PS3/PS Vita「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE」

　バンダイナムコゲームスは、8月22日に発売を予定しているプレイステーション 3/PlayStation Vita用シミュレーションRPG「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE」に登場するキャラクター情報を公開した。

　「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE」は、「スーパーロボット大戦」のオリジナル作品である「魔装機神」シリーズの最新作であり、2012年1月に発売されたPSP用ソフト「魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD」の続編となるタイトル。今回は、マサキ・アンドーの前に立ち塞がるライバルキャラクターを紹介する。

キャラクター＆機体紹介

■ シュウ・シラカワ

CV：子安武人

　若くして十指に及ぶ博士号を持つ天才科学者。影のあるクールな人物で沈着冷静、さらに途方もない自信家。誇り高く、自由を愛する性格で、他人に利用される事を極度に嫌う。地上世界で反乱を起こしたDC総帥ビアン・ゾルダーク博士の下でグランゾンの基本設計、特殊装備を担当し、自らテストパイロットも兼ねていた。

■ ネオ・グランゾン

　シュウが駆るアーマードモジュール、グランゾンが変異を遂げた姿。増強され重厚になった各部装甲と背面のバリオン創出ヘイロウが特徴的。かつてのネオ・グランゾンは、機体に組み込まれた「カバラ・プログラム」によって構成されるネットワークシステム「マハーカーラ」によってヴォルクルスの力を引き出し、破壊神という形容すら想起させる、絶望的なまでの力を発揮していた。

【戦闘シーン】

サイバスターの周囲に出現した無数の歪曲空間からネオ・グランゾンの放ったワームスマッシャーが襲いかかる

■ エラン・ゼノサキス

CV：神谷浩史

　神祇無窮流伝承者。プレシアとは遠縁に当たる。天才を自称するほどの自信家で、プライドが高い。先祖である剣神ランドールを崇拝しており、かつ、彼を越える事を生涯の目標にしている。先の戦いでは謎の魔装機ゼルヴォイドを駆り、マサキとサイバスターに戦いを挑んだ。

■ ゼルヴォイド

　魔装機神に匹敵する能力をもつ、謎の魔装機。操者はエラン・ゼノサキス。エランはゼルヴォイドを指して、魔装機帝と自称している。守護精霊は「无（む）」の「ゼルヴ」で属性をもたない。サイバスターと同様に、鳥形に変形可能。変形後の名称はゼルヴィアン。サイバスターに酷似した姿を持つが、製造年代は明らかにサイバスターより前。

【戦闘シーン】

試作ニムバスを相手に横斬りから縦斬りの連続攻撃を仕掛けるゼルヴォイド

■ オキュラ・ザニア・ビフラズバ　【新キャラクター】

CV：甲斐田 裕子

　エランの家に仕えるメイド長。12年ほど前にスカウトされ、ゼノサキス家に仕えるようになった。どんな家事でもクールにそつなくこなすものの、使用人らしからぬ、良く言えば毅然とした、悪く言えばつっけんどんな性格。主人のエランに対してさえも、あけすけな物言いが多い。

■ セレマ・ゼオラ・オクスティン　【新キャラクター】

CV：ゆかな

　エランの家に仕えるメイド見習い。メイド見習いという立場ながらも家事は壊滅的に下手で、特に炊事は矯正不可能なレベルの腕前。反面、魔装機整備の腕はかなりのもので、ゼルヴォイドの起動や運用に関して多大な貢献をしている。普段はおどおどしている事が多いが、いざという場面では意外な思い切りの良さを見せる事も。

■ スヴェンド・デルツ　【新機体】

　エリアル王国の魔装機開発会社「ベルロード社」が開発している、スヴェンドシリーズの最新鋭機。オリジナルのスヴェンド同様、どの属性の低位精霊とも契約する事ができる。もともとは簡易量産機として開発計画がスタートした機体だったが、想定していたほど製造費やランニングコストの軽減が見込めず、一方で予想以上に優秀な出力と機体バランスを発揮した事から汎用軽装攻撃機へと開発路線が変更されたという経緯を持つ。

【戦闘シーン】

腰の匕首で敵を斬りつけた後、背中の玉輪刀で追い討ちを決めるスヴェンド・デルツの連続攻撃

■ トゥー・グリアス　【新機体】

　ラーダットの制式魔装機グリアスの上位機。契約精霊は炎の低位精霊フェ・ト・ナで、属性は連星。機体性能そのものはグリアスと大差ないものの、魔術増幅率が大幅に向上しており、より強力な魔術兵器を扱える。反面、高い魔術的素養が要求されるようになったため、実力のある魔術師でなければ操者を務める事はできない。

【戦闘シーン】

杖から放たれた光弾魔術・シャイニーウィスプがデモンゴーレムにヒット！

戦闘を有利に進める「強化パーツ」

　「スーパーロボット大戦」シリーズでお馴染みとなっている「強化パーツ」が本作にも登場。強化パーツとは、機体に装備することで機体の強化やパイロットの能力を強化することができるというもの。また、マップ上で使うとHPや弾数を回復することができるパーツも存在する。

　強化パーツの系統は以下の4種類に分けられる。
・機体：機体の各種能力を上昇させるパーツ。
・ステータス：気力、精霊の強弱に関するパーツ。
・消費：自機の各種パラメーターを回復させるパーツ。
・特殊：上記3つに当てはまらないカテゴリーのパーツ。

　強化パーツには以下のようなものが用意されている。
・アドオンシールド：最大HP＋500（機体系）
・エクステンダー：射撃武器の弾数＋2（機体系）
・バイタルブースト：出撃時に気力＋5（ステータス系）

作戦目的に表示されてる「強化パーツ獲得条件」を満たすことで強化パーツが手に入る。獲得条件はシナリオによって異なる

条件を満たした状態で戦術マップをクリアすると、どの強化パーツを獲得したかが表示されるので、獲得したパーツが一目でわかる

獲得した強化パーツは、戦術マップクリア後の「インターミッション」で機体に装備できる。強化パーツの装備可能数は機体によって異なり、強力な機体ほど装備可能数が少ないという

イベントカット続報！

【イベントカット】

初対面のヅボルバから求婚され、赤面になるテュッティ（※エメラルドの髪の男性がヅボルバ）。テュッティの返事は？ この後の展開が楽しみなカットだ

　物語の随所で挿入されるイベントカット。表示されたイベントカットは、オプションの「追想録」で好きなときに閲覧することが可能となっている。今回は、新キャラクター「ヅボルバ」がテュッティとアクレイドの前に現われるというイベントカットを紹介する。ヅボルバは、上記で紹介しているトゥー・グリアスの操者だ。

■ ヅボルバ・ポフ・ミマンサー　【新キャラクター】

CV：花輪英司

　ラーダット王国ポトミア州知事第一秘書。正義感と愛国心が強く、誠実な性格。各地を奔走し、ラーダット発展の為に尽力している。生来の努力家で、目標達成の為にはありとあらゆる努力を惜しまない。秘書としてのみならず魔術師としても高い実力を持っているが、それも才能によるものではなく、努力によって得られた力である。