株式会社コーエーテクモゲームスは、2月10日の発売を予定しているプレイステーション 3用タクティカルアクション「戦国無双3 Z」、Wii用タクティカルアクション「戦国無双3 猛将伝」の最新情報を公開した。「戦国無双3 Z」の価格は7,140円。「戦国無双3 猛将伝」の価格は3,990円。CEROレーティングはB（12歳以上対象）。

　今回公開されたのは、好きなキャラクターで自動生成シナリオを連続でクリアしていくモード「創史演武」と、阿国、柴田勝家、福島正則の3人の武将のストーリー。

■「創史演武」

　「創史演武」は、スタート時に「武力」、「知力」、「財力」の中から“人生目標”として1つ選び、その達成を目指すモード。この人生の目標を目指す課程で親友やライバルとなる武将ができるかもしれないという。また、「創史演武」では、他のモードよりも質の良い素材や装備品が獲得しやすくなっている。素材などの収集のため、このモードに積極的にチャレンジしていくといいだろう。

　人生目標を選択すると、それぞれの目標ごとに達成すべき目標が提示され、これを期日内に達成できれば“成功”のステータスとなるが、達成できなければ“失敗”となる。失敗してもゲームは進行するが、よりよい結果を出すと、何か良いことがあるのだという。

　戦闘中に稼いだ勲功は換金され、プレーヤーに与えられる。さらに戦場にお金が落とされていることもあるという。このモードではお金がかなり重要になっており、お金を使い「よろず屋」で武将を仲間として雇ったりレベルアップや買い物なども行なう。「創史演武」では他のモードとは切り離されており、新規開始を選択するたびに「階級1」からスタート。前述のようにレベルアップもお金を使って行なう。

　「創史演武」が終了した時点で、「無双演武」や「模擬演武」に獲得した素材と装備品を引き継ぐことができる。

【創史演武】

■ 阿国

　阿国は出雲の巫女で、諸国を行脚し、舞を舞うことで勧進を行なっている。時は乱世。戦国の雄・織田信長は尾張を統一後、急速に勢力を伸ばしていた。近江の浅井家と同盟を組んだ信長は、越前の朝倉家を攻める。

　しかし、浅井家に裏切られ撤退を余儀なくされる。復讐に燃える信長の攻撃は苛烈を極め朝倉家は滅ぼされ、浅井家もまた小谷城に追い詰められていた。両軍の激闘のさなか、決死で戦う浅井長政の前に、出雲の阿国は舞い降りた。

　阿国は、浅井長政に味方をし、苛烈に攻め寄せる織田軍に対抗して戦うこととなる。浅井長政を織田信長の元へ導き、本懐を遂げさせられるか。

【阿国】

■ 柴田勝家

　1560年、今川義元は大軍を率いて駿河を出発し、上洛を目指した。その途上、尾張の織田領に侵入する。織田家の滅亡は必至と家中の将兵は皆そう思い、果てる覚悟を決めていた。

　しかし、織田家の重臣である柴田勝家は違っていた。何にも動ずることなく、ただ前だけを見据えていた。勝家は、主・織田信長より拝領した得物を手に、今川の大軍を迎え撃つのだった。

　織田信長は奇襲により窮地を切り抜ける戦いを繰り広げる。柴田勝家は、信長の腹心の部下として、味方の救出や奇襲の先駆けなど、獅子奮迅の活躍をする。

【柴田勝家】

■ 福島正則

　1582年6月、織田信長は明智光秀の謀反に遭い、天下を目前にしながら本能寺に消えた。その後継は、光秀を倒し主君の仇を報じた羽柴秀吉と、織田家筆頭の重鎮・柴田勝家との間で争われた。

　勝家と対決すべく賤ヶ岳に向かう秀吉の傍らには、子飼いの将たちが秀吉の天下を成すべく功を競っていた。武略の加藤清正、知略の石田三成、そして勇猛果敢な福島正則である。

　織田信長の後継を争う合戦となるこの物語で、福島正則は同じく秀吉子飼いの将である加藤清正や石田三成と功を争いながら、戦勝に貢献することとなる。

【福島正則】