5pb.、PS3/Xbox 360「DUNAMIS15」
孤島の学園を舞台にしたサスペンスフィクションアドベンチャー
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株式会社5pb.は、プレイステーション 3/Xbox 360用サスペンス・フィクションアドベンチャー「DUNAMIS15」(デュナミスフィフティーン)を2011年夏に発売する。価格は通常版、限定版共に未定。
「DUNAMIS15」は、外界と隔絶された孤島の学園を舞台に、生徒達が希望と真実を求めてサバイバルするドラマ。物語はループしていくスタイルで、これをどうやって断ち切るかがゲームの目的となる。
基本システムは2択から4択の質問に答えることで読み進めていく、ビジュアルノベルで、マルチエンディング形式となっている。また、主人公は5人設定されており、物語の進行度により主人公が変わっていくシステムとなっている。このため、5人の主人公の5つの視点で物語は語られ、より深い群像劇が語られていく。
やり込み要素として、バッドエンディングも含めエンディングをコンプリートすることにより、おまけCGなどが閲覧できるようになる。また、ゲーム中は既読率が表示されるため、物語をどれだけ進んでいるのかを確認することができる。ちなみに、ゲームのボリュームとしては、読むスピードにもよるが、すべてを攻略するためにはおよそ30時間程度を要するという。
プロデューサーは、「infinityシリーズ」、「メモリーズオフシリーズ」などを手がけた市川和弘氏と、「EVE~new generation~」、「Canvas2」を手がけた金杉はじめ氏。原案・脚本は、携帯ゲーム・コミックの「ぼくとわたしの恋愛事情」や「オーヴァード・クロック」、「ななつ夜幻世録」のシナリオを担当してきた関 涼子氏。イラストレーターはPCゲーム「OSTCHILD」、「永遠の終わりに」のキャラクターデザイン・原画を手がけた長浜めぐみ氏。制作は5pb./Division ZERO。
【世界設定】 |
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誤射によって引き起こされた戦争により、人類は激減。生き残った人々も戦争による影響で年々出生率が下がっている。 舞台である島「デュナミス・ベース」は、シェルターも兼ねており、戦争によって親を亡くした子供たちを厳重に保護、教育する目的で国により建設された。大戦前の町を模した、戦争の爪痕を感じさせないその島で、子供たちは平穏な毎日を送っている。 しかし、デュナミス・ベースの本来の姿は、人間の正常な細胞から作り出した、クローンの育成を目的とした島なのである。子供たちはいわば、生殖細胞を採取するためだけに作られた人間の模造品であり、第二次性徴までは人間として育てられる。しかし、その後は……。 採取された健康な精子と卵は、国が管理する「クレイドルバンク」に登録され、資格検査等の後、然るべき家庭に養育権が与えられる。健康な遺伝子を持つ子供を扶養することは、外界で上流ステータスの証とされており、影で巨額の取引も成されているという噂がある。 |
【登場キャラクター】 | ||
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高槻東吾(たかつきとうご) 友情や愛情を大切にする熱血漢。卒業を来年に控えているが、その後の明確なビジョンがなく、漠然とした不安と疑問を抱くCV:東地宏樹 | 倭一花(やまといちか) 才色兼備、文武両道の美人委員長。これまでは特に悩みもなかったが、事件をきっかけに自分の信じてきたものが覆され困惑するCV:島本須美 | 後藤眞波(ごとうまなみ) 思いっきり明るいギャル系女子。恋することに興味があり、東吾に対して積極的。家庭に憧れをもっており、実はかなりのさびしがり屋であるCV:丹下桜 |
世津茅早(せつちはや) 本島から転校してきたクールな女の子。遺伝子異常で発育不全のため成長が止まっている。肌が弱いので、紫外線による痣を包帯で隠しているCV:茅原実里 | 陸七生(おかななお) 女の子が大好きなプレイボーイ(?)。何に対しても察しがいいため、デュナミス・ベースについても疑問を持っているが、誰にも告げたことはないCV:鈴木裕斗 |
【スクリーンショット】 | ||
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テーマソングは、オープニングテーマを「KOKOMI」、エンディングテーマを今井麻美さん、そしてグランドエンディングテーマは田村直美さんの「刻印~tatto~」となっている。現在、同社ホームページでは「刻印~tatto~」が流れているティザームービーが流されている。
【ティザームービー】 | |
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(C)2011 5pb. Inc.
(2011年 4月 15日)