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敵を追って宇宙まで駆け上がる! 「CALL OF DUTY INFINITE WARFARE」
地上戦や、脅威の宇宙戦闘機「ジャッカル」、0Gでの戦闘描写に注目!
2016年6月15日 19:46
「新作のスペースシューティングか!」と誰もが思ったであろう「CALL OF DUTY INFINITE WARFARE」のPlayStation Press Conferenceでのデモ映像。E3では、ビジネスコーナーでのActivisionブースで、本作のデモプレイをさらに見ることができた。
「CALL OF DUTY INFINITE WARFARE(以下、「INFINITE WARFARE」)」では、現在よりはるかに深く、広く宇宙に進出した人類の“戦い”が描かれる。今作は特に宇宙戦闘機「ジャッカル」が戦いの風景を大きく変えている。シリーズに新しい魅力をもたらす作品である。
援護から大気圏離脱までジャッカルの超性能に驚嘆!
今回はまず“スイスの戦い”、そしてPlayStation Press Conferenceでも見ることができた宇宙空間での戦いを見ることができた。より細かく見ることができた部分もあったのでレポートしていきたい。
プレーヤーは兵士として仲間と共に進軍をしている。空を巨大な“船”が横切ったかと思うと、爆風が襲い、視界が粉じんでふさがれる。咳き込む市民達に退避を指示しながら、主人公達は前進する。仲間の1人には金属に包まれたロボットの姿も見える。
進む先には宇宙船と、煙を吐いている巨大なビルが見える。突然高空からポッドが落ちてきて、中からロボット兵士が現われる。主人公達はロボットに銃弾をたたき込み、倒していく。主人公の使う銃は青い光を放つ。レールガンかエネルギー弾を打ち出すような銃のようだ。弾倉はストックの後部から入れる。
ここからショットガンに持ち替えるシーンがある。ショットガンでは銃身の下部に取り付けられた缶のように見える部分が弾倉になっている。様々な未来武器を見ることができるのも本作の楽しみだ。主人公はグレネードも活用しながら敵を倒し前進していく。
ユニークな武器としては細長い脚を持つ自走型爆弾もある。これは地上に落とすと敵に向かって前進し、敵にとりつくと同時に閃光を放って爆発する。周囲の敵もこの光にひるみ、無防備になる。
また、敵が集まっている場所には左手の前腕に付いているコンピューターで指示を出すことで戦闘機から援護射撃を受けられる。この戦闘機は副パイロットが操縦しており、恐ろしく正確な垂直離着陸機能を発揮し、狭い場所にもまるで空中に浮かんでいるような高い機動力で移動し、主人公を補佐する。
敵がいた中心に近づくとさっきまで空を覆っていた敵の空中戦艦が移動しているのが見える。主人公は援護を受けていた戦闘機に乗り込み空中に飛び上がる。周りには仲間の機体と、味方の船も飛んでいる。前方の敵船は機首を上に向け、エンジンからすさまじい煙を吐いて上昇していく。その姿を見て主人公の戦闘機も、そして仲間の船も上昇していく。そう、これらの船と戦闘機は、そのまま大気圏突破が可能なのだ!
主人公の戦闘機の全身像が映し出される。これはデモ映像で活躍していた宇宙戦闘機なのだ。この戦闘機ジャッカルは、すさまじいVTOL能力に加え、単機での大気圏離脱が可能。まさに「マクロス」のバルキリーのような万能戦闘機なのである。
宇宙に言ってからは見覚えのあるブリーフィング画面、宇宙戦闘へと繋がっていく。そこから前回触れられなかった0Gでの戦闘をチェックしていきたい。宇宙船の周辺は空気も重力もない空間だ。主人公はワイヤーを打ち出し、移動を行なう「グラップリングフック」を活用して移動していく。このフックは敵を突き刺しこちらに引き寄せることも可能だ。
重力描写も興味深いものがあった。格納庫の場所では敵の一団に手榴弾を投げると、その光を放ったところだけ重力が消失し敵が浮かび上がったのだ。まさに“浮き足立ち”身動きが取れなくなった敵はマシンガンの的でしかなかった。
そして格納庫にいる一団に対してはハッチを遠隔ハッキングして開けて、周囲の敵をまとめて宇宙に放出するシーンも見ることができた。最後は開いたハッチの場所に機体を運び込んでいた副パイロットと会話を交わしながら戦闘機に乗り込み、仲間の砲撃で火の玉となる敵艦から急速離脱して終了となった。
非常にカッコイイジャッカルの描写、様々な未来兵器、地上での激しい戦いと、「スター・ウォーズ」のような宇宙での戦いとたっぷりの要素を見ることができた。さらに開発スタッフのインタビューも別稿で掲載するので楽しみにして欲しい。