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「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」、北条時宗参戦!

固有ユニットは「侍」、「エレクトロニクス工場」による生産力の高さも魅力

価格:
7,000円(税込)
9,300円(税込、デジタル デラックス エディション)

 2Kは10月21日に発売予定のWindows用シミュレーション「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」において、日本の登場とそのリーダーが“北条時宗”であることを発表するとともに、トレーラーを公開した。

日本リーダー“北条時宗”

 「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」は、人類の文明をテーマにしたターン制シミュレーションゲームの最新作。「シヴィライゼーション」シリーズではプレーヤーは1つの文明の担い手となり、他の地域で生まれる文明と競っていく。本シリーズの勝利条件は1つではなく、武力を使い世界を統一するだけではなく、時には科学と技術を発展させてアルファケンタウリへの移民を果たしたり、ユートピアを目指すこともできる。人類の歴史をモデルに、人類の進化をゲームとして描いている。

 北条時宗は鎌倉幕府で第8代執権を務めた人物。実質この時代の日本の指導者といえる。彼の代に日本は元からの侵略を受け、時宗は武士の力を総動員してこれをはねのけた。元(モンゴル)が大きく版図を広げていた時代、特に2度目の侵攻の際は日本側も戦いに備えゲリラ戦法などを駆使した。そして戦いに大きな影響を与えたのが台風である。元軍はこの戦いで壊滅的被害を受け撤退。歴史に武士と“神風”という神秘要素を強く印象づけることとなった。

 ゲームでは日本の特殊能力として「明治維新」と、「神風」がある。明治維新は他の区域と隣接して建っている区域にボーナスを与えるという効果を持つ。神風は地上ユニットは沿岸沿いでの、また海上ユニットは浅瀬での戦闘能力が上がる。

 日本での固有ユニットは「侍」。侍の歴史は千年近くあるが、“武士道”という独特の規範に従って生き、死ぬようになったのは、比較的後年である。武士階級は1868年をもって正式に廃止されたが、今日でも侍は日本文化を象徴する存在のひとつだ。このイメージを活かした「侍」は、傷を負っても戦闘力が低下せず、命を落とすまで勇敢に戦う。「戦術」のテクノロジーを開発することにより、侍を生産できるようになる。

 日本固有建造物は「エレクトロニクス工場」。家庭用電子機器が誕生した20世紀後半、日本はまたたくまに世界最大の電子機器生産国となった。最初の近代的なエレクトロニクス工場は、1946年にソニーによって建設された。以来、日本は数々の革新を成し遂げ、歴史上最も激烈な競争が繰り広げられているこの業界において、常に大きな利益をあげつづけている。「エレクトロニクス工場」は、通常の工場より生産力が高く、さらにその都市と近隣の都市に文化をもたらす。

 これらの特性を持つ日本でプレイする場合、区域同士を隣接させて、高密度の都市を建設するのがキーポイントとなる。海岸線の守りも固めやすい為、島を拠点とするのに向いた文明と言える。領土を広げる際は、中盤で侍による攻撃をかけることも重要となる。

【「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」、日本登場!】

【スクリーンショット】
日本は海岸線の守りが固めやすく、島を拠点とするのに向いた文明と言える