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2D格ゲー「ヤタガラス Enter the Eastward」がSteamにて発売決定! 「NESiCAxLive」でも稼働

【ヤタガラス Enter the Eastward】

2024年1Q 発売予定

価格:15ドル(米国地域価格)

 ヤタガラス開発チームは、Windows用2D対戦格闘「ヤタガラス Enter the Eastward」をSteamにて全世界で発売する。販売開始時期は2024年1Q(第1クォーター)で、価格は15ドル(米国地域価格)。また日本では、業務用ビデオゲーム筺体向けのゲームダウンロードコンテンツシステム「NESiCAxLive」にて稼働する。

 これは、CES 2024(米ラスベガス、1月9日)にて、MadCatz社と共同で発表されたもの。本ゲームでは、前作「ヤタガラス Attack on Cataclysm」の世界観をベースとして、新たなキャラクターが追加。丹念に調整されたシステムを特徴とし、昔ながらのフォーマットを守りつつクオリティの高いグラフィックス、そして誰にでもわかりやすいシンプルなゲーム性を兼ね備えている。また、MadCatz社とゲーム内コラボレーションが行なわれ、本作では同社をイメージしたステージが採用される。

ゲーム概要

 「ヤタガラス Enter the Eastward」は、オリジナルの2D対戦格闘ゲーム。シンプルなシステム構成にすることで「格闘ゲームの基礎部分をしっかり作りあげたい」、「格闘ゲームの面白さの根幹部分を楽しんでもらいたい」ということを意識して作られており、多くの人に格闘ゲームの面白さを感じてもらえるような、わかりやすいゲーム性を目指している。

【ストーリー】

1926年12月25日。
新年号“光文”へと改元。
新しい時代の幕開けに見えた。
だがその実は「神国日本の復興」を掲げた
政府の改革派が引き起こした内部クーデターであった。
首相官邸、警視庁、名だたる財閥、新聞社等の急襲制圧。
あまりの急展開に表立った動きが取れない旧政府陣営は
秘密裏に内乱要人達を一掃する暗殺計画「ヤタガラス」を発足した。
“政府の犬”と呼ばれ、
今も諜報機関として存在する“伊賀勢”へとその密命が下った。

MadCatz社とのコラボステージ「MadCatz Stage」

 MadCatz社と大会設営をイメージしたステージ。ラウンドごとに大会会場の準備が進む演出がなされる。

新キャラクター

ウグイ

CV:松本忍

 滅んでしまった水徳王家の末裔に今も仕えている初老の執事。先代王に見出されたらしいが、それ以前の経歴は不明。執事とは思えない身のこなし等、その素性は謎めいている。王家の復興を企て、日本で起こっている事変を足掛けに、政府への介入を目論む。

「粛清の時間です」

鰲 天依(アオ テンイ)

CV:花守ゆみり

 水徳王家の末裔。王家滅亡の際にウグイに匿われ、身を潜めていた。日本で起こっている事変を利用し王国を再建するというウグイの案に乗るが……。本来は内気なお嬢様だが、コタローの演技に感銘を受け彼女の描く「明るく元気なお姫様」像を演じ、事変に挑む。

「あなたの望む姿になれたでしょうか……?」

ジスたん

CV:金元寿子

 元々は人を喜ばせるための自動人形であった。とある国家によって回路を書き換えられ、秘密工作員にされてしまう。全ての出来事を予測できるとも、願いを叶えるとも言われている神事捜索の命を受け日本へ送り込まれた。

「私は命令を実行します……全ての障害を排除します……」

主なゲーム特徴

オリジナルの2D対戦格闘ゲーム

 近年数が減少してきた、ローレゾドットベースで作られたオリジナルの2D対戦格闘ゲーム。ローレゾならではの味を生かした魅力的なキャラクターとモーションデザインが特徴。

BLを中心に据えたさし合いゲーム

 ヤタガラスの中心的なシステムといえばBL(ボタンロッキング)。相手の攻撃を受け流して反撃するシンプルなシステムを主軸とすることで、駆け引きのポイントが理解しやすくなっている。

シンプルなゲームシステム

 非常にシンプルなゲームシステムを採用。シンプルがゆえに、わかりやすく奥の深いゲーム性を目指している。

実況システム

 格闘ゲームには、掛け声や歓声、実況といったコミュニティに関わる大きな魅力がある。

 本作では、そんな画面外の賑やかな楽しさを再現するべく、ゲームシステムに落としこんだ実況システムを搭載。ゲームの進行状況に合わせてリアルタイムに実況や賑やかしが行なわれるという、ユニークな機能となっている。

ネットワーク対戦サポート

 フルスクラッチコーディングによる、独自のネットコードを実装。巻き戻しなどの不快な挙動がなく、低い通信ラグで快適なネット対戦が行なえる。ランクマッチ、ロビーマッチ、遊びながらの待ち受け、観戦等、様々な機能をサポートしている。スマートフォンなどから現在の対戦状況を確認できるWebサイト(ヤタガラスニュース)も活用できる。

長年にわたる製作期間と、細やかなバージョンアップ

 長期間にわたり、製作とバージョンアップを続けており、コミュニティの声に耳を傾けながらクオリティアップを図っている。

Steam版「ヤタガラス Enter the Eastward」

プラットフォーム:Steam
地域:全世界
価格:15ドル(米国地域価格)
販売開始時期:2024年1Q

【動作環境】
OS:Windows10、11
Processor:3.0GHz or better
Memory:512 MB RAM
Graphics:Must support 640x480 resolution
DirectX:Version 9.0
Storage:1GB available space
Sound Card:DirectSound-compatible Sound Card