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恐竜や宇宙人を引き裂き倒せ! 「Turok: Origins」プレビュー&インタビュー 肉弾戦が強いアクションシューティング【TGS2026】

【Turok: Origins】
発売日・価格未定

 Saber Interactiveが開発するPS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2/PC用アクションアドベンチャー「Turok: Origins」は、1997年に生まれた「Turok(テュロック)」シリーズ最新作だ。爬虫類人類と巨大な恐竜と、人間が戦いを繰り広げるという同名コミックから生まれたゲームで人気を博した。「Turok: Origins」は新たなチームで制作され、IPを受け継ぐ19年ぶりの新作となる。

 「これまでのシリーズのリスペクトと共に、新しい楽しさをユーザーに感じてほしい」という「Turok: Origins」はプレーヤーキャラクターに“ネイティブアメリカン”の要素を濃く投入。トマホークや弓を使って激しく敵と戦うゲームとなった。今回は日本語字幕版をプレイすることができた。

 今回はゲーム序盤を体験できた上に、ディレクターのJesús Iglesias氏と、プロデューサーのInes Guerra Lopez氏にゲームへのこだわりを聞くことができた。

ディレクターのJesús Iglesias氏(左)と、プロデューサーのInes Guerra Lopez氏(右)にインタビューを行った

迫力のとどめ攻撃! 強大な恐竜との戦い

 「Turok: Origins」は銀河の人間を全滅させようとしている恐るべきエイリアン・ゼニア(Xenia)と戦う物語だ。プレーヤーは人類滅亡を救う戦士となり、ゼニアと彼らが使役する恐竜と戦う。

【多彩なとどめ攻撃、巨大なティラノサウルス! 「Turok: Origins」の魅力】

 ゲームではプレーヤーキャラクターに「レイヴン(カラス)」、「クーガー」、「バイソン」の3タイプから1つの特性を持たせる。「Turok: Origins」の戦士達は「ネイティブアメリカン」の特性を強く持たせているという。3つのクラスは彼らが信仰していた精霊信仰に基づくもので、戦士達の外見にも入れ墨や特徴的な髪型、服装などに民族的な要素が盛り込まれている。

 ゲームとしての「Turok: Origins」はシューティングを中心としたアクションアドベンチャーだ。TPSとFPSを自由に切り替えができる。敵との戦いの時はFPS、足場をジャンプする際などはTPSなど使い分けるのも良さそうだ。今回はシングルプレイの体験だったが、最大3人での協力プレイが可能。ソロプレイでも仲間を2人連れて戦うことが可能になるとのこと。

最大3人での協力プレイが可能。今回はソロプレイでの体験だったが、2人のNPCが参加するプレイも楽しめるという
強力な接近戦でのフィニッシュ攻撃。派手な演出が大きな魅力だ

 3つのクラスでは使用する武器が異なる。今回使用したのは「レイヴン」のキャラクター。アサルトライフルと弓を使う。弓はかなり高威力だった。面白いのは近接攻撃が非常に強力なところ。近づいてきた敵に斧を振り下ろし攻撃するのが爽快だった。とどめ用のアニメーションも用意されており、演出にかなり力が入っていた。

 特にユニークなのが「セレブラルボア(Cerebral Bore)」という名前の第3の射撃武器。敵の”脳”をロックオンし、頭に突き刺さり爆発させる武器だ。この武器は「Turok」で人気の高い武器で、こういったシリーズファンにぐっとくる要素も注目ポイントとのことだ。キャラクターはさらに一定時間攻撃力を上げたりするスキルなども取得できる。

弓などネイティブアメリカンの要素を取り入れている
巨大なティラノサウルスのボスだ

 今回体験できたボスは巨大なティラノサウルス型ボス。目の前で巨大なボスが歯をむき、尻尾をくねらせ攻撃してくるのは大迫力だった。演出はかなり派手で爽快な戦いが楽しめる作品だという印象をもった。

 今回のプレスキットの映像では多彩なスキルも見ることができた。様々なスキルを駆使して敵と戦う作品である。発売が楽しみだ。

ネイティブアメリカンのアドバイザーも参加したこだわりの世界観

――最初に「Turok」というIPが19年の時を超えて復活した復活した理由を教えてください。

Igleaias氏:恐竜、宇宙人、壮大な未来世界を描く物語のスケール、強大な敵との激しいバトル……。この「Turok」ならではの方程式がとても魅力的だったんです。初期の作品は本当に大きなヒットを記録したけど、続篇で人気が下降し、途切れてしまった。私たちは「Turok」の初期の魅力をもう一度見つめ直し、現代にアップデートしようと考えました。

 私たち開発チームは過去のシリーズを手掛けたスタッフではありません。私はファンでしたが(笑)。だからこそ「Turok」というIPを見つめ直し、原点が持っていた面白さを蘇らせたいと考えました。そして特に「ネイティブ・アメリカン」という要素を強く盛り込んだ作品として方向性を決めました。

ディレクターのJesús Iglesias氏
プロデューサーのInes Guerra Lopez氏

――作中でも、弓やトマホーク、キャラクターの外見などにその要素は感じました。

Igleaias氏:本作の時代設定は初代「Turok」より前の時代を扱っています。戦士Turokは「未来のネイティブ・アメリカン」という立ち位置にしました。設定にはネイティブ・アメリカンのコンサルタントを雇い、彼のアドバイスを活かしています。

 例えば近接武器、これがとてもネイティブ・アメリカンの要素が強く出ています。弓矢もそうですし、ウォー・クラブ(棍棒)もあります。クラスが3つあって、「レイヴン(カラス)」、「クーガー」、「バイソン」。ネイティブ・アメリカンの精神的な部分にそれぞれが繋がっているクラスになってます。ネイティブ・アメリカンの文化は霊的な部分との繋がりがありますので、そういった動物との繋がりですね。自分の戦い方に直結している形になります。

キャラクターの武器、服装、ネイティブ・アメリカンの要素が本作の魅力

――アクション要素など、ゲームのメカニズムもとても面白いと感じました。

Igleaias氏:ゲームでは高低差のあるフィールドでの探索要素があります。初代「Turok」で好評だった要素です。今回体験していただいたのはジャングルですが、様々な惑星に旅をして、生態系がまったく異なる場所に行きます。砂漠もありますし、古代遺跡もあります。とても没入感のある世界観を楽しめます。

――TPS視点とFPS視点が切り替えられるのが新鮮でした。TPSではアクションで足場が見やすく、FPSでは迫力のある戦いが楽しめました。

Igleaias氏:私自身はコアなFPSプレーヤーなんですけどね(笑)。実は今の時代だと、統計数値で75%のプレーヤーがTPSを好む傾向があるんです。なのでどちらでもしっかり楽しむように作っています。

 視点を切り替えることで、プレイにバリエーションが出る。TPSで遊びつつも、遠くに敵がいる場合にFPSで狙撃するなど、様々な場面で臨場感や、プレイ感が変わってくる。視点を切り替えて楽しんでほしいです。

 他のゲームはあまりそんなことしないと思うんですよね。というのも実際2つのゲームを作っているようなものなので(笑)。

――ゲーム内で特にオススメの要素は何でしょうか?

Igleaias氏:やはりボス戦です。大迫力ですし、色々なアイディアを盛り込んでいます。

Lopez氏:私はとどめ演出です。どれもド派手で、ぜひ注目してほしいです。各クラス独自のユニークな近接武器があって、それぞれの近接武器にユニークなフィニッシャーが載ってます。そのバリエーションをすべて見ていくのが楽しいです。

――Lopezさんはプロデューサーとして、日本のユーザーにとっての魅力はどこにあると思われますか?

Lopez氏:私はNintendo Switch2版が特に日本のユーザーに刺さるのではないかと思うんです。本作はオンラインでの3人協力プレイが可能なのですが、Nintendo Switch2版は本体を持ち寄った通信プレイが可能なのです。目の前で友人と遊ぶのは新鮮な感触があると思います。

Igleaias氏:協力プレイは「Turok: Origins」の大きな魅力です。3人での協力プレイというのも昨今のゲームの傾向を研究して導き出しました。クラスによって盾役が得意だったり、攻撃特化だったりするので、協力プレイだとよりキャラクターの特性を活かしたプレイができます。

 ちなみに本作ではソロプレイでも仲間のNPCを連れて戦うようになっていて、擬似的なパーティープレイを楽しみながらプレイしていきます。

多彩なフィールドも楽しみだ

――本作を楽しみにしているユーザーへのメッセージを。

Igleaias氏:とても臨場感のある楽しい体験がオススメポイントです。1人でもできますし、フレンドとも遊べます。ストーリーもとても魅力ですし、旧シリーズとの繋がりも楽しめます。素晴らしい世界、いろんな美しい生物、ぜひ世界を楽しんでください。

Lopez氏:「ロストランド」に戻って来るのはとても楽しいです。多彩な惑星、それぞれの生物相、そして多彩な種類の恐竜やエイリアン。それを打ち倒す楽しさを存分に味わってください。

――ありがとうございました。