【スマホアプリ今日の1本】カートゥーン的ランナーゲーム「ルーニー・テューンズ ダッシュ!」

アニメでお馴染みの設定のもと、バッグス・バニーたちが逃げる！

　バッグス・バニー、トゥイーティー・バード、ロード・ランナーと言えば、ワーナーのアニメシリーズ「ルーニー・テューンズ」のキャラクターだとわかる方も多いだろう。

　「ルーニー・テューンズ」は、ウサギと狩人、猫と小鳥、オオカミと走る鳥などの組み合わせによる追いかけっこをベースに、ドタバタのバカ騒ぎが繰り広げられる作風が特徴のアニメシリーズ。上に挙げたバッグス・バニーなどの名キャラクターを数々生み出し、カートゥーンの黄金時代をミッキーマウスやポパイらと共に築いた。

　今回紹介するのは、彼ら「ルーニー・テューンズ」キャラクターがスマートフォン用ゲームとして帰ってきた「ルーニー・テューンズ ダッシュ!」。バッグス・バニー、トゥイーティー・バード、ロード・ランナーを操って、追いかけてくる敵役キャラクターから逃げるランナーゲームとなっている。開発は米Zynga。

　内容は「Temple Run」をカートゥーンチックにアレンジしたような感じで、自動で走るキャラクターを左右にスライド操作でレーンの変更、上にスライド操作でジャンプ、下にスライド操作でスライディングを行なう。ステージクリア式で、コインやアイテムを一定数集めるなどの条件を満たした上でゴールにたどり着けばステージクリアとなる。

　ゲームシステムそのものは「Temple Run」に非常に良く似ているが、追いかけてくるキャラクターがエルマー・ファッドやワイリー・コヨーテであったり、ダフィー・ダックが目の前のアイテムを盗んでいったり、タズマニアン・デビルが障害物を壊して去ったりと、「ルーニー・テューンズ」らしい仕掛けがステージ中に数多く用意されている。

　また単に障害物を避けていくだけでなく、ジャンプ台などの仕掛けを使ってアニメのワンシーンが描かれたコレクションアイテムを集めることもできるほか、スライディングなどでキャラクターを吹き飛ばせば飛んできたキャラクターが画面に張り付いて、カートゥーン的な演出を楽しむことができる。

　操作するキャラクターはステージエリアによって変わり、バッグス・バニー、ロード・ランナー、トゥイーティー・バードの順で交代していく。ただし1つのエリアは十数ステージあるので、例えばトゥイーティーでプレイしたい場合はバッグス・バニーとロード・ランナーのエリアをクリアしないといけない。

　ちなみに「ルーニー・テューンズ」については、近年では2006年公開の映画「ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション」以降、3DCGによる短編アニメーションががいくつか作られている程度に留まっている。過去の作品を見返さない限り「ルーニー・テューンズ」キャラクターに触れる機会はかなり少なくなってきているので、「ルーニー・テューンズ」ファンであれば本作をぜひともプレイしておきたいところだ。

【スクリーンショット】