魔法構築ローグライクTPS「Spell Fragments」発表

　Cocoro Softwareは、Steam用魔法構築ローグライクTPS「Spell Fragments」を発表した。配信日、価格は未定。Steamストアページがオープンしている。

　本作は、長年TRPGを遊んできた開発者の「デジタルのゲームでも、もっと自由に魔法を使って冒険したい」という想いから制作された新作ローグライクTPS。物語に登場するような魔法をプレーヤー自身の手で創造できるシステムを特徴している。

　プレーヤーは、記憶を失った偉大な魔法使いとなり、かつての力と栄光を取り戻すべく自動生成ダンジョンを探索し、呪文の欠片を集め、新しい魔法を創造していく。ダンジョンを制覇し、新しい魔法を構築する度に強くなり、大いなる魔法使いとしての自分の過去が明らかになっていく。

　魔法創造システムを軸に、強力な呪文を獲得するために何度もダンジョンに挑戦して強くなるハック＆スラッシュやルーターシューターの面白さ、毎回異なる呪文の欠片を入手して組み合わせ、そのときのプレイに合わせた魔法を創造する戦術性、ローグライクならではのリプレイ性を提供するべく開発されている。創り上げた渾身の魔法を持ち寄って、友人とのオンライン協力プレイでダンジョンを攻略することも可能。なお、本作は東京ゲームショウ2024のインディーゲームコーナー「09-W21」にて展示される。

あの魔法も再現できる、自分だけの魔法構築システム

　本作では、魔法の発動条件となる「トリガー」、魔法本体の効果となる「スペル」、魔法の性能を変化させる「オプション」の3種類の要素を組み合わせて魔法を創造する。複数の要素を連鎖させて複雑で強力な魔法を実現することもでき、その組み合わせは無限大。プレーヤーの想像力次第で、マンガやアニメに登場するような多彩で強力な魔法を構築可能となっている。

　たとえば、圧倒的な破壊力を持つ爆炎の魔法使いになれる。「威力や範囲を上げる代わりに発動時間の長い詠唱」のトリガーを使って、強力な「炎」や「爆発」のスペルを極限まで強化することもできる。そんな危険な魔法は当然自分にもダメージを及ぼすが、爆発ダメージを無効化する手段も自由自在。熟練の魔法使いになれば、爆炎の中を平然と歩いて出てくることも可能となる。

　さらには、同じ炎のスペルを使っていても、トリガーやオプションを付け替えるだけで「近づいてきた敵を自動で狙い撃ちにする炎の使い手」のような、まったく違った魔法使いにもなれる。

　また、不死身の魔法使いにもなれる。「死亡したとき」をトリガーにして強力な回復のスペルを使えば、倒れてもプレーヤーは復活する。回復の代わりに「周囲の敵から体力を吸収する」スペルを組み合わせれば、倒れても周囲の生き物から生命を吸い取って蘇る、禍々しい不死の魔法使いも再現できる。

　魔法の足場を作って舞う忍者のような魔法使いにも、透明になって一方的に敵を攻撃する魔法使いにも、本作では、どんな魔法使いにでもなれる。作り方次第で魔法はどんどん強大になる。

熟練のTRPGゲームマスターによるシナリオと、魅力的なキャラクターたち

　本作の開発者は、TRPGのゲームマスターとして多数のシナリオを制作。その経験をもとに、本作にふさわしい新たなファンタジーの世界観、物語を作り込んでいる。

　物語を彩るキャラクターはイラストレーターkuro氏がキャラクターデザインを手がけ、キービジュアルはイラストレーターNeg氏による描き下ろし。本作の為に新たに生み出されたダークファンタジーの世界と、魅力的なキャラクターたちの物語が展開していく。

東京ゲームショウ2024出展記念、プレゼントキャンペーン実施！

期間：9月10日～9月14日23時59分

　本作の発表を記念して、東京ゲームショウ2024の一般入場招待券を抽選で80名に贈るキャンペーンが実施される。本作はインディーゲームコーナー「09-W21」にて出展される。

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