インタビュー

PS4「New みんなのGOLF」クリエイターインタビュー

ワイワイ遊べる新モード「Capture The Flag」を初体験!

1月29日〜2月2日開催



会場:台北世貿一館

 プレイステーションを代表する人気ゴルフゲーム「みんなのGOLF」シリーズ最新作「New みんなのGOLF」が、ついにPS4にやってくる。東京ゲームショウでの発表と同時に中文化も発表され、台湾でも日本と同じ2016年の発売が予定されている。ビジネスモデルは明らかになっていないが、従来作と同様、パッケージ+コンテンツ課金になる見込み。本稿では「New みんなのGOLF」初試遊のインプレッションと、「New みんなのGOLF」アソシエイトプロデューサーの荒木令奈氏と、クラップハンズ秋山徹浩氏のおふたりへのインタビューの模様をまとめてお伝えしたい。

 Taipei Game Show初日に行なわれたSCETのオープニングイベントでは、「New みんなのGOLF」の繁体中文化された最新バージョンをプレイアブル出展するだけでなく、会場特別限定コンテンツとして、SCET総経理江口達雄氏をモチーフにした「小江」と、SCETのマスコットキャラクター藍ちゃんをモチーフにした「小藍」でプレイできる特別バージョンを出展することが明らかにされた。現時点ではあくまでTaipei Game Show限定ということだが、反響次第では製品版にプリインストールしたり、追加コンテンツとして配信することも検討しているようだ。

【小江と小藍】
江口氏と藍ちゃんがゲームキャラクターに。なかなか似てる?

 今回、SCETブースでプレイできたのは、PlayStation Experienceで発表されたオンラインモード「Capture The Flag」。赤と青の2チームに分かれ、制限時間内にできるだけ多くホールを巡って得点を稼ぎ、点数の高いチームがホール(フラッグ)をゲット、フラッグをより多く獲得したチームが勝利というチーム対戦ゲームとなる。

 今作ではゴルフコースはオープンワールドになっており、9ホール分の空間を自由に移動できるようになっている。歩いたり、走ったり、カートで走行したり、移動の仕方は様々で、クラブハウスを出たところから、希望するホールのティーインググラウンド(ホール毎にあるティーショットを打つスタート地点)まで実際に移動してティーショットを開始する形になる。

 今回のマルチプレイモードは、300秒の制限時間があるため、もたもたしているとその分チームが不利になるので、急いでカートを呼び出してカートでティーインググラウンドへ向かう形になる。

 ゴルフそのものは、良くも悪くも慣れ親しんだ「みんゴル」そのまま。カップまでの距離とボールの状況に応じて自動で設定されたクラブを手に、ボタンをタイミングよく2度押して打つパワーと正確さを設定してショットするというもっともオーソドックスなスタイルでプレイした。

 8人での同時進行でのマルチプレイのため、場合によってはこちらのティーショット中にカートが突っ込んできたり、キャラクターが横切ったり、なかなかせわしないゴチャゴチャ感が楽しい。非同期マルチプレイのため他のメンバーの行動に束縛されないため、マイペースで遊べるのもいい。

 今回のデモでは3ホールまでしか開放されておらず、1ホールから順番に3ホール分プレイしたところでタイムアップとなったが、実際はもっと多くの人数、もっと多くのホールでプレイできるようで、さらにゴチャゴチャしたマルチプレイになるようだ。

【「New みんなのGOLF」試遊コーナー】

「New みんなのGOLF」クリエイターインタビュー

「New みんなのGOLF」アソシエイトプロデューサーの荒木令奈氏
開発を担当するクラップハンズの秋山徹浩氏

――「New みんなのGOLF」は東京ゲームショウ2015で発表されてから現在まで開発の進捗はどうですか?

荒木令奈氏:TGSでは映像だけの出展だけだったので、プレイアブルはPSXが最初で、それに続いて2回目となります。

――ゴルフというスポーツは台湾ではあまり普及していませんが、どのようにゲームをアピールしていくつもりですか?

荒木氏:ゴルフを知らない方でも楽しめるというコンセプトでもともと作っていますが、今回の「NEWみんゴル」は特にそれを意識して作っています。ガチのゴルフだけじゃなくて、ゲームならではのルールを入れて、初心者でも楽しめるようなモードもあるので、本当に初心者でも気軽に楽しめるんじゃないかと思います。

――今回デモをプレイしたが遊び方がよくわかりませんでした。本編はチュートリアルは収録していますか?

荒木氏:もちろん予定しています。

秋山徹浩氏:今回、デモのプレイ時間も短いので、そんなに詳しいところまで説明できなかったんですが、「ゴルフわかりません!」という方こそ楽しんでいただきたいなと、その結果、本物のゴルフに興味をもってもらったら嬉しいです。

――タイトルに付けた“NEW”とはどういう意味ですか?

荒木氏:ナンバリングとしては1から6まで制作してきたんですが、これまでとは最大級の変化を遂げるのでNEWと生まれ変わりたいという想いでNEWと付けました。

秋山氏:PS4ということで、過去のシリーズをプレイしていない方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう方こそウェルカムだと思っています。ぜひぜひNEWから楽しんでもらいたいです。もちろんシリーズ経験者もちゃんと楽しんで貰えるように作ってますのでそこはお楽しみに。

――本編のオンラインモードは、先ほどのデモのように2チームに分かれて行なうモードしかないのですか?

荒木氏:いえ、従来通りの全国大会というか、オンラインに繋いでいる人が腕前を競うような、フォーマルな大会は用意しつつ、TPGSで遊べるデモは、たまに遊べるイベントのような形での実装を考えています。

――チーム戦のような遊び方だと、AチームとBチームに実力差があるとバランスが取れないと思いますが、どうするつもりですか?

荒木氏:もちろん、ゴルフの上手い下手は関係してはきますが、チームの戦略によって、みんなでまとめてホール1だけを攻略しようと決めて揃って攻略していったりできます。攻略方法によっては、そんなにゴルフがうまくなくても勝てる可能性があるような作りになっています。

――対戦モードでのチーム分けはどのように決められますか?

荒木氏:今回のバージョンはランダムでチーム分けされます。

――他のゲームでは、Aチームに上手い人が入った場合、Bチームに同じぐらいの人が入るように調整されますが、そのようなシステムはありますか?

秋山氏:具体的な方法はまだお答えできないですね。もちろん、そういうケースはあると思いますし、ほかのゲームでそういうシステムがあるのも承知しているので、何らかの形でそういう心配がないような気軽に楽しんでいただける形にしていきたいです。

――デモプレイではホール1は打ちやすかったんですが、みんなホール1に行ってしまうと思うのですが、そういう遊び方でいいのですか?

荒木氏:もちろん、簡単なホール、難しいホールはありますが、たとえば誰も得点を取ってないホールで1位を取れば、そのホールを自分のものにできるので、「キャプチャーザフラッグ」ではみんながやっていないホールを攻略するのがカギになるので、そうやって遊べばどのホールも楽しめると思います。

秋山氏:たとえば1番ホールを7人がやっていますと、点数も拮抗している中で、1人だけ2番ホールやると、2番ホールは1人がやった時点でそのチームの得点になるので、みんなでやっているところに行くことが良い場合、悪い場合があるので、その辺の作戦をチームで練りながら遊んでいただくと、実力的に低い場合でも勝てることがあるかもしれません。

――今回、江口さんと藍ちゃんが遊べますが、有名人を収録する予定はありますか?

荒木氏:有名人のキャラクターを作るということはプロモーションの一環として考えています。皆さん自身でもキャラクターカスタマイズシステムで似たキャラクターを作れるのでぜひ試していただきたいと思っています。

――PlayStation VRに対応する予定はありますか?

荒木氏:今のところ、その予定はありませんが、追って検討していきたいと思っています。

(中村聖司)