「RPGが楽しかった頃のあなたに捧ぐ！」がキーワードになっている

　キューエンタテインメント株式会社はPlayStation Vita用MORPG「ガーディアンハーツオンライン」のサービスを8月9日に開始する。ダウンロード、利用料金共に無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。

　「ガーディアンハーツオンライン」は「RPGが楽しかった頃のあなたに捧ぐ！」をキーワードに、その昔ゲームにはまっていたが今は離れてしまっている人をターゲットに、わかりやすいインターフェイス、ドラマチックなストーリー展開、やりこみ要素……など、日本で人気を集めてきたRPGの伝統を踏襲した王道RPGを目指して作られている。

　プレーヤーは、天空に浮かぶ島々で構成される世界「グランガイア」を舞台に、“ガーディアン”となり、3人のプリンセスによって統治される3つの国から所属を選び、ストーリーを進めていく。冒険を進めていくことで、武器や防具、スキルを強化していき、より強い“ガーディアン”を目指していく。物語は、過去に人類を空に追いやった「魔神聖戦」や、現在では3人しか行方がわからない「八英雄」になにが起ったのかといった謎、そしてプリンセスの苦悩などなど、ドラマチックに盛り上がるストーリーが用意されている。

　プレーヤーは自分の目指すスタイルを考えながら、ゲームの冒頭で四信仰からいずれかを選択することで、魔法スキルを決定。1,000を超えるスキルを自由に組み合わせ、素材収集や武器製造などを繰り返してキャラクターを強化していく。なお、武器は大剣、槍、弓など全8種類が用意されている。

　スキルは前述の通りゲームを進める上で重要な要素だが、神殿やスキルショップで入手できるほか、特殊な方法でしか入手できないスキルもある。スキルを入手したら、スキルパネルに組み合わせてセットしていくことで使用することができる。スキルパネルに上手く隙間なく埋めていくことでより多くのスキルを使用することができるため、ある意味パズル的な要素もある。

　ゲームは、「スタンドアローンモード」では「ガーディアン」として世界を救うストーリーの主人公として物語を進めていく。一方、「ワールドライドモード」では最大4人まで参加しパーティを組み、協力プレイで強大なモンスターを倒し、レア素材などを集めていく。ここでしか登場しないモンスターやレアアイテムも存在するという。

　このほかにも、ログアウトした他のプレーヤーを傭兵として使用することができる「傭兵システム」が用意されている。ゲーム内マネーの「シルバー」と引き替えに最大3人まで傭兵を雇うことができる。レベルの高い傭兵を雇うことで冒険を優位に進めることも可能。一方で、自分がログアウトしている間に傭兵として雇われると、次にゲームにログインしたときにシルバーを入手することができる。

　やりこみ要素として、ゲーム内の特定の条件を満たすことでレアなアイテムを入手できる「ガーディアンズレポート」や、モンスターを倒すことで生息地やドロップアイテムが書かれた「魔物図鑑」を完成させていくといった要素もある。

【スクリーンショット】
「スタンドアローンモード」ではストーリーを進め、「ワールドライドモード」では最大4人まで参加しパーティを組み、協力プレイで強大なモンスターを倒し冒険を楽しむ
ストーリーには様々な伏線が張り巡らされており、ドラマチックな展開が用意されている
1,000をも超えるスキルを集めていくことがゲームの1つの目的となるが、そのスキルを上手く「スキルパネル」にはめ込んでいく必要がある
「ワールドライドモード」には、スタンドアローンモードには登場しないモンスターやレアアイテムが登場する
ログアウトしているユーザーのキャラクターを傭兵として雇うことができる。逆に傭兵として雇われれば、自動的にシルバーを稼いできてくれる
「ガーディアンズレポート」や図鑑を完成させていく「魔物図鑑」など、やり込み要素も充実している