メインビジュアル

　株式会社ガストは、プレイステーション 3用新約錬金術RPG「トトリのアトリエ～アーランドの錬金術士2～」を、6月24日に発売する。価格は通常版が7,140円、限定版の「プレミアムボックス」は10,290円。

　「トトリのアトリエ ～アーランドの錬金術士2～」は、2009年6月に発売されたPS3「ロロナのアトリエ～アーランドの錬金術士～」の続編。前作から5年後、共和国となったアーランド国を舞台に、主人公のトトリが消息が途絶えてしまった母を捜すため、冒険者となり、仲間たちとともに冒険の旅に出る。

　アーランドでは、危険を避けるため、未開拓地域への立ち入りは許可制を採用している。未開拓地域に入るためには、「冒険者免許」を取得する必要があるが、この免許にはランクがあり、探索する地域によってはより上位ランクの免許が要求される。そのため、新たな場所を探索するには、冒険者として認められる行為を行ない、冒険者免許のランクアップを目指す。

　こうして冒険者としてさまざまな場所を訪れ、情報を集めたり、探索するなどして母親の手がかりを追い求めていく。また、その途中で出会った人々と触れ合うことで、トトリもまた人として成長していくことになる。

「冒険者免許」はポイント制。ポイントを一定以上獲得することでランクアップし、新たな地域が探索可能になる
ランクアップのためのポイントは、未開拓地域の踏破やランドマークの発見、調合や採取で未知なるアイテムの発見、市民への貢献、強敵モンスターの撃破など、さまざまな条件が用意されている

【おはなしのはじまり】

トトリが住む港町。ここから物語の幕が開ける 　この国には、冒険者というお仕事がある。アーランドがまだ共和国になる前……もっと色んなところに行けるようになろうと、辺りを冒険したり、開拓したりしようとしたのが始まり。 　でも、アーランドの騎士の人達はみんな弱くて、一般の人達にそのお仕事を手伝ってもらうようになって、それがだんだん制度化されて、今はちゃんとしたお仕事になってる。 　ちなみに、わたしのお母さんも冒険者。結構活躍したらしくて、そこそこ有名人みたい。でも……もう何年も帰ってきてないし、何の連絡もこない。 　お父さんとおねえちゃんは、多分もう……って思ってるみたいだけど、わたしはまだ……。 【冒険の舞台「アーランド」】 本作の舞台であるアーランドの地図と風景。今作ではアーランドの周辺地域も冒険の舞台となる 【スクリーンショット】 トトリは母親の手がかりを見つけるため、母と同じ冒険者になるという道を選択。同じく冒険者志望のジーノとともにアーランドへと向かう 冒険者となったトトリ。まずはロロナから錬金術の手ほどきを受ける そして仲間たちと出会い、彼らとともに大いなる冒険の世界へと旅立つ

■ トトリ （totori）

　本名：トトゥーリア・ヘルモルト（Totooria Helmold）
　年齢：13歳
　性別：♀
　身長：146cm
　血液型：A型
　CV：名塚佳織

　物語の主人公。生まれつき内気で気弱な性格だったが、錬金術を始めてから多少自分に自信がついたのか、徐々に改善されつつある。

　アーランドの外れにある漁村で、姉、父と3人で暮らしている。

　母親は凄腕の冒険者として名を馳せていたが、数年前より行方不明。いつかは自分も母と同じ冒険者になって色んなところを旅したり、母親を探しに行きたいと思っている。

■ ロロナ （rorona）

　本名：ロロライナ・フリクセル（Rororina Fryxell）
　年齢：22歳
　性別：♀
　身長：153cm
　血液型：O型
　CV：門脇舞以

　前作の主人公。基本的な性格は変わっていないが、色んな経験を積んで、精神的に大分逞しくなっている。弟子の可愛がり方とかには、師匠成分も少々入っている。

　あれからしばらく、錬金術士としてアーランドで活躍した後、色んな人に錬金術を教えるために各地を旅してまわっている。

　ついでに、ホムを連れてどこかに逃げてしまった師匠を探している。

■ ジーノ （Jeeno）

　本名：ジーノ・クナープ（Jeeno Knab）
　年齢：14歳
　性別：♂
　身長：155cm
　血液型：B型
　CV：三瓶由布子

　主人公の幼馴染みの少年。純粋で前向きでひたすら明るい、裏表のない真っ直ぐな性格。

　冒険者になって大活躍したいという単純な憧れと夢を持っていて、修行と称して、しょっちゅう村の近くを出歩いている。

　なんで強くなりたいとか、なんで冒険者になりたいとかは、自分でもよくわかっていない。

■ ミミ （Mimi）

　本名：ミミ・ウリエ・フォン・シュヴァルツラング（Mimi Houllier von Schwarzlang）
　年齢：14歳
　性別：♀
　身長：152cm
　血液型：A型
　CV：井口裕香

　アーランドのとある名家のお嬢様。自分の家名、生まれに誇りを持っているが、近年のアーランドでは、古臭い価値観として扱われている。それが我慢ならず、自分の名を国中に響かせてやろうと決意し、冒険者となる。

　プライドが高く高飛車で、人を見下したような態度をとるが、実際は努力家で卑怯なことは嫌いという実直な性格。

　他人を寄せ付けず孤高に生きてきたので、主人公にふと友達とか言われるとおろおろと戸惑ってしまう。