米国ステレオD社の共同設立者にして最高技術責任者であり、業界団体3Dコンソーシアムの事務局長を勤める泉邦昭氏。長年にわたって3D立体視の研究・発展・普及に尽力してきた立場から、NVIDIAの「3D Vision」、ASUSの「G51Jx 3D」といった消費者向け製品の登場を高く評価。また、かつての実験的な立体視ブームとは本質的に異なる点として、テクノロジーの進歩によりハイクオリティな体験を提供できるようになったことや、3D映像製作技術の一般化により膨大なコンテンツを供給できる状況が整ったことなどを上げ、「3D表現は人類の文化・文明に転機をもたらす」と論じた