福岡ゲーム産業振興機構、「福岡ゲームフロンティア大賞」受賞作を発表

大賞はアミューズメントメディア総合学院のチームによる「クラッシャー」


5月9日 発表



当初は3月に開催予定だった「第4回ゲームフロンティア in 福岡」において発表される予定だったが、震災の影響で中止となり、このほど発表となった

 福岡ゲーム産業振興機構は、2010年7月16日から12月15日まで募集していた「第4回福岡ゲームコンテスト」受賞作を発表した。

 福岡ゲーム産業振興機構は産学官連携組織で、福岡を世界的ゲーム都市とすることを目標に活動を行なっている。その一環として「第4回福岡ゲームコンテスト」は、九州・福岡のゲーム企業の協力のもと、アマチュアを対象としたゲーム関連の作品を募集したコンテスト。全国から392点の応募があった。同賞の審査委員長は福岡ゲーム産業振興機構 委員長・GFF会長の日野晃博氏(レベルファイブ)。

 福岡ゲームフロンティア大賞 ゲームソフト部門は、くずてつ野郎Aチームさん(アミューズメントメディア総合学院)の「クラッシャー」。授賞のコメントとして、「大賞を受賞したと聞いた時はチーム一同揃って耳を疑いました。『賞を取れる程、遊び手が楽しめる作品を創ろう!』と全員がゲーム制作初挑戦で挑んだ本作品で大賞を取るとまでは思いませんでした。私達に可能性を感じ、選んでいただいた審査員の皆様方には感謝致します。この初心を忘れずに精進してゲーム会社への就職をはたし、ゲーム業界の活性化に貢献していきたいと思います」とコメントしている。

 このほかにも、福岡市長賞にはゲームポスター部門から、大福職人さん(東京工科大学)の「僕(未来の)豆大福」が授賞。ゲームポスター部門 優秀賞には正岡大知さん(専門学校HAL東京)の「JET-Black HIGHSCHOOL」が贈られた。ゲームソフト部門、ゲームムービー部門に関しては、残念ながら優秀賞の該当作は無しといった結果となった。


【受賞作】
福岡ゲームフロンティア大賞 ゲームソフト部門
「クラッシャー」
受賞者:くずてつ野郎Aチーム(アミューズメントメディア総合学院)
福岡市長賞
「僕(未来の)豆大福」
受賞者:大福職人(東京工科大学)
ゲームポスター部門 優秀賞
「JET-Black HIGHSCHOOL」
受賞者:正岡大知(専門学校HAL東京)

(2011年 5月 9日)

[Reported by 船津稔]