こちらも多彩なものが用意されている。武器自身のカスタマイズも可能で、ユーザーの細かいカスタマイズが可能だ。クロサキ氏のお気に入りは「ブッチャー」というショットガンで、通常のモードの他、2つに分割し両手に持つ「2丁拳銃」の様な使い方ができる。

 マップも無重力地帯などより立体的なものになる。低重力下や、無重力など様々な環境ならではの動き方、戦い方を求められる。人気の他高かった「ターミナル」マップは、月の上の宇宙ターミナルにリニューアルしているところも注目だ。

 さらに特定のプレイスタイルに特化した「プレイチーム」を設定しておくことで、同じようなプレイスタイルを好む人達と集まりミッションをこなしたり、対戦をしたりすることもできるという。

 そしておなじみの「ゾンビーズ」モードの搭載も言及された。ゲーム性そのものは従来のウェーブを耐え抜くというものだが、今回は世界観が1980年代となっており、テーマパークでのゾンビとの戦いが展開する。テーマパークはゾンビへの罠となっており、これらのギミックを駆使して戦う。

 プレーヤータイプは4つで、「スポーツマン」、「ラッパー」、「ギャル」、「オタク」。ジェットコースターに乗って爆走しながらゾンビを倒したり、巨大なラジカセを大音量で鳴らし、ゾンビが集まってきたところを爆殺するといった要素も用意されているという。またミニゲームとして古いゲームセンターでゲームや的当てが遊べるミニゲームも盛り込まれているという。

 さらに発売が予定されている「CoD:モダンウォーフェア」のリマスター版も言及された。インフィニティウォードの監修の元、レイブンソフトウェアによって開発が進められており、今後のリマスター版の新しい基準を提示するハイレベルなものとなるという。新しいグラフィックス表現、地形、キャラクター水準、全てが現在の最高水準になるように目指している。記憶を刷新するような素晴らしいものになるという。