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【特報】日本HP、ゲーミングブランド「OMEN」にVR対応のデスクトップを追加
FreeSync対応の32インチWQHDゲーミングディスプレイも登場！
2016年7月11日 11:00
- 7月11日より順次発売予定
日本ヒューレット・パッカードは7月11日、ゲーミングPCブランド「OMEN」の最新ラインナップを発表した。ノートPCが2モデル、デスクトップPCが1モデル、そして32インチ4Kディスプレイが1モデルの計4モデル。7月11日より順次発売される。
「OMEN」は、米HPが2006年に買収したVoodoo PCの流れを汲むゲーミングPCブランド。2014年12月に新たなゲーミングPCブランドとして発表し、現在ノートPC 1モデルを展開している。
日本HPは、ゲーミングPCをOMENのほか、デスクトップPCラインとしてHP ENVY Tower、ノートPCラインとしてHP Pavilion Gamingの3系統で展開していたが、この度、改めてゲーミングPCブランドを「OMEN」に集約し、「OMEN by HP」として展開させていく方針を発表した。リブランドされた「OMEN」の特徴は、基本性能の高さ、高い排熱性能、拡張性の3点を挙げている。
今回の目玉となるのは、「OMEN」待望のデスクトップPC「OMEN by HP Desktop 870」。従来の「OMEN」シリーズと同様に、シルバーに赤と黒を組み合わせたデザイン性の高い本体デザインを採用し、CPUにはオーバークロック対応のIntel Core i7-6700K、GPUにはNVIDIA GeForce GTX 1080、ストレージには起動用に512GB SSD、ゲームインストール領域として4TBのHDDを搭載するなどハイエンド仕様となっている。
快適なゲームプレイを支えるために、冷却機能は、Voodoo PCのノウハウを活かした水冷式を採用し、フロントプレートに取り付けられた1,670万色対応のフロントLEDは、CPUの温度に応じて光輝き、本モデルの主要な用途として期待されるVRについても、HTC ViveやOculusのドライバーをプリインストールし、面倒な作業なくすぐにVRを遊ぶことができるとしている。
「OMEN by HP Desktop 870」は8月中旬発売予定で、価格は198,000円より。
【OMEN by HP Desktop PC 870-070jp】
CPU：Core i7-6700（3.4GHz～4GHz、8MBキャッシュ）
チップセット：――
GPU：GeForce GTX 1070 8GB GDDR5X
メインメモリ：8GB DDR4-2133 DIMM（最大32GB）
ストレージ：256GB SSD SATA3 TLC、2TB HDD 7,200RPM 3.5
光学ドライブ：Blu-rayディスクドライブ
電源：――
OS：Windows 10 Home（64bit）
価格：198,000円（税別）
【OMEN by HP Desktop PC 870-071jp】
CPU：Core i7-6700K（4GHz～4.2GHz、8MBキャッシュ）
チップセット：――
GPU：GeForce GTX 1080 8GB GDDR5X
メインメモリ：8GB DDR4-2133 DIMM（最大32GB）
ストレージ：512GB SSD SATA3 TLC、2TB HDD 7,200RPM 3.5
光学ドライブ：Blu-rayディスクドライブ
電源：――
OS：Windows 10 Home（64bit）
価格：259,800円（税別）
「OMEN by HP15/17」は、現行のHP OMEN 15-5000 シリーズの後継となるゲーミングノートPCで、従来の15.6インチモデルに加えて、ひとまわり大型の17.3インチモデルの2系統での展開となる。
前回は最薄部15.5mmという薄さをアピールしていたが、実際には部位によって厚みが大きく異なり、最厚部は22.6mmもあった。今回は改めて筐体デザインを一新して、最厚部と重量を前面に押し出す形に変更し、フェアな形でコンペティターとのアドバンテージをアピールしている。
具体的には15インチモデルは最厚部25mm、重量は2.24kgで、一般的な15インチのゲーミングPCより約7mm薄く、約560g軽量としている。17インチモデルについても最厚部30mm、重量2.92kgで、一般的な17インチのゲーミングPCより、約8.5mm薄く、約680g軽量としている。
新たなデザインは、パーツを極力少なく、剛性を重視した「ユニボディ」をより一層進化させ、パーツの継ぎ目がほとんどない美しいフォルムを実現している。赤と黒のツートンカラーと、独自のシャドウメッシュパターンはそのまま変わらず、クールでスタイリッシュなデザインとなっている。
「OMEN by HP15/17」は本日7月11日より発売開始で、価格は「OMEN by HP15」が119,800円、「OMEN by HP17」が149,800円より。
【OMEN by HP 15-ax021TX】
CPU：Core i7-6700HQ
チップセット：――
GPU：GeForce GTX 960M 4GB GDDR5
メインメモリ：8GB DDR4-2133MHz
ストレージ：1TB HDD
光学ドライブ：――
ディスプレイ：15.6インチ非光沢液晶IPSディスプレイ（1,920×1,080表示)
OS：Windows 10 Home（64bit）
サイズ：約384×259×22（最薄部）～25（最厚部）mm（幅×奥行き×厚さ)
重量：約2.24kg
価格：119,800円（税別）
【OMEN by HP 17-w001TX】
CPU：Core i7-6700HQ
チップセット：――
GPU：GeForce GTX 965M 4GB GDDR5
メインメモリ：8GB DDR4-2133MHz
ストレージ：256GB SSD（PCIe NVMe M.2）、1TB HDD(7,200rpm)
光学ドライブ：DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ：17.3インチ非光沢液晶IPSディスプレイ（1,920×1,080表示)
OS：Windows 10 Home（64bit）
サイズ：約418×287×24（最薄部）～30（最厚部）mm（幅×奥行き×厚さ)
重量：約2.92kg
価格：149,800円（税別）
そして3つ目の発表が、OMENとしては新展開となるOMENブランドのゲーミングディスプレイ「OMEN by HP 32 Display」。WQHD（2,560×1,440）の解像度に対応した32インチ非光沢ディスプレイを採用し、応答速度は5ms、周波数は75Hzを確保。AMDのFreeSyncテクノロジーに対応し、ゲームプレイ時に描画速度が落ちてスタッタリングやティアリングが発生するような状況でもスムーズでストレスのない描画を実現する。
入出力端子は、PC用とコンソールゲーム用を複数同時接続できるようにHDMI1.4を2ポート、Display Portを1ポート用意。また、背面にUSB Type Bアップストリームポートを用意することで、ゲーミングPCのUSBポートにアクセスしなくても、ディスプレイ側のUSBポート（USB Type A×2）に接続するだけでUSBデバイスが利用できる。スタンドは標準スタンドに加え、VESA規格に対応したサードパーティーのアームスタンドを装着することもできる。
「OMEN by HP 32 Display」は7月下旬発売予定で、価格は44,800円。
