三菱、倍速120Hz駆動の23型IPS液晶を6月29日に発売
充実した入力端子を備えたIPS液晶上位モデル
三菱電機株式会社は、IPS方式を採用した23型ワイド液晶モニター「Diamondcrysta WIDE」の新製品「RDT233WX-Z(BK)」を6月29日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は54,800円。
「RDT233WX-Z(BK)」は、先の6月6日に発売されたエントリーモデル「RDT233WLX(BK)」の上位モデルに相当する23型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶搭載のマルチメディアモニター。
倍速120Hz駆動のIPS液晶を採用したことが最大の特徴で、「倍速クリアピクチャー」が毎秒60コマの映像を補完し、毎秒120コマ相当のなめらかな映像を実現する。また、超解像技術「ギガクリア・エンジンII」搭載により、ちらつきの少ない自然な解像感でくっきりとした高画質映像を表示する。輝度は350cd/m2を確保し、応答速度は5ms(GTG)。視野角は左右上下178度となっている。
ネイティブ120Hzではないため、ネイティブ120Hzを要求するPC向けの3D立体視環境などには適用できないが、倍速120HzはPCでの利用以外にゲーム専用機でもその効果が得られるため汎用性が高いのが特徴となっている。なお、3D立体視に特化した「Diamondcrysta WIDE」シリーズとしては「RDT233WX-3D(BK)」がある。
入力端子はHDMI×2、ミニD-SUB15ピン×1、D5×1、DVI-D(HDCP対応)×1を搭載。サウンド周りは3Wのステレオスピーカーとステレオミニジャックを用意している。本体サイズは546×453×230mm(幅×高さ×奥行き)で、重量は5.2kg。消費電力は67W。
(2011年 6月 16日)