ニュース
「シャア専用オーリス」10月1日より市販決定!
カスタマイズを前面に押し出したこだわりのコンセプトで登場
(2013/8/26 18:35)
トヨタマーケティングジャパンは、「オーリス」をベースに、トヨタモデリスタインターナショナルのデザイン・製造により、「機動戦士ガンダム」とコラボレーションした「シャア専用オーリス」を10月1日より市販する。8月26日より先行予約の受付を開始した。
市販モデルの制作にあたっては、1月に設立したバーチャルカンパニー「ジオニックトヨタ」の社員のアイデアや意見を反映。「隊長機に相応しいブレードアンテナは必須」、「ナビや起動音の音にこだわってほしい」、「シャアと言えば3倍の速さ」、などの商品性が多岐に渡ったことから、市販バージョンは「パーソナルカスタマイズ」をコンセプトに、19種類のオリジナルパーツの中から、こだわりに合わせて選択、プラモデルを楽しむように組み合わせ、装飾を施すことにより、オーナーごとの「シャア専用オーリス」を創り上げることを可能とした。
赤をモチーフとした内外装パーツに加え、キーケースや車検証入れのようなアクセサリー、更にシャア・アズナブルが道中語りかけてくるカーナビ「シャア専用オーリスナビ(数量限定)」など、ジオニックトヨタオリジナルの商品を多数用意している。
【販売パーツ】 | |||
---|---|---|---|
モデリスタパーツ | CHAR’S CUSTOMIZE 【シャア専用カスタマイズ】 | 1 | シャア専用エアロキット |
2 | フロントスポイラー | ||
3 | サイドスカート | ||
4 | テールエンドユニット(リアスラスタータイプ) | ||
5 | シャア専用SIIDコクピットパネル | ||
ZEONIC TOYOTA CUSTOMIZE 【ジオニックトヨタカスタマイズ】 | 6 | ZT指揮官用ブレードアンテナ | |
7 | ZTグリルガーニッシュ[ブラックアウト&LED] | ||
8 | ZTコーションラベル&マーキングデカールセット | ||
9 | ZTエンブレム | ||
10 | ローダウンスプリング | ||
11 | ZT18インチアルミホイール&タイヤセット | ||
12 | ZTセンターキャップセット(トヨタ純正ホイール専用) | ||
13 | ZTステアリング(パーフォレーションレザー) | ||
14 | ZTシフトグリップ(パーフォレーションレザー) | ||
15 | ZTエンジンスタータースイッチ | ||
16 | ZTキーケース | ||
17 | ZT車検証ケース | ||
トヨタ 純正用品 | CHAR’S COCKPIT ITEM 【シャア専用コクピット】 | 18 | シャア専用オーリスナビ「NSZT-W62G」※ (G-BOOK mX モデル/G-BOOK mX Proモデル) |
19 | シャア専用オーリスフロアマット※ |
※18「シャア専用オーリスナビ」および19「シャア専用オーリスフロアマット」は数量限定販売(900台)となる。
パーツ価格の合計は809,550円(取り付け費等は別)となるが、ベース車両込みの価格や、パーツ装着可/不可等は公式サイトを確認いただきたい。
コンセプトバージョンから市販バージョンになるにあたり、マットフィニッシュダークレッド(ダークレッドマイカメタリック+つや消し70%塗装)の「シャア専用エアロキット」は下回りをカバーすることで、「ザク」をはじめとしたジオン公国軍の2トーンカラーをイメージしたものに。
ブレードアンテナは前後可倒式に、コクピットパネルが発光式に、各種スポイラーはイメージを継承しつつ、実働に即した形にリファインされている。例えば、テールエンドユニットのマフラーは4本中3本がダミーで、1本が市販バージョンのマフラーをセットできるようになっている。また、ZTエンブレムは非発光式に改められている。ローダウンスプリングに関しては、車高を2cm下げる仕様となっている。なお、ボンネット等に装着されていたスリットは、保安上の問題からオミットされている。
また、トヨタ純正用品として登場する「シャア専用オーリスナビ」(G-BOOK mX モデル/G-BOOK mX Proモデル)は、起動音がモノアイ点灯音になっていたり、池田秀一さんによるオリジナルボイスを約500語収録。シャアの名言やオリジナルボイスが日によって(366パターン)、さらに走行状態に応じて再生される。さらに、自車位置もシャアザクヘッドで表示されたり、専用オープニング画面、ジオニックトヨタマーク入りのメニューボタンなどでデコレーションされたもの。900台限定となる。
基本的にノーマルの「オーリス」に取り付けることができる(ベース車両によって異なる)ので、オーリスオーナーであれば、パーツのみを購入することで、後付も可能。ベース車両ごと購入したオーナーでも、パーツを後で装着することができる。
記者発表会では、SKE48の古川愛李さん(ジオニックトヨタ広報部員)が進行役として登場。
お兄さんの影響で「ガンダム」そしてシャアが大好きになったという古川さんは、2月の札幌ドームでこの車両に出会い、一目ぼれしてから6月にジオニックトヨタ広報部員に任命され、開発の裏側をレポートしてきた。そして今回の発表会のために、ジオニックトヨタの制服を作ってもらい、気合を入れてきたという。
そしてゲストとして本プロジェクトのアドバイザーでもある池田秀一氏が登場、池田さんの「見せてもらおうか、私のオーリスの出来栄えとやらを」というセリフに合わせて市販モデルがアンヴェイルされた。
「銀座の町をパレードしたい」と先日の発表会で語っていた池田氏は、市販モデルを見て、「高いクオリティを踏襲しつつ、ジオニックトヨタの社員の皆さんのアツい思いが随所に見られる。まさにシャア・アズナブルにふさわしい仕上がりだと思います。このオーリスに乗って、どこかドライブしたいと思います」とコメントした。
また、特別サポーターとして平 将明衆議院議員も登壇。「中学生ぐらいから『ガンダム』を見ていましたし、「シャア専用」という言葉に反応してしまうという平議員は、「細かいところがジオンのモビルスーツっぽくていい。トヨタがえらいやわらかくなったなと。そういった意味で経済産業省も見習わないといけないなと。個人的にはナビの声はララアの声で『大佐』とやさしくよびかけていただければ……」と要望を出しつつ、コンセプトカーの時から情報収集して、カタログも入手しているということで「なんとかかみさんを説得して……」と購入に意欲を見せていた。
なお、「シャア専用オーリス」市販モデルは、8月31日、9月1日に幕張メッセで開催される「キャラホビ 2013」をはじめ、9月7日、8日に行なわれる「京都国際漫画・アニメフェア2013」、9月14日、15日に行なわれる「大ぽぷかる展」にて展示される。
(C)創通・サンライズ (C)TOYOTA