株式会社スクウェア・エニックスは、プレイステーション 3、Xbox 360、Windows向けアクションRPG「ダンジョン シージ3」の最新情報、スクリーンショットを公開した。本作は、PS3/Xbox 360版が7月28日、価格は各7,980円で発売予定。Win版は発売日、価格共に未定だ。CEROレーティングはB。ローカライズは英語音声、日本語字幕となる。

　今回は、「ダンジョン シージ3」の4人のプレーヤーキャラクターを中心に紹介する。本作はシングルプレイだけでなく、4人での協力プレイが可能だ。個性的な4人の戦士を操り、様々な冒険を繰り広げていくのだ。

■ 能力、背景が異なる個性的な4人のキャラクター、プレーヤーの選択で変化するストーリー

本作のキーアート。本格的ファンタジーの世界観を感じさせられる

アンジャリは人間体だけでなく、炎の精に変身できる。炎の精の姿では遠距離の戦いが得意だ

　「ダンジョン シージ3」の舞台はエッブ王国となる。この国は騎士団によって守られていたが、騎士団はジェイン・カシンダーという人物に滅ぼされ、王国はジェインが支配する東部と、王家が治める西部で激しい戦いが日夜繰り広げられるようになってしまった。そんな中、ジェインに追われる騎士団の子孫達に集結の報せが届く……。これが冒険の始まりだ。

　4人のプレーヤーキャラクターは、騎士団再興を目指す大きな時代の流れに関わっていくことになる。4人のキャラクターは様々なアビリティーを持っており、育てることでさらに強力な技が繰り出せるようになる。また、様々な装備品が用意されており、装備によりキャラクターの外見は大きく変わっていく。

　「ダンジョン シージ3」はアクション性の高いRPGだ。キャラクターの特性、アビリティーの使い方を把握し、敵をどう倒すか。すべてリアルタイムで進行するためエキサイティングな駆け引きが楽しめる。本作はプレーヤーの取る行動、選択がストーリーに影響してくる。ゲームでは様々な場所で決断を迫られる場面に遭遇する。プレーヤーの決断がゲームの展開を変化させていくのだ。

　4人のプレーヤーキャラクターはそれぞれ様々な能力を持ち、宿命を背負っている。ルーカス・モントバロンは前騎士団長の息子だ。騎士団の再興が彼の悲願だ。敵単体との戦いに有利な「片手剣+盾」と、集団の戦いに適した「両手剣」の2つのスタイルで戦う。アンジャリは謎に包まれた伝説の種族“アルコン”の1人。彼女自身は自らの出自を知らず、騎士団に味方する人々に育てられた。アルコンである彼女は、人間として長柄武器を使うほか、炎の精に変身して遠距離攻撃を行なうことができる。

　カタリーナは騎士団員の父と、王国から忌み嫌われる遊牧民族“レスカンジ”の母を持つ。レスカンジの元で育った彼女は敵を弱体化させる魔法に秀で、火器も操る。火器は遠距離ではライフル、近距離ではショットガンを使いこなす。ラインハルト・マンクスは代々続く騎士団の魔術士の家系の末裔で、今はその素性を隠しているという。広範囲で強力な魔法を使えるが、一方で近寄られると不利になりやすい立ち回りの難しいキャラクターだ。

【4人のキャラクター】
左が前騎士団長の息子というルーカス。騎士団再興を悲願としている。右が騎士団の魔術士の家系として生まれたラインハルト。素性を隠し、魔術の研究に明け暮れていたという
左がアルコンという伝説の種族の1人であるアンジャリ。自分の出自を知らず、一族がどうなったかも彼女は知らない。右は騎士団の父と、王国から忌み嫌われる遊牧民レスカンジの母を持つカタリーナ。銃器と魔術という彼女の戦闘スタイルは、レスカンジで育てられて習得したものだ

【スクリーンショット】
左はアンジャリのもうひとつの戦闘スタイル長柄の武器を使った格闘戦。中央と右はラインハルトの前方に射出するタイプと、範囲を指定して発動させる魔法攻撃
左はルーカスの両手剣の攻撃。多くの敵を巻き込める範囲攻撃となる。中央と右はカタリーナの魔法攻撃と、ライフルの攻撃だ
装備アイテムによる外見の変化。杖にもエフェクトがあり、表現が細かい
上段は激しい戦いを予感させるスクリーンショット。下段の左と中央は、選択を迫られる場面。選択によりゲームの展開は変わる。下段右は巨大なボスモンスター