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グリー、「追憶の青」に中島美嘉さんが巨大ゾンビで登場決定!

発表イベントに中島美嘉さん本人もゾンビメイクで参戦

9月12日 開催

場所:六本木 ニコファーレ

MCを務めたアメリカザリガニの柳原哲也氏
プロデューサーのスガP氏(左)とゲームディレクターのまさるさん氏(右)

 グリーは9月12日、Android/iOS用アクションRPG「追憶の青」について、発表イベント「『追憶の青』リリース直前発表会」を六本木「ニコファーレ」にて実施した。今回のイベントでは、9月下旬の配信を目前に控えているなか、本作の最新情報や開発秘話などが披露された。

 まず会場では本作の事前登録者が70万人を突破したことが発表されると、つづいて「LINE マンガ」にて漫画連載(無料)が開始されること、「LINE スタンプ」にもなることもアナウンスされた。

 また、「追憶の青」のイメージソングとして中島美嘉さんの「ビルカゼスイミングスクール feat. SALU」を起用することが発表され、つづけて中島美嘉さんのコメント入りビデオと歌を使用したプロモーションビデオが流された。

 さらに、中島美嘉さんはイメージソングを担当するだけでなく、「奇跡の歌姫 ミカ・ナカシマ」としてゲーム内にも登場する。その直後、ステージに本物の中島美嘉さんが登場! ……しかしその姿はゾンビメイク。発表内容によると、ゲーム内で「ミカ・ナカシマ」は「ギガントミカゾンビ」へと変貌するボスキャラクターなのだという。

中島美嘉さんは「大変だったが楽しみながら歌詞を書いた。ゲームの世界観にも合っていると思うのでゲームと一緒に楽しんで欲しい」とビデオのなかでコメント
ゲーム内では「歌の力で皆を癒す歌姫」という「ミカ・ナカシマ」だが、病でその声を失ったのち、声を取り戻すべく禁呪に手を出してしまうというストーリーになる
禁呪に手を出した「ミカ・ナカシマ」はボスキャラクター「ギガントミカゾンビ」としてプレーヤーの前に立ちふさがる
ゲストとしてゾンビメイクを施した中島美嘉さんもステージに登場!
当日はこのゾンビメイクをするために他のスタッフより3時間も早くスタジオ入りしたとのこと

 つぎに、ゲーム実況者である最終兵器俺達・こーすけ(以下、こーすけ)氏と、同じくゲーム実況者のドグマ風見氏、そしてスガP氏、まさるさん氏による「追憶の青」対決を実施。勝利した実況者には、さきほど発表された「ギガントミカゾンビ」に世界で初めて挑戦できる権利が与えられる。

 対戦内容は、ゲーム実況者がスガP氏またはまさるさん氏と組み、ステージのタイムアタックを行なうというもので、こーすけ氏はスガP氏と、ドグマ風見氏はまさるさん氏とのタッグでクリアを目指す。結果はこーすけ氏チームが勝利し、その後に「ギガントミカゾンビ」との戦いが行なわれた。

 「ギガントミカゾンビ」戦は、プレーヤーキャラクターよりもはるかに大きな「ギガントミカゾンビ」が、その長い手を振り回しながら自身の前後に攻撃範囲の広い攻撃を繰り出したり、ジャンプによる素早い移動を行なうなど、激しい攻撃を見せる。

 攻撃力も高く、かなりの激戦となったが、こーすけ氏、スガP氏、まさるさん氏が協力して戦うことで、苦しみながらもなんとか撃破。「こんなに強いとは思いませんでした(スガP氏)」、「もうちょっと強いキャラクターで挑めばいけると思います!(まさるさん氏)」、「これまでに無いような難易度の高さ。でも工夫すれば戦えるのがいい(こーすけ氏)」とそれぞれ感想を述べた。

「ギガントミカゾンビ」はプレーヤーキャラクターと比較するとかなりの大きさで攻撃範囲も広い。3人はスキルや魔石解放を使いながらなんとか勝利していた
対談のMCを務めた安藤武博氏
ミュージックディレクションを担当したベイシスケイプの岩田匡治氏
シナリオを担当したRomanceworkの田中豪氏
アートディレクターの河村岳氏

 最後は「クリエイター対談」ということで、MCの安藤武博氏とミュージックディレクションを務めたベイシスケイプの岩田匡治氏、シナリオ担当でRomanceworkの田中豪氏、プロデューサーのスガP氏、ゲームディレクターのまさるさん氏、アートディレクターの河村岳氏の6名が登壇し、製作の苦労話などを語った。

 対談は3つのキーワードに分けられ、「イキナリ父と対峙!?」の部分では、主人公フリオが父エドワードと戦うという印象的なゲーム導入部分をピックアップ。これについて田中氏が「父親は絶対的な英雄。その父親を尊敬しているフリオがなぜ父と戦うことになったのか、という過程は、お客様に見ていただきたい部分の1つです」と述べ、そのほかにもさまざまな人間模様が本作のストーリーを盛りあげている、ということを語った。

 つぎのキーワード「BGMは30曲以上!?」では、「追憶の青」のBGMが豊富に用意されている点に言及。安藤氏に「どの曲が気に入っているのか?」と尋ねられた岩田氏は「自分がディレクションしたこともあって、自分が作曲していない曲でも気に入っているものが多い。皆さんの受けがいいのはボス戦で流れる『狂乱の刃』という曲。プレーヤーの気持ちをアゲてくれる」と述べた。なお、LINEの「追憶の青」公式アカウントに対して「サントラ」と入力すると、本曲を試聴可能。また、「サントラ2」と入力すると、さらに追加で曲を聴くこともできる。

 最後のキーワード「女子キャラが気になる!」では、それぞれのスタッフが好みの女性キャラクターについて一通り感想を述べたあと、キャラクターデザインについても語られた。アートディレクターの河村氏は「人間同士の争いを描いた重たい話なので、ファンタジーではなくリアル寄りのデザインを心がけた」と述べた。また、キャラクターデザインは社内スタッフのヨシモトマサオミ氏が手がけておりキャラクターにも統一感を出している、とのことだった。

 こうして座談会も終わり、最後は全員が舞台に登場。スガP氏が「最初はとても緊張したが終わってみるとあっという間だった。来週リリースに向けて現場も一丸となって頑張っているので、皆様どうぞよろしくお願いします」と延べた。