株式会社カプコンは、Windows用オンラインハンティングアクション「モンスターハンター フロンティア オンライン（MHF）」において、4月21日に実施予定の大型アップデート「シーズン8.0 “氷撃、デュラガウア”」の最新情報を公開した。

　今回は新モンスター「デュラガウア」が生息する新たなエリアと、3つの武器種の新スタイル、新たな上位スキルや「スキルカフ」といったリファイン要素が公開されている。さらに「MHF シーズン8.0」のプロモーションムービーも公開されたので、合わせて紹介する。

■ 「デュラガウア」の住処となる新エリア

　新モンスター「デュラガウア」は、古塔の中で最近になって発見された場所に現われる。この場所は周囲が広く、障害になるものが少ないため、身を隠せる場所がない。「デュラガウア」とは真っ向勝負を挑むことになるだろう。

【スクリーンショット】
既存のエリアにも似たような雰囲気の場所はあるが、それとは異なる場所にある。風雨に晒された崩れ落ちた柱や、雲海の隙間から差し込む光など、古塔の神秘的な雰囲気を感じさせる場所だ

■ 片手剣、ハンマー、弓の新スタイル

　以前紹介したガンランスの新スタイルに続き、今週は片手剣、ハンマー、弓の新スタイルが公開された。

　片手剣は、攻撃直後の回避の代わりにステップが、回転攻撃の代わりにジャンプ切りが可能になる。これまでとは攻撃できる範囲が異なるため、モンスターの部位破壊に役立つという。

　ハンマーは、溜めてから発動できる回転攻撃の代わりに、連続してハンマーを左右に振る攻撃が使えるようになる。タイミングよく操作すればずっと振り続けられるので、手数で押したいときに役立ちそうだ。

　弓は矢を使った近接攻撃に代わって、弓を使ってモンスターを斬り上げる攻撃が使える。近い距離で出すと連続でヒットするそうで、遠近どの距離でも対応できるオールラウンドな能力を持つことになるかもしれない。

　これらの新スタイルの動画は「MHF シーズン8.0」プレビューサイトで掲載されている。

■ ガンナー用武器種の新武器が公開

　今週公開された新武器は、ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓の3種類。今回も「デュラガウア」素材の武器や剛種武器などが紹介されている。

舞雷銃【啄木鳥】（ライトボウガン） 「ベルキュロス」の素材を用いたライトボウガン。LV2通常弾、電撃弾の速射に対応する	殻王重砲【巨星】（ヘビィボウガン/剛種武器） 頑健なフレームが基本性能の高さを表わす剛種武器	ボルペフレッチャ（弓） 「デュラガウア」の強靭でしなやかな素材から作られた弓

■ 上位スキルと「スキルカフ」のリファイン

　リファイン要素として、新たな上位スキルと「スキルカフ」が追加される。

　上位スキルでは、「耐寒」スキルでの「寒さ無効」の上位として「冬将軍」が追加される。「寒さ無効」の効果に加えて、寒い場所では「ランナー」の効果が発動し、さらに「デュラガウア」が仕掛ける状態異常「凍傷」も無効化する。

　「圧力」スキルでは、「圧力【大】」が追加される。モンスターの取引価格が30～150%高くなるというもので、クエストクリア時により多くのゼニーが得られる。

　「捕獲上手」スキルでは、新たに「捕獲名人」を追加。大型モンスター捕獲時にペットになる確率が上がるほか、マーキング時にターゲットが捕獲可能になるとマーカーが点滅して知らせてくれる。

　「スキルカフ」では、新たに追加されるものから一部が公開された。まず「スキルカフS」では、「耐寒カフSA1（耐寒+7）」、「龍攻撃カフSA1（龍属性攻撃+10）」、「絆カフSB1（絆+5）」を追加。「スキルカフP」では、「研ぎ師カフPA1（研ぎ師+7）」、「風圧カフPA1（風圧+7）」、「連射カフPB1（連射+5）」が追加される。

「スキルカフS」	「スキルカフP」

■ 「シーズン8.0」プロモーションムービー公開

　大規模アップデートの際には必ず公開されてきたプロモーションムービーの「シーズン8.0」バージョンが公開された。新エリアでの「デュラガウア」の狩猟の様子や、新スタイルで狩りに挑むハンター、さらにこれまでとは異なる行動をとる「特異個体」のモンスターが収録されており、アップデートの見所が満載されている。

　このほか「MHF シーズン8.0」プレビューサイトでは、新たなPC用壁紙「ワイワイ！マイハウス」が公開されており、自由にダウンロードできる。

　なお来週4月16日には、秘伝書を装備したハンターだけが受注できる高難度の「ハードコアクエスト」などの情報が公開される予定。