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Xbox E3 2015 Briefing、サードパーティ、独立系のタイトルも紹介！
（2015/6/16 16:27）
- 6月15日 開催（現地時間）
- 会場：Dolby Theatre
Xbox E3 2015 Briefingではサードパーティ、独立系のタイトルも多数紹介された。特にインディーズタイトルに関してはMS自体が力を入れており、今後のタイトルを紹介した上に、数本のピックアップタイトルの内容を掘り下げていた。こちらを紹介したい。
サードパーティでもXbox One独占の「RISE OF TOMB RAIDER」など、注目のタイトルが多いゲームのディテールなどもレポートしたい。
個性豊かでその世界観に一気に引き込まれる独立系タイトル
独立系で最初に紹介されたのがMOTIGAの「GIGANTIC」。その名の通り、巨大な「ガーディアン」と出会い、彼らと力を合わせるアクションゲーム。キャラクターは遠距離攻撃型から、パワフルな力押しタイプ、スピード重視のタイプなど多彩なキャラクターがいる。彼らはチームであり、それぞれの庁舎を活かして戦っていく。
登場するキャラクターは獣人タイプが多く、独特の世界観、ポップな色使いが魅力だ。敵キャラクターはどこかコミカルで、ヒーローもののアニメを見ているかのようなスピード感と爽快感がある。敵を倒しながら突き進む彼らの前に立ちはだかるのが巨大な怪物だ。キャラクター達はその巨大さと威圧感に足を止める。
そこに現われるのが、「ガーディアン」である。彼の体は目の前の怪物と同じくらい大きい。ガーディアンはヒーロー達を一瞥するとまっすぐ巨大な怪物へ向かっていった。ストーリー性、演出に期待がかかる作品である。
「TACOMA」は宇宙を舞台にしたアドベンチャー。プレーヤーは宇宙を進んでいた輸送船「TACOMA」を調査するため内部に入っていく。デモムービーでは船内の管理者に話しかけながら船を調査していく女性の姿が描かれる。シルエットで描かれたキャラクターもいて、とてもミステリアスな雰囲気だ。
「ASHEN」は荒廃した世界を進む男女の姿が印象的なアクションアドベンチャーだ。2人は力を合わせて崩壊した移籍を探索していくが突然がらくたの1つが動き出し、男を串刺しにしてしまう。驚いて振り返った女性の前に、昆虫型の機械のような巨大な怪物が現われる。
場面が変わり、岩の上に立つ女性の前に巨大な体躯を浮遊させた怪物が現われる。その怪物は敵意を持っていないのか、ゆっくりと女性に頭を向ける。不思議な静寂感のある雰囲気が面白い作品だ。
「Beyond Eyes」は若い女の子が外の世界へ初めて探検に出かけるアドベンチャーゲーム。彼女は盲目であり、聴覚や触覚、嗅覚といった感覚で外界を認識していく。本作はこの感覚をグラフィックス化しており、彼女が認識できたところだけがフィールドに浮かび上がる。まるで水彩画のように淡く美しいグラフィックスが特徴だ。新しい経験に前向きになるような、希望を持てる作品として、開発を進めているという。
「CUPHEAD」は、ティーカップの頭を持った2人の兄弟が活躍するアクション。モチーフは1930年代のアニメ風で、これを16bit時代のゲームの手法で再現するというのが目指した方向性だ。擬人化した巨大なにんじんや動物、顔をころころ変える人魚を相手にカップヘッドの兄弟は力を合わせて立ち向かっていく。レトロな雰囲気がたまらない作品だ。
雪山での極限の冒険「RISE OF TOMB RAIDER」
サードパーティで力を入れたアピールを行なっていたのが、スクウェア・エニックスの「RISE OF TOMB RAIDER」だ。Xbox One独占で、11月10日発売予定。今回は雪山ステージでのデモプレイが行なわれた。
ゲームエンジンは前作の「TOMB RAIDER」と同じものを使っているようで、地形のデザインもかなり似ていた。主人公ララと、その相棒の男性はある遺跡の調査に向かうため、危険な地形を越えていく。氷壁にピッケルを突き刺し、お互いの体をロープで結びフォローし合いながら進んでいく。
圧巻なのは雪崩の表現である。画面いっぱいに迫ってくる雪の表現は本当に恐ろしい。さらに山を抜けた先で輝く遺跡や水の中の探索、トロッコでものを押すシーンなど様々なシーンが断片的に描かれた。
会場を大きくどよめかせた「ダークソウルIII」、「Fallout 4」
「ダークソウルIII」は今回ムービーのみだったが、会場を大きく沸かせたタイトルだ。ムービーでは霧に覆われた廃墟に巨大な人型の存在、また王冠をはめようとするものなど、謎めいたキャラクター達が提示されていた。
そして「Fallout 4」ではゲームプレイでさらなる情報が明らかになった。クランク式のレーザーガンはクランクを回すことで電力を確保する銃。また前作まであったアーマーは動力を使い着込んで使うことが明らかになった。ガトリングガンで強力な怪物「デスクロー」と渡り合う姿など、前作以上に様々な要素がよりリアルに、凝ったものになっていると感じさせられた。
