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ウルトラマンと怪獣を描いた浮世絵2種、限定200枚が発売
放送開始50周年を記念して、日本の伝統技術が結集
(2016/3/16 11:42)
ホビーストックは、「ウルトラマン放送開始50年記念商品 浮世絵木版画 ウルトラマンシリーズ」として、日本の伝統的技法を用いて「ウルトラマン」のシーンやキャラクターを描いた2種類の浮世絵「怪獣殿下」と「怪獣百鬼夜行」を、それぞれ限定200枚ずつ生産する。発売は2016年5月で、価格は各45,000円(税別)。
3月19日10時から5月31日23時59分までちけっとぴあ内に作られた、「浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ特設サイトで予約を受け付ける。
この商品は、ウルトラマン放送開始50周年を記念して、町絵師の深谷冬奇氏が描くウルトラマンを、伝統的な浮世絵の木版画技法で印刷したもの。木版は彫師が色ごとに版を分け、摺師がその版を使って原画の色遣い忠実に再現するという昔ながらの分業で作られている。ウルトラマンと古代怪獣ゴモラが大阪城をバックに戦う「怪獣殿下」は12枚の版で作られ、色使いごとに32回にわけて摺られている。
「怪獣百鬼夜行」は、18枚の版で46回にわけて摺られている。横長の絵には、「バルタン星人」、「ナース」、「カヴァドン」、「ケムール人」、「ヒッポリト星人」、「モチロン」、「タッコング」、「ノーバ」、「メトロン星人」、「エレキング」、「ピグモン」という有名ウルトラ怪獣たちが百鬼夜行のように更新するおどろおどろしさとユーモアを兼ね備えた作品になっている。
過酷な摺りに耐えるための紙には、古来から伝わる手すき和紙の技術で2000年に国指定重要無県文化財(人間国宝)に認定された9代目岩野市兵衛氏による、越前生漉奉書紙が使われている。
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