「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【連載第11回】「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【極王モグル・モグXII世】

フルパーティ(8人用)コンテンツ

平均アイテムレベル:80以上

制限時間:60分

剣モグ「俺の怒りが有頂天になった」――これで勝つる!

 ここまでは殺す心配ばかりをしていたが、本当は殺される心配をしなければならない。家臣団も約1名を除いて、「ケツにグッサリだクポ!」とか「供物にしてやるクポー!」などと殺る気まんまんなのだ。

 どの家臣も、「ポンポン・ホーリー」や「レイン・オブ・デス」、「ポンポンフレア」と個別にも痛い攻撃を使うが、「家臣たちよ、連携して戦うべしクポーッ!」という極王の命令で仕掛けてくる連係攻撃は要注意だ。その中でも「モグモグ・デルタアタック」や毒沼連携「有頂天」や、連携「モグリーゴーランド」、「モグルメテオ」などは非常に危険だ。

 「モグモグ・デルタアタック」は、弓・シーフ・吟遊詩人の3匹が「三角関係クポ!」などといいながら広い三角形のフィールドを作って、中にいるプレーヤーに大打撃を与える技だ。範囲が表示されてから発動までが非常に短いので見てからでは逃げられないうえに、タンク以外が被弾すれば4,000前後のダメージを食らう。中央辺りに陣取りがちなヒーラー、遠隔DPSは被弾しやすいので要注意だ。

 毒沼連携「有頂天」はフェーズ3に剣モグがシーフ、弓と連携して使ってくる。、シーフが毒沼を発生させたところに、剣モグが「有頂天」という技で3人を集める。しばらくの間は毒沼の中で制御不能になるところに、弓モグが「レイン・オブ・デス」で3人にランダム攻撃をかける。沼のDoTも痛いが、ヒーラーが巻き込まれてしまうと事故が起きやすいので、剣モグが「今がチャンスクポ!」などと言いだしたらDPSがヒーラーと剣モグの間に入った方がいい。

 連携「モグリーゴーランド」は、斧モグの「モグリーゴーランド」という全体技に、白モグの「ポンポンホーリー」と黒モグの「モグの呪い」が重なる。危ないのは呪いを受けたときに2人につく「モグルグル」というデバフで、エスナで消さずに「モグリーゴーランド」を受けると即死する。

 そして、「モグルメテオ」は2度目の「モグレスオブリージュ」の後家臣全員が連携する大技だ。全体に約4,000のダメージがくるので、ヒーラー2名が全体回復を合わせたり、陣を張ったりと準備が必要だ。

 極モグは、ランダムターゲットで攻撃してくる家臣が多いので、タンクが痛くて固定しやすい剣モグ、斧モグと極王を抑えるのに専念する。具体的な動きでいうと、磁石で張り付いたみたいに、外周に添ってぐるぐる回るお仕事だ。

 剣モグと斧モグは、2人のタンクが1匹ずつ担当する。この2匹を近づけると、光と闇が交わり最強になってしまうので、決して近づけてはいけない。剣モグは「ライト・オブ・モグ」という攻撃で「モグ闇過敏症」というデバフを、斧モグは「シャドー・オブ・モグ」という攻撃で「モグ光過敏症」というデバフを付けてくる。「モグ光過敏症」が付いた状態で「ライト・オブ・モグ」を受けると、とても痛い。その逆もしかりだ。

 極王は交代で受け持つ。極王の近くにいるモグには、一定時間が経つと「闘魂」というバフがついて与ダメージとHP回復量が増加する。このバフは蓄積型で、近くにいたらどんどん貯まっていく。5以上貯まってしまうと耐えるのが苦しくなってくるので、剣モグと斧モグが同時に食らわないようにするためにも距離を取っておかなくてはいけない。

 余談だが、筆者は初めて「極モグ」に行った時、タンクスイッチをとても甘く見ていた。「バフ切れたらスイッチで」と言われて「はい!」と答えたはいいが、誰に付いている何のバフなのか確認しなかった。まあ自分か、相方のタンクか、極王あたりかなと軽く考えていたらどこにもそれらしいバフが付かず、いつ付くんだろう? とのんびり構えているうちに、相方のタンクが落ちてパーティーが壊滅。がっつり怒られたという悲しい経験がある。皆様はくれぐれも、適当に初めて筆者の轍を踏まないで欲しい。

そして再びモーグリをいとおしむ日々……

2回目の「モグレス・オブリージュ」の直後に使ってくる「モグルメテオ」は、落ちてくるスピードがたぶんメテオ中最速だ

 モーグリの痛い技はどれも発動が早いが、すべてまずはセリフから始まるのでセリフに気付くことができれば回避自体は難しくない。どのセリフでどの技がくるかを把握して、先読みで動くことがダメージを減らすコツだ。

 「極モグ」のドロップアイテムは「FF」シリーズではおなじみのリボンだ。MMOなのでクラスによって性能の違いはあるが、何よりデザインがいい。女性にはドレスに似合う可愛いアイテム。男性には素敵な紳士のアイテムとして、きっと愛用されることだろう。

 討伐に慣れてくれば、あれほど憎かったモーグリたちがまた可愛く見えてくる。極王ですら、へんなポーズを付ける登場シーンが見たくてカットシーンを飛ばさず見たりするほどに。遊園地のような楽しげなBGMと、次にどの連携技がくるかわからないランダム性の高さはどちらも心をウキウキさせてくれる。

 6月ところ人気のせいでDPSでは少々マッチングし辛い状況だが、タンクならほぼ即シャキなので、ぜひぜひタンクで参加してDPSの待ち時間短縮に協力をお願いしたい。

(石井聡)