株式会社コーエーテクモゲームスは、プレイステーション 3/Xbox 360用タクティカルアクション「TROY無双」の最新情報を公開した。発売は5月26日を予定しており、価格は7,560円でCEROレーティングはC（15歳以上対象）。

　発売が間近に迫ってきた「TROY無双」だが、今回は「ストーリーモード」とは別に用意された「チャレンジモード」をご紹介する。

　先日行なわれたイベントでも開発を担当したTECMO KOEI CANADAのゲーム・プランナー、マイケル・ボンド氏が語っていたが、「TROY無双」では「トロイ戦争」のストーリーをじっくりと描きたいという想いがあった。このため、キャラクターを自由に切り替えてゲームをプレイするシステムではなく、ストーリーの進展に合わせキャラクターが変わるスタイルとなっている。

　ただし、数多くの個性的なキャラクターが登場する「TROY無双」であるために、キャラクターを自由に切り替えてプレイできるモードも用意された。これが「チャレンジモード」となる。「チャレンジモード」では好きなキャラクターを選択し、購入したアイテムを自由に装備することができる。また、途中で死んでもそれまでに貯めた“Kleos（ゲーム内通貨単位）”は入手可能となっている。

　「チャレンジモード」には、「Arena」、「Rampage」、「Bloodlust」が用意されており、それぞれに難易度が上昇したコースも存在する。

■ 「Arena」（連闘）

　トロイ城内の闘技場で決闘を連続で行なっていく。連続で闘う回数は5回、10回、15回と決められており、連勝することでボーナス“Kleos”を獲得することができる。全ての決闘に勝利するとクリア。

【Arena】
スパイクとの決闘シーン。アキレウスが振り回した左足で、スパイクの防御を崩した場面	アサシンとの決闘。トリッキーに間合いを取りながら、2本の剣で素早い攻撃を繰り広げる。ただ、スピードを活かす攻撃方法なため、上半身の鎧を取り払っており、その分、防御力は低い	マスターブレイカーとの決闘。巨体を活かし重厚感のある攻撃が特徴。武器となる棍棒を地面に叩きつけ、広範囲に衝撃波が発生する。間合いを取りながらの攻撃がポイントとなる
パトロクロスとの決闘。普段は親友のパトロクロスも、敵に回すと非常にやっかいな敵となる	1対1の決闘だけではなく、アガメムノンとメネラオス2人を相手に闘う場面もある。アキレウスとアガメムノンはお互いに遺恨を持っており、競技会という華やかな雰囲気ではなく、まさに殺し合いに近い闘いとなる

■ Rampage（激闘）

　プレーヤーが攻撃を受けKleosカウンターがリセットされた時点で、ゲームオーバーとなる厳しいモード。プレーヤーはKleosカウンターを維持し続けなければならない。敵は無限に登場し、徐々に強力になっていく。一定数の敵を倒すごとに特殊兵が登場。撃破することでボーナスKleosを獲得できる。

【Rampage】
このモードでは、攻撃を受けてはいけないため、遠くからの攻撃が有効だろう

■ Bloodlust（死闘）

　ステージ開始直後から、体力が徐々に減っていくモード。敵を倒したり、ボーナスKleosを取ることなどで、こまめに体力を回復していくことになる。一定数の敵を倒すごとに特殊兵が登場し、倒すことでボーナスKleosを獲得できる。

【Bloodlust】
パトロクロスでのプレイ。敵を倒すことで体力を回復していくため、とにかくたくさんの敵を倒すことが目標となる	ステージには、Kleosが隠されていることもある