セガ、PS Vita「サムライ&ドラゴンズファンミーティング2013冬」を開催

2ndシーズンが1月28日を持って決着。2月1日からは新たな3rdシーズンが始まる。新要素が多数公開された

　セガは、PS Vita専用オンラインゲーム「サムライ＆ドラゴンズ（以下、サムドラ）」のイベント、「ファンミーティング2013冬」を東京・秋葉原UDXにて開催した。

　「サムドラ」は、現在行なわれている2ndシーズンが1月28日を持って決着。2月1日からは新たな3rdシーズンが始まる。それに先駆け、新シーズンで導入される新ダンジョンや新ボス、より便利になる新機能など、アップデートが発表された。詳しくは下記のまとめと、写真をご覧頂きたい。

　なお、新職業については今回はっきりとした発表こそはなかったものの、山田プロデューサー曰く「3rdシーズンでもバランスを見ながら順次追加していく」とのことだ。

●3rdシーズンからの新要素

・新ダンジョン
・新ボス
・ACTワールド共通マッチング機能
・闘技場の大会機能を強化
・Web連携機能で勢力地図の閲覧や通知を可能に
・新種族「神話族」が登場

新ダンジョン、新ボスが追加!

新要素の追加や機能の拡張も数多く行なわれる。なお、新種族の「神話族」は、コスト高、入手難度も高いが、かなり強力という

【2月1日よりアジア地域でサービスを開始！】

2月1日よりアジア地域でもサービスが開始される。アジア版とはサーバーをわけて開始するということだが、世界混合サーバーで世界一を目指したいという声があれば、今後に検討したいということだ

【2ndシーズンの歩みとシーズン報酬】

2ndシーズンでは新職業の追加をはじめ、コラボも多数展開された

「閃乱カグラ」高木氏、「PSO2」酒井氏、「ソウルサクリファイス」稲船氏が登場！
PS Vitaタイトルとのコラボが実現!!

3rdシーズン最初のコラボレーションは、PS Vitaを盛り上げていくタイトルとのコラボ！

　多数のコラボレーションも話題になってきた「サムドラ」だが、3rdシーズンもコラボが多数行なわれる。発表されたのは「PS Vita×サムドラ」というもので、これから発売されるPS Vita用タイトルとのコラボレーションという、驚きのコラボとなっている。

　スペシャルゲストとして登場したのは、マーベラスAQL「閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-」より“爆乳“プロデューサー高木謙一郎氏、セガ「ファンタシースターオンライン2」よりプロデューサーの酒井智史氏、ソニー・コンピュータエンタテインメント「ソウル･サクリファイス」よりコンセプターの稲船敬二氏の3人。いずれも2月28日、3月7日に発売されるPS Vita期待のタイトルだが、「サムドラ」にこの3作品のコラボレーションカードが登場する。

　このコラボレーションをきっかけにした形だが、これからPS Vitaを盛り上げていくタイトルのキーマンが集まるという貴重なイベントとなった。サムドラ山田氏を加え、高木氏、酒井氏、稲船氏にはイベント終了後に合同インタビューが行なわれ、その内容も本稿後半に収録しているので、そちらもぜひご覧頂きたい。

「閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-」

マーベラスAQLより“爆乳“プロデューサー高木謙一郎氏が登場。侍と忍者が多数登場する「閃乱カグラ」からコラボレーションカードが登場する

「ファンタシースターオンライン2（PSO2）」

「PSO2」プロデューサー酒井智史氏は、「サムドラ」開発陣の衣装に対抗して、ドラゴンサカーイで登場!

PS Vita版「PSO2」の最新PVロングバージョンを初公開。新キャラクターのアイドル「クーナ」も登場し、曲もボーカル入りの初公開のものになっていた。詳しくは続報を待ちたい

「SOUL SACRIFICE(ソウル･サクリファイス)」

「ソウル･サクリファイス」よりコンセプターの稲船敬二氏が登場。「ソウル･サクリファイス」のコラボカードだけでなく、このイベントを見ている人向けのコラボカードに自ら登場。さらに「サムドラ」開発陣の衣装にかかっている金額を聞いて「どんな判断や！ 金ドブや！」も飛び出すなど、サービス満点だった

トークセッションには柴田ヨクサル氏、コスプレタロット占い師の渚さんが登場

トークセッションには、キャラクターデザインを手がけた漫画家の柴田ヨクサル氏、コスプレタロット占い師の渚さんが登場した

　トークセッションでは、「サムドラ」のキャラクターデザインを手がけた柴田ヨクサル氏、さらに、コスプレタロット占い師である渚さんがゲーム中に登場するドーラのコスプレで登場した。

　お2人とも「サムドラ」をかなりプレイしているということだが、驚かされたのは柴田ヨクサル氏のやりこみ度合い。プレーヤーランキングでは120位ぐらい、闘技場ランキングでも一桁台に入っているということで、会場では意表をつくほどの本格プレイぶりにどよめきが起こり、ニコニコ生放送の視聴者からも「ガチすぎる」といったコメントが見られたほどだ。

　そんな柴田ヨクサル氏だが、物腰の柔らかな謙遜トークで「サムドラ」への愛情をたっぷりと語り、その人の良さそうな空気感とトーク内容が会場に笑いを呼んでいた。「最近は良かった出来事も悪かった出来事も全て「サムドラ」の思い出なんです」と話すほどにプレイしていたそうで、良かったことは「スキルのミラージュシフトが10になってくれたこと」、嫌だったことは「逆に、強力なスキルが消えちゃったこと」と語るほど。アクションパートでのモーションについても、会場のユーザーさんが驚くほどに細かいところの良さを語っていた

　渚さんはというと、1stシーズンでは率いていた同盟が仕事の合間に無くなっていたという事件も起こり、「サムドラ」の中で楽しい事も大変だったことも味わったという。そうした出来事を思い返しつつ、「そういういろんな事が起こるのが『サムドラ』の面白さですね」と語っていた。

柴田ヨクサル氏と渚さん。お2人とも「サムドラ」をたっぷり遊んでいて、ヨクサル氏にいたっては「ハマりすぎるから安易に人にオススメできないんですけど、一生の思い出になるぐらい楽しめますのでぜひ」と語っていたほど。「サムドラ」の魅力をたっぷり話してくれた