付いてくる 「これだけではないですよね?」とのMCからの突っ込みに、西山プロデューサーから「Answer×Answer2 プレミアム」制作中の発表があり、短いながらも映像が放映された。「プレミアムなクイズを追加!」、「イベント大会もプレミアム!」、「コミュニケーションもプレミアム!」など、気になるワードが映像に入っていた。新たなクイズ、イベント大会、コミュニケーションが追加されるようだ。
稼動時期は「本格的に雨が降る前には」と西山プロデューサーからポロリとコメントが。梅雨、6月頃に稼動が予想される。今から知識を高めるべく「Answer×Answer2」をプレイして、新バージョン「Answer×Answer2 プレミアム」を迎えたいところだ。
【会場の模様】 |
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左は、特別招待選手として見事決勝戦へ駒を進めたのシュウ選手。中央は、「Answer×Answer2」のプレーヤーでもあるジェントルさん。右は、「Answer×Answer2」プロデューサーの西山泰弘氏 |
■ HALL1000では「三国志大戦」のイベントを開催
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司会進行は名物司会者の深見氏 |
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それぞれホケツノ、ホケツ加藤のゼッケンをつけて登場した、シフクノ君主(左)とオフィス加藤君主(右) |
HALL1000では、「『三国志大戦』ファン感謝イベント~東京湾の宴~」が行なわれた。
まず11時から行なわれたイベントは、「最強君主を探せ! in東京湾」。イベントが始まると、最初にステージに現われたのは「ブービー鍛冶」氏。現われるなり、持ち歌の「鍛冶デンジャラスデッキの歌(仮)」を披露し、会場を微妙な空気に引き込んだ。
ブービー鍛冶氏は13時から行なわれる「覇業への道~Road to Tokyo Bay アジアチャンピオンカーニバル」に日本代表として出場するとのことで、ここではその最終スパーリングとして、「仁義なき青井」君主と対戦した。
アジアチャンピオンカーニバルは「三国志大戦2」で行なわれるため、ここでのスパーリングも「2」で行なわれた。結果はブービー鍛冶君主が善戦するも、仁義なき青井君主の勝利。
続いて行なわれたのは、「教えて!○○先生」のコーナー。「ギャル国史」こと鍛冶谷恵美さんと水山瑠美さんが登場し、この2方と「○○先生」こと「全武将が○○君主」がエキシビジョンマッチを行なう、という内容。
ギャル国史のお二方は、仕事として「三国志大戦」をプレイしているのかと思いきや、鍛冶谷恵美さんはICカード17代目、水山瑠美さんは11代目というかなりのヘビープレーヤー。試合の内容も結果こそ全武将が○○君主の勝利だったものの、一時は追い込む場面もあったりと、なかなか見ごたえのある内容になっていた。
その後にステージに現われたのは、「シフクノ君主」と「オフィス加藤」君主。
もし万が一、何か不測の事態が起きて、これから行なわれる大会に出場できなくなった選手がいた場合に、代理で出場する補欠枠を決めておく必要があるとのことで、その補欠枠を争って、両者の対戦が行なわれた。結果は、中盤にリードしたシフクノ君主が最後まで守りきり勝利し、万が一の場合の補欠参加枠を手に入れた。その後、来場者参加型の「三国志大戦」クイズコーナーが行なわれ、アジアチャンピオンカーニバル開始の13時30分まで一時休憩となった。
■ アジア最強を決めるアジアチャンピオンカーニバル
優勝はシンガポール代表のG君主!!
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解説として参加した、三国志大戦チームプロデューサーの西山氏 |
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同じく三国志大戦チームのディレクター、大原氏 |
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日本代表として参加したブービー鍛冶君主。なぜこの衣装だったのかは不明 |
13時30分からは「覇業への道~Road to Tokyo Bay アジアチャンピオンカーニバル」が行なわれた。ここから解説として、セガの「三国志大戦」シリーズプロデューサーの西山氏、同じくディレクターの大原氏、セガ広報のにしじまん氏、週刊ファミ通のブンブン丸氏が登場。大原氏からは、近日新バージョンの3.13が稼動する旨の告知があった。
この大会はシンガポール、台湾、香港、上海で行なわれた各予選を勝ち上がったプレーヤーと、日本代表のブービー鍛冶君主を加えた8人トーナメント形式で行なわれ、アジア最強のプレーヤーを決めるというもの。アジア各国ではまだ「三国志大戦3」が稼動していないということで、大会は「2」が使用された。
参加選手は香港チャンピオンの「Na☆Lo♪」君主、香港代表の「雄猫」君主、シンガポールチャンピオンの「KaKa」君主、シンガポール代表の「G」君主、台湾チャンピオンの「KEN」君主、台湾代表の「貞殿」君主、上海チャンピオンの「SeeD」君主、日本代表のブービー鍛冶君主の8人。
そのうちベスト4に勝ち上がったのはG君主とKaKa君主、雄猫君主とブービー鍛冶君主の4人。日本代表のブービー鍛冶君主は1回戦を勝ちあがり、笑いを取るだけではなく、実力もしっかりとあるところをアピールできたのではないだろうか。
準決勝第1試合はG君主とKaKa君主の戦い。シンガポール勢同士の対決となった。予選ではG君主、KaKa君主ともに大驀進を軸にしたデッキを組んでいたとのことだが、G君主は今大会は桃園デッキに変えてきたとのこと。この変更が功を奏したか、G君主が序盤、大幅にリードする。KaKa君主は終盤大攻勢をかけ追い上げるも、そのままG君主が凌ぎきって勝利した。
準決勝第2試合は雄猫君主対ブービー鍛冶君主。序盤に雄猫君主が大きくリードし、ブービー鍛冶君主はカウンターを仕掛けて大水計を行なうも攻めきれず、そのまま凌がれて雄猫君主が勝利。惜しくもブービー鍛冶君主はここで敗退となった。
決勝戦はG君主と雄猫君主の対決。序盤にG君主が桃園の誓いで攻勢をかけるも、雄猫君主がうまく守り、攻城は1回で凌ぐ。その後一騎打ちで劉備を撤退させると、そのまま雄猫君主が攻め上がり逆転。一時はそのまま試合終了かと思われたが、残り12カウントでG君主が再度桃園の誓いを使って最後の攻勢をかける。この攻めがうまくはまり、再度逆転。そのまま試合終了し、G君主がアジアチャンピオンの座に輝いた。
表彰式では西山プロデューサーからG君主にトロフィーが授与された。西山プロデューサーは壇上で、「G君主は現地でイベントを開催する際にも積極的に現地の人に声をかけ、人を集めてくれるなど、『三国志大戦』の盛り上げに協力してくれたプレーヤー。そういう人が優勝してくれるのは非常にうれしい」とコメントし、優勝したG君主を祝福した。
また同時に3月23日近辺で、アジアでも「3」にバージョンアップする予定である旨を発表。近々日本ともバージョンがそろうのでは、とのことだった。
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G君主は予選で負けたKaKa君主に勝利。リベンジを果たした | 優勝したG君主には、西山氏からトロフィーが授与された |
■ トッププレーヤーが集結した「激・頂上決戦トーナメント」開催!!
優勝はもんぎゃは団君主!!
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決勝戦は荀銀STO君主(左)ともんぎゃは団君主(右)の対決。一進一退の攻防を制したのは、もんぎゃは団君主 |
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優勝したもんぎゃは団君主には、鉄人の称号が贈られた |
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最後には新バージョンのムービーが上映された。「Version3.5」の文字が確認できる |
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サブタイトルは「猛き鳳凰の天翔」 |
15分の休憩を挟み、15時15分からは「激・頂上決戦トーナメント」が行なわれた。
事前に行なわれた人気投票により選ばれた8人の有名プレーヤーによるトーナメント戦で、参加プレーヤーは「はやて軍団1君主」、「仁義なき青井」君主、「もんぎゃは団」君主、「Box☆」君主、「光嘉」君主、「荀銀STO」君主、「PIMA」君主、「大紅蓮疾風」君主の8人。
1回戦第1試合はもんぎゃは団君主と光嘉君主の対決。序盤からもんぎゃは団君主が攻勢をかけ、リードを奪う。光嘉君主は後半火計からの攻勢をかけるもうまく凌がれ、そのままもんぎゃは団君主が押し切って勝利した。
第2試合は大紅蓮疾風君主とはやて軍団1君主の対決。両者一進一退の攻防で、終盤リードを奪われた大紅蓮疾風君主が攻勢をかけるも、一歩及ばずはやて軍団1君主の勝利。
第3試合はPIMA君主とBOX☆君主の対決。PIMA君主はここで「この大会で優勝したら、結婚します」と宣言するなどして会場を沸かせた。
しかし無情にも、試合はBOX☆君主の勝利。呂布対決はBOX☆君主が制した。
第4試合は荀銀STO君主と仁義なき青井君主の対決。荀銀STO君主はシフクノ君主から最近教わったという新デッキで参戦。対する仁義なき青井君主はここで「ウォーミングアップには物足りない」などと発言し、荀銀STO君主を煽る。
試合は序盤に仁義なき青井君主が攻勢をかけ、リードを奪うも、荀銀STO君主は甘皇后の回復の舞でラインを上げたまま攻め続ける。終盤の一騎打ちも荀銀STO君主が制し、そのまま攻めきって逆転、荀銀STO君主が勝利した。
準決勝第1試合ははやて軍団1君主対もんぎゃは団君主。
先に仕掛けたのははやて軍団1君主。蔡文姫の踊りを使って攻め上がるも攻めきれず、逆にもんぎゃは団君主のカウンターが決まる。そこから一気に攻め上がり、城門を攻城してそのまま落城。波に乗った時の力強さを見せ付けた。
準決勝第2試合は荀銀STO君主対BOX☆君主。BOX☆君主が中盤で先制するも、荀銀STO君主の馬謖がBOX☆君主の呂布を挑発でうまく押さえ込み、終盤で逆転。その後も荀銀STO君主が攻め続け、残り0カウントで落城、勝利。新デッキのポテンシャルの高さをうかがわせた。
決勝戦は荀銀STO君主ともんぎゃは団君主の対決。序盤は荀銀STO君主が主導権を握り、先にリードを奪う。しかし中盤を過ぎてからもんぎゃは君主が一気に攻勢をかける。残り28カウントで攻城し逆転すると、そのままリードを広げペースを奪う。このリードをうまく守りきり、もんぎゃは君主が激戦を制した。
優勝したもんぎゃは君主には、その後西山プロデューサーから優勝トロフィーが送られ、その後優勝者に贈られる称号の発表に移った。贈られた称号は「鉄人」。贈られたもんぎゃは君主は今の気持ちを尋ねられると、「うれしいとしかいいようがない」と優勝の喜びを語った。
西山プロデューサーは大会の締めの言葉として、「自分達はゲームの仕様を作っているが、ゲームそのものはプレーヤーの皆さんが支えてくれているものと感じている。皆さんの『三国志大戦』だと思っているので、これからもよろしくお願いします」とコメントし、感謝の意を述べた。
さらには「この大会で優勝したら結婚します」とコメントしていたPIMA君主を壇上に呼び、優勝はできなかったけれども結婚宣言をさせるなど、アットホームな場面も見られた。プレーヤーと運営側が一体となった、良い大会だったのではないだろうか。
その後はサプライズ情報として、今後公式の全国大会が行なわれること、「三国志大戦」チームでは歴史カードゲーム「歴史大戦 ゲッテンカ」を開発中であること、さらには「三国志大戦」の新バージョンは現在鋭意開発中である旨などが発表された。新バージョンの稼動時期などについては、まだ未定のようだ。公開されたムービーでは「Version 3.5」という文字と、サブタイトルの「猛き鳳凰の天翔」という文字が読み取れた。
最後は再度ブービー鍛冶氏が登場し、開幕と同様「鍛冶デンジャラスデッキの歌(仮)」を披露。これをBGMに、閉幕となった。
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集まったプレーヤーは実力者揃い。行なわれた7試合の全ての試合が名勝負だった |
■ 収録秘話やクイズ・カルト龍で盛り上がった「龍が如く3大ヒット御礼!神室町RADIO STATION 特別編」
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神室町RADIO STATIONには、黒田崇矢さん(桐生一馬 役)と宇垣秀成さんは欠かせない |
14時30分からは、黒田崇矢さん(桐生一馬 役)、宇垣秀成さん(真島吾朗 役)、セガ横山昌義氏(シナリオ・演出担当)が登場し、神室町RADIO STATION 特別編が行なわれた。この特別編は「やっぱ遊びな祭 09」限りのもので、配信は予定されていない。会場に駆けつけたファンのみに向けた特別なステージとなった。
収録秘話の話題では、黒田さんは「カラオケのシーンが大変だった。無理矢理やらされて、イライラしながらもそれを抑えて、楽しげな声を収録するのは本当に大変だった」と苦笑交じりにコメント。どんなシーンかはプレイしたことがある人にはよくわかるだろう。筆者は桐生一馬が1人でカラオケに行き、合いの手を全力でする姿が楽しくて、何度も延長してしまったほどだ。宇垣さんからは「実際は江戸っ子なので、関西弁で喋るのが難しかった。最終的には関西弁というより、真島独特のしゃべり方として台詞を収録した」とコメント。横山氏からは「『龍が如く』シリーズは、豪華なキャスティングがされているが、もう4作目なので収録はあまり緊張しないのに、渡哲也さんの時だけは汗が滝のように流れた」と語った。
神室町RADIO STATION恒例の大人の悩み相談室では、20歳ながら30代や40代の男性を好きになってしまう女性からの、10歳以上年下の女性は嫌ですか? との相談に、「こういう女性がいることは本当に嬉しいことです」、「嫌じゃないです。貴女は素晴らしい!」と名解答? が飛び出していた。
豪華商品がもらえる「クイズ・カルト龍」では、モザイクがかかったキャラクターを見て、誰かを当てるキャラクター当てクイズなど、マニアックなクイズが出題されたが、会場に駆けつけたファン達はスラスラと答えていた。「龍が如く」シリーズへの並々ならぬ愛ゆえだろう。
最後に、横山氏は「1時間があっという間に過ぎてしまうほど楽しかった。みなさんの前で喋る機会が無いので、またやりたい」、宇垣さん「これだけ多くの人が集まってくれて嬉しい。『龍が如く』が4、5と続くように、友達に『龍が如く』を宣伝して欲しい」、黒田さん「みなさんのシリーズへの愛が伝わってきた。シリーズが続くかどうかわかりませんが、応援してください」とのコメントがあり、会場からは大きな拍手が沸き起こった。「3」が発売されたばかりにも関わらず、続編への要望が高い本作。続編の発表に期待したい。
【会場の模様】 |
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左はセガ横山昌義氏(シナリオ・演出担当)。中央はキャラクター当てクイズの模様。実は桐生一馬ではなく、「龍が如く2」に登場したニセ桐生が正解 |
■ セガのイベントの最後はやっぱり[H.]ライブ
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熱いライブで毎回セガのイベントを締めくくる[H.]ライブ。これが無ければ終われない! |
16時00分からは、セガのサウンドチームによるユニット[H.]のライブ。セガのイベントの最後には、[H.]のライブが欠かせないだろう。カリスマン光吉氏やHiro師匠といったいつものメンバーに、スーパーゲストとして、中学生ドラマー詠世さんが参加し、「やっぱ遊びな祭 09」を盛大に締めくくった。
今回演奏されたのは以下の7曲。
- Intro Cretaceous Vanquisher (古代王者 恐竜キング)
- 2曲目 Space Hurrier (スペースハリアー)
- 3曲目 D2A (龍が如く3)
- 4曲目 Answer Answer (Answer×Answer)
- 5曲目 Let's Go Away (デイトナUSA)
- 6曲目 君は人の為にレンタヒーローになれるか (レンタヒーロー)
~アンコール~
- 7曲目 甲斐がたりないぜ2009 (バーチャファイター)
新旧のタイトルから選ばれた名曲達(「甲斐がたりないぜ2009」は甲斐孝博さんが「愛がたりないぜ」をアレンジしたための曲名であり、誤植ではない)。会場でこれだけ熱いライブを聴けたお客さんは幸せだったのではなかろうか。筆者は、特に思い入れのある「Let's Go Away」を聴いて、込み上げるものを抑えるのに必死であった。
そう、この「Let's Go Away」が今回演奏されたのには理由があった。デイトナUSA15周年記念アルバム「LET'S GO AWAY」が近日発売されることが決定したのだ。続報に期待したい。
次回のセガイベントでもきっと[H.]のライブが行なわれることだろう。また、彼らに会える日が楽しみだ。
【会場の模様】 |
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左は中学生ドラマー詠世さん。中学生ながら、凄腕のドラマーだ。中央は[H.]Tシャツを忘れた罰ゲームで白鳥を被っている庄司英徳氏 |
(C)SEGA