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PCブラウザ版「黒猫のウィズ」、「アルテイルクロニクル」が発表!
コアエッジオリジナル作はデジタルTCGの醍醐味集約のバトルRPG
2016年9月1日 17:51
コアエッジは9月1日、新作タイトルとしてPCブラウザ用クイズRPG「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ PC」(黒猫のウィズPC)、Android/iOS用神感覚リボルバーバトルRPG「アルテイルクロニクル」の2作を発表した。
「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ PC」は、コロプラが配信中のAndroid/iOS「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」のPCブラウザ版。PCブラウザならではのオリジナル精霊やイベントと、専用MAPなどが加わっていることが特徴となり、コアエッジはPCブラウザ版の開発と運営、サポートを行なっていく。サービス開始は9月中を予定し、9月1日からYahoo! Mobageにて事前登録が開始された。
一方の「アルテイルクロニクル」は、コアエッジのオリジナルとなる新作バトルRPG。「瞬速頭脳戦」がコンセプトとなっており、独自の「リボルバーバトルシステム」によって白熱の対戦が楽しめる。配信は2016年秋を予定し、9月1日からクローズドβテスターの募集を公式サイトにて開始した。
発表となった9月1日には、コアエッジ主催による発表会が開催された。本稿では、こちらの発表会の模様をお伝えしていく。
ユーザーの“つながり”などオリジナル要素搭載の「黒猫のウィズPC」
まず会場では、「黒猫のウィズPC」について発表が行なわれた。発表を行なったのは、コアエッジ ゲーム事業部「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ PC」チーム ディレクターの畠山敦志氏と、コアエッジ ブランディングマネージャー「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ PC」チーム アートディレクターの坂下智亜紀氏。
両氏によれば、本作はスマホ版の「黒猫のウィズ」をベースとしながら、PCオリジナルの要素を加えていくという。ブラウザ版のテーマは「つながり」で、他プレーヤーと「クラン」を結成できたり、様々な分野でのランキングも作っていく。
ゲーム画面はスマホの縦画面から横に広がり、より大きな画面でプレイを楽しめるようになった。トップ画面ではお気に入りのキャラクターを設定できるなど、ビジュアル面でもリッチになった印象だ。またクイズ中の画面遷移は軽快さを大事にしており、「サクサクプレイできる」ことがウリになっているという。
またPCブラウザ版オリジナルの試みとしては、クラン同士で戦うクラン戦や、クラン同士でのチャット機能、またシリーズイベントへの追加マップ、また既存キャラクターのアナザーバージョンやifストーリーなども登場する予定。スマホ版とデータ連動こそしないものの、「独自の文化を作っていく」と意気込みを語った。
なお会場には、コロプラで「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」プロジェクトマネージャーを務めるうがぴよ氏がゲストに登場。うがぴよ氏はかねてから「黒猫のウィズ」を「色々な人に楽しんでもらいたい」と考えているそうで、その点で新しいユーザーに波及する可能性のあるPCブラウザ版は「とても楽しみにしている」と話した。
デジタルTCGの醍醐味が凝縮された「アルテイルクロニクル」
続いての発表となったのが「アルテイルクロニクル」。登壇したのは、コアエッジ ゲーム事業部部長「アルテイルクロニクル」プロデューサーの大川祥吾氏。
本作は、2004年よりサービスされ、現在コアエッジが運営を務めているPCブラウザ用デジタルTCG「アルテイル」をベースとしており、コアエッジが培ってきたデジタルTCGのノウハウを活かしたバトルRPGとなっている。
本作では、デジタルTCGの面白さを「デッキ構築」にあると定義し、これに特化した作りになっている。その代わりバトル部分を思い切って「オートバトル」とすることで、バトルにかかるプレイ時間を大幅に短縮した。
「自動での戦闘だと面白くないのでは?」という疑問に対しては、「リボルバーバトルシステム」でカバー。「リボルバーバトルシステム」はキャラクターごとに事前に最大5つのスキルをセットしておき、戦闘中はスキルがセットした中からランダムで発動するというもの。
スキル発動がランダムになることで偶然性が生まれ、またどのスキルをセットするかで勝負が分かれる戦略性に深みが増しており、事前準備、つまりデッキ構築に駆け引きのすべてが詰まったシステムと言える。
スキルはキャラクター同士を合成することで片方のスキルをもう片方に移すことができ、それを繰り返すことでデッキ構成が充実していくこととなる。スキルの組み合わせは特に制限がなく、「運営が想定しない戦略が生まれる」余地も残した設計。また対戦を特に意識したタイトルであるため、配信後は優勝賞金100万円の大会も開催することを考えているとした。
なおメインストーリーは、プレーヤーは「神」となり、悲劇の死を遂げていくヒロインを救い出す、というもの。メインのヒロインたちは10人ほど登場するが、彼女らの制作には個別に8人のプロデューサーを立てて、しっかりとしたキャラクターを作りこんでいったという。優勝賞金100万円の大会とあわせて、タイトルの世界観やストーリーにも注目しておきたい。