ルールは10分切れ負け、ハンデ無しの真剣勝負。「日本の女流棋士でも十指に入る実力者(鈴木八段)」という藤田女流初段は、開始前から居飛車を宣言。アマ5段の腕前を持つ柴田先生は「もちろん華々しく散ります」と玉砕モード。DSの対局機能を使い、鈴木八段の解説という豪華なシチュエーションで対局開始。動かせる部分は色で表示されるため、はた目にもわかりやすい。柴田先生は、鈴木八段と練習したというハチワンシステムを展開。柴田先生の実力がわからないため、序盤からあわせにいってしまったという藤田女流初段。中盤までは、積極的な攻めに出た柴田先生が7:3でリードする展開。果敢な反撃でさすがの粘りを見せる藤田女流初段だが、大熱戦の末に柴田先生が勝利! 対局はとてもスムーズで、鈴木八段も「(打ち合わせのときに)柴田先生は将棋盤を持ってくるんですが、次からはDSで!」というほど