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「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」最新情報公開
2つのファセット「ゴシックコッペリア」と「デモンリーパー」などを紹介
2016年6月16日 15:00
日本一ソフトウェアは、6月23日に発売が近づいてきたPlayStation Vita用RPG「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」の最新情報を公開した。今回は、人形兵や、人形兵の制作と編成、「錬金釜」、「魔女嘆願」、「弟子のメモ」などの詳細が明らかになった。価格は、通常版が、5,980円(税別)、限定版が、7,980円(税別)、DL版が、4,762円(税別)。
「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」は、魔女ドロニアが所有する「1冊の本」となり、ドロニアに従って伝説の地下迷宮を攻略していく1人称視点のダンジョン探索RPG。
ファセット「ゴシックコッペリア」と「デモンリーパー」
プレーヤーは、地下迷宮を攻略するためにドロニアが作り出した「人形兵」を連れている。プレーヤーの手足となって戦う「人形兵」たちには「ファセット」と総称されるさまざまな職種が存在し、各々が特殊な技能を持っている。中でも、ファセット「ゴシックコッペリア」と「デモンリーバー」は、魔女が実験的に生み出した「失敗型」と「実験型」のファセットで、一部性能に欠陥があるものの驚異的な性能を秘めている。この2つのファセットはゲーム初期からは使用できず、物語の進行とともに、特定の条件をクリアすることで使用可能となる。
人形兵の制作には、素体となる「人形」と、動力の核となる「何者かの魂」が必要。制作に使用する「魂」の質が高いほど、人形兵は強い力をもって生み出され、以降の成長幅も大きくなる。「魂」は、迷宮内で入手する「強い思念の宿った特定のアイテム」を分解することで手に入る。人形兵は、制作後に「魂移し」を行なうことで、別のファセットを持つ新たな人形の身体に「魂」を移すことができる。移した後は、レベルが1に戻ってしまうが、一部のスキルを引き継ぎ、より強い人形兵として成長していく。
最大5つの人形兵集団「カヴン」を率いて迷宮に挑め
プレーヤーは、「カヴン」と呼ばれる人形兵の集団を最大5つ連れて迷宮に潜ることができる。1つの「カヴン」は最大8人の人形兵で編成が可能。戦闘では、「カヴン」を1ユニット(5カヴン=5ユニット)として扱い、集団単位で攻撃や防御を実行する。
「カヴン」の編成には、魔女の「結魂書」が必要
「結魂書」は、ガウンの編成に必要なアイテム。「結魂書」には、カヴンに所属できる人形兵の数や配置場所、配置の効果や条件などが記されているため、編成においてどの「結魂書」を用いるかが重要になる。
例えば、「重騎士の結魂書」と呼ばれる「結魂書」は、アタッカーに2人、サポーターに1人の人形兵を配置できるが、配置条件として「アステルナイト」や「マッドラプター」などの特定のファセットを指定してくる。上手く配置条件をクリアすれば「攻撃力」、「命中力」、「回避力」をUPさせる配置効果を得られ、戦闘で優秀なアタッカーとして活躍する。「結魂書」にはさまざまな種類が存在するため、物語の進行や迷宮の探索によって、新たな「結魂書」を入手できる。
5つのカヴンは戦闘時に「前衛」と「後衛」に分かれて戦う。前衛は、敵に狙われやすく、後衛は敵から狙われにくいという特性がある。この特製を利用し、前衛カヴンを防御主体、後衛カヴンを攻撃や回復主体とする戦略を練ることができる。また、人形兵の持つ武器には、それぞれの「射程」が設定されている。得意とする射程で戦うことで、その武器の性能が最大限引き出されるため、射程を意識したカヴンの編成で、前衛、後衛の配置をすることも重要となる。
拠点にある「錬金釜」で人形兵の武器や装備を合成
迷宮探索に必要な物資の一部(回復薬や人形兵の素体)は町の「大商店」で購入可能だが、人形兵の武器や防具は迷宮内で現地調達する。探索の拠点施設には装備品を合成、分解できる「錬金釜」があり、迷宮で入手した装備を掛け合わせてより強力な武器や防具を作り出していくことが可能。
錬金合成
全8種の武器種と、「盾」、「頭」、「胴」、「足」の防具類と装飾品を自由に組み合わせ、強化合成できる設備。強化する装備品に対し最大8個の装備品を合成でき、合成後は別の装備品の合成素材として運用できる。素材となる装備品同士の「性能」や「レアリティ」が高いほど、合成後の装備品は高い能力を持つ。
錬金分解
装備品を分解し、「マナ」へ変換する設備。「マナ」は戦闘で部位を欠損した人形兵の修理や、その他の拠点施設を利用するときに必要となる大切なエネルギー源。地下迷宮では何者かの思念が宿った特殊なアイテム「アーティファクト」を入手することもあり、これを錬金分解することで人形兵の制作に必要な「魂」を抽出することができる。
マナを消費して、魔女嘆願 ドロニアに特別な願いを叶えてもらおう
拠点では、人形兵の制作や装備品の錬金だけでなく、「マナ」を消費することで魔女「ドロニア」に特別な願いを叶えてもらえる。魔女への「嘆願」によって、探索の補助となるMAPスキルや戦闘システム、キャラメイクを拡張するなどの重要な願いを叶えてもらえる。「嘆願」できる内容は、物語の進行とともに増えていく。
$$Clear嘆願によって、使用できるようになるシステム例
【泥の脱出口】
プレーヤーの分身である「レキテイ」が使用可能になるMAPスキル。迷宮内に脱出用のポイントを作成し、拠点とポイントを行き来できるようになる。
【オフェンスフォース&ディフェンスフォース】
同じくレキテイが使用可能になる戦闘補助スキル。戦闘時に人形兵の攻撃と防御を一時的に強化できる。使用回数に限度有り。
【霧のヴェール】
レキテイが使用可能になるMAPスキル。スキル発動中は敵に発見されなくなり、安全に迷宮を進むことができる。
【キャリーオーバー】
レキテイが使用可能になる経験値増加スキル。戦闘後の取得経験値を次回の戦闘リザルトに持ち越すことで、取得時の経験値にボーナスが付くようになる。ただし持ち越し中に敗北・逃走すると持ち越し分は0になる。
【陣形】
戦闘中のカヴンの「前衛」と「後衛」に、「陣形」システムが追加。特定の組み合わせにおいて「陣形」が発動し、「陣形」に応じた効果が得られるようになる。
【性格の追加】
人形制作で設定できる人形兵の「性格」の種類を追加。性格が増加することで、より異なる装備適性や補正を持った人形兵が制作可能になる。
【悪夢の世界へ】
ゲーム難易度をもっとも難しいものに変更。敵の強さやマナの入手量等が変化し、上級者向けの仕様になる。この他にも難易度を変更する、「凡たる世界へ」、「やさしい世界へ」がある。
ドロニアの弟子ルカから、町の人たちの依頼を受けよう
地下迷宮のあるルフラン市には、日々の生活に悩みを抱える様々な人々が住んでいる。魔女ドロニアにとって住人の悩みは興味の無い事柄だが、弟子の「ルカ」がドロニアに内緒で、こっそりと「街の人のお願い」を引き受けてくる。拠点の「弟子のメモ」では、ルカが引き受けた依頼内容を確認し、達成を引き換えに報酬を得ることができる。