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セガ・インタラクティブ、今冬稼動予定の「三国志大戦」を御披露目
「セガ プライベートショー 2016 サマー」を開催
2016年6月2日 17:26
セガ・インタラクティブは、6月2日に開催した「セガ プライベートショー 2016 サマー」にて、今冬稼動予定のアーケード用リアルタイムカードアクション「三国志大戦」をプレイアブル出展した。
「三国志大戦」は、筐体上の盤面(フラットリーダー)に配置した武将カード(トレーディングカード)を動かしオンライン全国大戦などが楽しめるリアルタイムカードアクション。盤面全体を使ったダイナミックなゲーム性と熱い駆け引きはもちろん、豪華声優陣の起用、人気漫画家/イラストレーターによるカードデザインでも好評を博している。
シリーズ最新作は、筐体デザインを刷新。筐体最上部のライブスクリーンには、新カードや対戦者の紹介、戦況報告、イベント告知など、さまざまな情報が映し出される。ゲーム性では“原点回帰”をうたい、基本操作、兵種の3すくみ、計略、勝利条件など従来シリーズのシンプルさを踏襲。本作は「プレーヤーが目立つ」、「プレーヤー自身がアピールできる」など、これまで以上に連動サービスを強調。ライブスクリーンを活用し、大戦動画の配信、ソーシャルネットワークサービスなどあわせ“プレーヤーがゲームの主役”となれる仕組みを数多く提供していくとしている。
ゲームモードは、オンライン全国大戦、店内大戦、初心者の章(チュートリアル)のほか、他店舗の友人と大戦できる「戦友大戦」、ストーリーとボス戦を組み合わせたシングルモード「義勇モード」、特定の期間だけ遊べるイベントモード「天下統一大会」が用意される。
新ルールは「戦場制圧」と「内乱攻撃」。後述する武将カードには新たに「制圧力」が追加。武将カードを動かすと画面右上にあるミニマップの「制圧領域」が増えていき、優勢状態になると内乱ゲージが上昇。MAXになると内乱が発生し敵城にダメージを与える。会場で試遊した範疇では、いわゆる“奇策”的に制圧を狙っていくには難易度が高く、セオリーどおり戦って優勢をキープし結果として制圧領域を増やしていくのが堅実かつ得策のように感じられた。ただ、このあたりはバランス調整や武将カードの能力でいかようにも変わるため、正式稼動の際に再確認したいところだ。
武将カードは、稼動時150枚を用意。次世代カードシステム「両面オンデマンド印刷」により、短いスパンで新武将カードを順次追加していくという。パラメータには、兵種、武力、知力、特技、計略のほか、前述の新要素「制圧力」、さらには開始前に“将星”を与えることで発動する特殊能力「将星スキル」が登場。制圧力は、デッキの合計制圧力が相手よりも高いと部隊配置可能範囲が拡大。将星スキルは攻撃力アップや槍が伸びるなどさまざまな効果があり、開始前にデッキ内の3武将に与えることができる。
両面オンデマンド印刷により、同一武将でも異なる将星スキル、ホロの有無といったバリエーション違いが登場。なお、払いだされる全カードはすべて個人のAimeに紐付けされるユニーク扱いとなり、トレードは店内ターミナル経由のみとなる。ターミナルでは、ランキング閲覧、リプレイ動画の閲覧や購入、武将カードのトレードや再発行、武将カード・アバター・字軍などのカスタマイズパーツの購入が可能。カードデコも可能で、武将カードのデザインを自分好みにカスタマイズが可能。なお、ターミナルの一部メニューは有料となっている。
プレイ料金は、プレーヤーの多用なニーズに対応すべく1プレイ200円+2戦目のコンティニューが「全国大戦勝利ボーナス 無料でもう一戦!(カード排出なし)」、「ノーマルコンティニュー(カード排出1枚:200円)」、「スペシャルコンティニュー(カード排出2枚:300円)」といった選択制となっている。
(C)SEGA