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在日米海軍、司令官の名前を使ったデマに注意喚起
「荒唐無稽な陰謀論を唱えても誰も救われないと思います」
2024年1月12日 11:01
- 1月11日 投稿
在日米海軍司令部の公式X(旧Twitter)は1月11日、在日米海軍司令官カール・A・ラティ少将の名前を使ったツイートに対してのコメントを投稿した。
同投稿では、「ネット上で在日米海軍司令官の名を使ったデマを見かけました」と前置きしたうえで「自分なりの思想を持たれるのは自由ですが、貴重な命が失われ、人々が打ちひしがれている状況で、荒唐無稽な陰謀論を唱えても誰も救われないと思います」との声明が公開。言論の自由は認めつつも、根拠の無い陰謀論によって他者を混乱させようとするデマを批判している。
当該のデマは、「同司令官が指向性エネルギー兵器を用いて人工的に今回の地震を引き起こした」とされるもので、地震を人工的に発生させる「指向性エネルギー兵器」が使われたとされている。
能登半島地震発生以来、被災者の方々は不自由で不安な日々を送られていると存じます。ネット上で在日米海軍司令官の名を使ったデマを見かけました。自分なりの思想を持たれるのは自由ですが、貴重な命が失われ、人々が打ちひしがれている状況で、荒唐無稽な陰謀論を唱えても誰も救われないと思います
— 在日米海軍司令部 (@CNFJ)January 11, 2024