SCEJ、PS3/PSP「ModNation 無限のカート王国」
ガチャピンとムックに遺恨勃発! 仲直りをかけてゲームで対戦!!
7月29日 開催(第1段)
【ModNation 無限のカート王国】
7月29日 発売
価格:5,980円(PS3版)
4,980円(PSP UMD版)
3,800円(PSP ダウンロード版)
CEROレーティング:A(全年齢対象)
CMなどにも登場しているガチャピンとムックに遺恨勃発!! とかいいながらも結構仲良くゲームで対決!! |
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は7月29日、PS3/PSP用レースアクション「ModNation 無限のカート王国」の発売記念イベントを開催した。イベントの模様は記者陣に公開されると共に、USTREAMを使い生中継された。
「ModNation 無限のカート王国」のPRには、日本人なら誰でも知っていると言っても過言ではない有名キャラクター、ガチャピンとムックが採用されているが、イベントに登場したのはムックだけ。ムックによれば「ガチャピンは寝坊したんじゃない?」と要領を得ない。しかし司会者から問い詰められると、ムックはガチャピンに腹を立てていると言う。理由は「CM撮影時に意地悪されたり、一緒にゲームの特訓をしようとしたら女の子に囲まれたガチャピンから『邪魔!』っていわれた!!」ことかららしい。赤い体を、より一層赤くして地団駄踏んで悔しがるムック!
しかし、イベントの中盤になって駆け込んできたガチャピンは「ムックったら、発表会が14時から始まるって言うから!!」とワナにはまっていたことを明らかにした。ことここにいたって、遺恨勃発! 「仲直りしようよぉ」とすり寄るガチャピンだったが、ムックの怒りは収まらない。一方的に独立宣言をぶち上げガチャピンにゲームで決着をつけるよう迫った。ここまで言われガチャピンも後には引けない。ゲームで対決することとなった。
もちろん使用するのは「ModNation 無限のカート王国」。PS3のコントローラーを握りしめ向き合う2人。ガチャピンとムックは2人とも作っておいたレーサーとカートでレースに挑むことに。「使用するコースは?」と聞かれるとムックが「作ってきた!!」という。ムックは「コースは作り込んでいるので、ガチャピンにハンデをあげましょう」という余裕っぷり。
実際レースが始まると、ガチャピンがブーストスタートを決め、トップを取った。しかしこのムックのスペシャルコースはワナだらけ。ジャンプ台で飛ぶとコースアウトするよう仕組まれていたり、わかりにくいところにショートカットが作られており、すべてを知り尽くしたムックがスイスイと進んでいくのに対して、ガチャピンはあっちにぶつかりこっちでコースアウト。あっという間にゴールしたムックに対して、ガチャピンはタイムアウト寸前と、完敗となった。
レースが終了し拳を突き上げて喜んだムックに対し、ガチャピンは「おかしい!!」を連発。今度はガチャピンが作ったコースでの再戦を申し出た。これを先読みしていたムックは「もう、戦いの場は用意してある!」と次回のイベント会場を発表。7月31日の14時から秋葉原にあるヨドバシカメラマルチメディアAkiba前で開催されることが明らかとなった。
ムックが勝てば“コンビ解消独り立ち”、ガチャピンが勝てば“仲直り”というこの「ガチャムク GRAND PRIX」。はてさてどういった展開になるのだろうか?? ちなみに少し補足しておくと、ガチャピンとムックの掛け合いは本当におもしろいので、ぜひともイベント会場で、対決を楽しんで欲しい。
絶大なる人気を誇るガチャピン | 第1回戦ではやりたい放題だったムック |
今回イベントで使用されたガチャピンのレーサー、カート、コース共に配信となった |
「ModNation 無限のカート王国」は、武器を使って敵車を邪魔したり、様々なパーツを使ってハチャメチャなレースを楽しめるレースゲーム。ただそれだけでなく、もっとも注目したいのは、レーサー、カート、そしてコースまでユーザーが作り上げることができる自由度の高さだ。カスタマイズというよりはクリエイトという感じで、ほぼ無限大とも言えるバリエーションとなっており、キャラクターやコースを作り上げることができる。さらに、これらの作り上げたものはユーザー間で共有することが可能。アップされたデータをダウンロードすれば、新しいコースを使ったレースがいつまでも楽しめることになる。
イベント会場ではこのゲームの最大の魅力として、それぞれのクリエイトに挑戦して見せた。レーサーは真っ白な状態からボディのカラーを決定。単純なものから、血管のような柄や炎を模したカッコイイものまで多数用意されているという。そして目、口、鼻と設定していき、キャラクターが固まってきたところで服や服に張ることができるステッカーなどを取り付けていき完成した。ポンポンとパーツを選択していくだけで、ほぼ無限のバリエーションが楽しめる。それでも億劫だという人のために、オート作成機能も用意されている。
カートは、骨組みの状態からスタート。ボディを選択し、エンジン、シート、ホイールなどを選択していく。カッコイイものからおもしろいものまで用意されており、たとえば会場で選択して見せたのは、ハムスターエンジン。ハムスターが一生懸命走っているというかわいいもの。エンジンの性能差はないということなので、どのエンジンを選んでも心配ないということだ。カートの作成も自動作成機能が用意されている。
そしてコースの作成。ブルドーザーのような機械で、自由自在にコースを作り上げることができる。高低差も自由自在。難しく作ることも、簡単にすることも感覚的に作っていくことができる。途中で面倒くさくなれば、そこから自動的に残りのコースを作ってくれる機能もある。自動的に始点と結んでくれるわけだ。配置オブジェクトも細かく設定することができる一方で、自動的に配置してくれる機能もある。会場では本当にあっという間に配置オブジェクトを設定していた。
前述の通り、これら作り上げたレーサーやカート、コースは共有することができる。実際に、今回の「ガチャムク GRAND PRIX」で使用されたムックのレーサー、カート、コースは配信が開始されている。いつまでも遊べるレースゲームとして、ぜひともプレイして欲しい。
PS3「ModNation 無限のカート王国」 | PSP「ModNation 無限のカート王国 ポータブル」 |
ムックを模したレーサー。ムック同様に真っ赤な出で立ちで、さらにはヘルメットにプロペラまであしらってある。このレーサーはゲームでダウンロード可能 | |
今回のイベントでムックが使用したカート。こちらも赤を基調に、「6009」と書かれている。そうです、ムックと書かれているのです!! こちらのカートもダウンロード可能 |
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(2010年 7月 29日)