「ソニックトゥーン」華麗なプレイを中島ディレクターが自ら披露

左から「ソニックトゥーン」ディレクターの中島玄雅氏とプロモーション担当の初代氏

シリーズプロデューサーの飯塚隆氏はテレビ電話で登場

　セガゲームスは10月27日に発売予定のニンテンドー3DS用アクションアドベンチャー「ソニックトゥーン ファイアー&アイス」のスペシャルステージを東京ゲームショウ2016にて開催した。

　ステージにはディレクターの中島玄雅氏と、プロモーション担当の初代氏が登壇。さらにロサンゼルスのセガ・オブ・アメリカとのテレビ電話中継により、シリーズプロデューサーの飯塚隆氏が登場し、本作の見どころや新作の情報について話していった。

　本作の紹介映像が流れたあと、中島氏による実機プレイをまじえたレクチャーがおこなわれた。オーソドックスな2D横スクロールアクション形式で、ソニックが操る「炎の力」と「氷の力」を切り替えながらステージを進めるのが特徴。飯塚氏いわく「力の切り替え操作に慣れると、ソニックが立ち止まることなく駆け抜けることができるようになる」とのこと。

　一通りの説明を終えたあと、中島氏のレクチャーはボス戦へ移行。ボス戦は3DSの画面を上下両方使ったワイドなステージとなる。攻撃チャンスになると操作キャラが自動的に切り替わる仕掛けもあり、中島氏は「チームプレイ感覚が楽しめる」とコメント。

【中島氏によるプレイデモ】

　続いて中盤の難関ステージの紹介になると、「あるセガゲームス社員の超速プレイ動画」の話題が挙がり、そのプレーヤーが中島氏であると判明。ここで中島氏の「本気モード」でのプレイが開始。能力の切り替えを巧みに使い、中島氏はクリアタイム2分20秒が目標のステージを1分48秒でクリアして見せた。満足げにガッツポーズをする中島氏に、会場からは驚きの拍手が挙がっていた。

ガッツポーズを見せる中島氏

中島氏の見事なクリアタイム

　ここで飯塚氏から、動画とともにある新作タイトルについての発表があった。それは今年7月にアメリカのイベントで発表されたシリーズ最新作「ソニックマニア」が、2017年春に日本国内でも配信が決定したというもの。

　「ソニックマニア」はメガドライブで発売されたシリーズ5作（「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ3」、「ソニック&ナックルズ」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグCD」）の世界が舞台となり、新設計された当時のステージにくわえ新規ステージも用意された2Dアクション形式の完全新作とのこと。飯塚氏は本作について「シリーズを知るユーザーはもちろん、若い層にもソニックの魅力を知ってもらえる、遊びやすい内容になっている」とコメントした。「ソニックマニア」は2017年春発売予定、ハード、価格は未定となっている。

【「ソニックマニア」のプロモーション映像】