株式会社壽屋(コトブキヤ)は、ゲームに登場する女性キャラクターを独特のアレンジで“美少女化”する「GAME美少女」シリーズの最新作として、「MASS EFFECT美少女 リアラ・ティッソーニ」を4月に発売する。価格は6,510円。

　「MASS EFFECT美少女」は、米BioWareが開発、エレクトロニック・アーツが販売するSFRPG「マスエフェクト」シリーズに登場する女性キャラクターを美少女化させていくシリーズ。リアラはその第1弾となる。コトブキヤは今後も「マスエフェクト」シリーズの女性キャラクターフィギュアを発売していくという。

　リアラ・ティッソーニは、シリーズ1作目の「マスエフェクト」から登場しているキャラクターで、優れた精神力を持つ異星人“アサリ族”である。女性的な外見だが、雌雄同体で、プレーヤーキャラクターが男性でも、女性でも恋人になることが可能。

　シリーズ最新作のプレイステーション 3/Xbox 360用アクションRPG「マスエフェクト 3」は、フィギュアに先がけ3月15日に発売予定で、価格は7,665円。リアラはゲーム序盤から登場する。最新作では彼女の外見はより美しく描かれており、ゲームでの活躍も注目である。先日行われた体験会のレポートも参照して欲しい。

　フィギュアは原作のリアラと比較して、ずいぶんかわいらしくアレンジされている。原作の彼女はクールなイメージだが、銃を両手に持ち、軽く膝を曲げたポーズや、表情から活発そうな印象を受ける。胸元もセクシーで、原作の無骨なボディアーマーとは雰囲気が異なる。それでいながら、青い肌や、特徴的な頭部、青い唇など、確かにリアラらしさを感じさせる。日本のファンのみならず、海外の「マスエフェクト」ファンの反応も楽しみなフィギュアである。

　「マスエフェクト」シリーズに出てくる女性キャラクターは、ずっと宇宙服に身を包んで、素顔が見ることができない「タリゾラ」や、あらゆる犯罪に手を染めたという経歴を持ち、全身に入れ墨を彫っている「ジャック」といった、強烈なキャラクターばかり。今後どのキャラクターが、“美少女化”されるのか、シリーズ展開が楽しみだ。

【リアラ・ティッソーニ】
体験会で展示されていた試作品。大胆なアレンジだ
特徴的な頭部やハンドガンなど、原作の雰囲気も、きちんと再現されている