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おもちゃショーで「S.H.MonsterArts輝響曲 ゴジラ」が咆える!
183cmの巨大ゴジラも商品化進行中!?
2016年6月9日 18:18
バンダイの東京おもちゃショーでのブースでの目玉の1つが「S.H.MonsterArts輝響曲(こうきょうきょく) ゴジラ」である。10月発売予定で、価格19,980円(税込)という高額商品だが、ゴジラファンの“夢の実現”ともいえる、発光・音声ギミックを搭載、会場でも高い注目を集めていた。
「S.H.MonsterArts輝響曲 ゴジラ」は、背びれと口の中が光り、ゴジラ最大の武器である「放射熱線」を発射する姿を再現できるのだ。暗闇を進むゴジラの背びれが丸で稲妻のようにピカリと青白い光を発し、そしてゴジラの大きく開いた口の喉の奥から光があふれ出し、すべてを破壊する「放射熱線」が飛び出す。会場ではわざと暗くしたジオラマの中で、この光の演出、さらに搭載している音声ギミックを楽しめるようになっている。
音声はゴジラの吠え声、足音、さらに「ゴジラ・タイトル」、「ゴジラ対特車隊」の2曲を収録しており劇中の壮大でおどろおどろしいBGMをバックにゴジラをたっぷり眺められるというファンにはたまらない仕掛けになっている。本商品のモチーフは、“生き物らしさを追求した”という「ゴジラvsビオランテ」でのゴジラで、ファンにはおなじみの酒井ゆうじ氏が原型を手がけている。
そして会場で誰もが足を止めてしまうのが全長183cmというゴジラの超巨大フィギュアだ。こちらも原型は酒井ゆうじ氏で、1991年の映画「ゴジラvsキングギドラ」に登場したゴジラをモチーフとしている。“商品化プロジェクト進行中!”というアナウンスがされているのだが、一体いくらになるのか想像もつかない。今後どうなっていくかとても興味が惹かれるプロジェクトだ。
さらに、7月29日公開予定の映画「シン・ゴジラ」のフィギュアも展示されていた。怪獣映画/特撮映画ファンとしても知られる庵野秀氏がゴジラをどう描くのかとても楽しみな映画である。会場ではこのゴジラの姿を映画に先がけて確認できる。腕が小さく、しっぽが異常に長い。そして固まりかけたマグマのように内部部分が赤く輝くカラーリングとなっている。これまでのゴジラの特徴を受け継ぎながらも異質な感じも強い新しいゴジラだ。
このほかアクションフィギュアシリーズ「S.H.MonsterArts」のゴジラ関連も並べられている。歴代ゴジラ、そして登場怪獣のフィギュアが並んでいるのは壮観だ。今年のおもちゃショーは、ゴジラファンにはかなりグッとくるものとなっている。ぜひ会場でチェックして欲しい。