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「三国志大戦」最新作の関係者向けお披露目会を開催!

大阪、福岡でも御披露目会を開催

6月3日 開催

会場:セガ本社

 セガ・インタラクティブは6月3日、関係者を招き新作アーケードカードゲーム「三国志大戦」のお披露目会を開催した。2015年にサービス終了した「三国志大戦3 WAR BEGINS」に続くシリーズの最新作のお披露目会ということもあり、イベントには本作に携わったイラストレーターや声優など、多くの関係者が来場。それぞれが思いのままに最新作をプレイしていた。

会場には新たに描き下ろされたカードが額に入れられて展示。また、実物の筐体も登場してプレイすることができた

 「セガ プライベートショー 2016 サマー」の記事でもお伝えしたとおり、本作はライブスクリーンを搭載するなど、筐体を一新。その一方で基本操作、兵種の3すくみ、計略、勝利条件など従来シリーズのシンプルさを踏襲している。今回は魏、呉、蜀のサンプルデッキをお借りして、筆者が会場で実際にプレイを行なったレポートをお送りする。

本作の目玉であるオンデマンド印刷によって印刷されたゲームカード。槍、騎馬、弓の特性を持ったカードを組み合わせてデッキを作る。国の枠を超えた混成も可能になっている

 基本的な操作や8コスト内でデッキを組むというルールは前作までと同じだが、本作から加わった新たな新要素のひとつ「将星」は選択した武将を3人まで強化することができる。「将星」を与えた武将は「将星スキル」と呼ばれる能力を与えられるため、通常よりも強い状態で出撃が可能だ。

デッキの登録画面。筆者は蜀を選択した。カードの情報が大きく表示され、「将星」と「法具」の選択画面へと移行していく。ただし、筆者は初心者のため「将星スキル」をうまく活かすことは難しかったが、戦略においては非常に重要な要素となる。

 基本的なルールは盤面に置いたカードを動かして、画面上の様々な特性を持った部隊を操作、対戦相手の部隊と戦わせながら進軍させて相手の陣地を陥落させるのが目的だ。

 また、本作からは新たな要素として「征圧」と「内乱」が追加されたという。「征圧」は部隊を移動させた軌跡によって、画面右上のミニマップが自軍の色に染まっていくというもの。染まった場所は「征圧領域」と呼ばれており、自分の領域と連動して対戦相手の「内乱ゲージ」が上昇する。ゲージが最大に達すると「内乱」が発生して、直接攻撃をしなくても相手ににダメージを与えることができるのだ。実際に「征圧」を行うためには、敵の攻撃を避けながら大きくカードを動かすことがポイントになる。攻め込まなくてもダメージを与えられるので、筆者は非常に爽快感を感じることができた。

 「征圧領域」をどれだけ増やせるかはカードの「征圧力」というパラメーターに依存している。「征圧力」を重視するか戦力を重視するか……新たな戦術の登場によって、デッキの組み方がこれまでと変わってくるのは間違いないだろう。

右上のミニマップの赤くなっている部分が筆者の征圧しているエリア。筆者は防がれてしまったが、うまくゲージをためれば内乱が発生して敵城にダメージを与えることができる

 戦場では各武将が持つ特殊な技「計略」や戦闘中に1度だけ使える切り札「法具」の存在も重要だ。今回筆者が選択した「法具」は「再起の法」というもので、使用すると撤退した武将の再出撃チャージ時間が極端に短くなるというもの。なお、筆者は窮地に陥った際にこの「法具」を使用したが一時的に、戦況を逆転させることができた。ただし、そのあと相手プレーヤーから、怒涛の攻撃をくらい惜しくも敗北してしまった。

 デッキの構築、カードの動かし方、「計略」と「法具」といった要素に加えて「征圧」「内乱」という新要素も加わり、シンプルながらもより奥深いゲーム性を初心者でも楽しめる作品となっていた。

戦闘後は「法具」の成長画面へ移行。「法具」のカスタマイズなども可能なようだ

 新たな要素を加え、新シリーズとして帰ってきた「三国志大戦」。6月に開催される大阪・福岡でのお披露目会やアーケードで稼働した際にはぜひ新たな「三国志大戦」に触れてみてはいかがだろうか。

 なお、6月に開催されるお披露目会の日程は以下の通り。興味がある人はぜひ会場まで足を運んでいただきたい。

【大阪】
日時:6月7日
会場:マイドームおおさか Bホール2F
住所:大阪市中央区本町橋2-5

【福岡】
日時:6月9日
会場:スカラエスバシオ
住所:福岡市中央区渡辺通り4-8-28