“誰も傷つかない”SNS!? 「1984」オマージュ検閲で投稿を変換する「DYSTOPIA」配信開始！

　相談箱は、Android/iOS用SNS「DYSTOPIA」を9月24日に配信開始した。基本利用料は無料。有料会員制度あり。

　「DYSTOPIA」は、AIをSNSに取り入れることで意識的、無意識的な誹謗中傷を未然に防ぎ、「傷つけられた」だけでなく「誰かを傷つけてしまった」という体験からも人々を守ることをコンセプトとしたSNS。

　ジョージ・オーウェルによる監視社会を描いたディストピア小説「1984」に登場したオセアニアの全体主義思想の絶対的権威体制の象徴「BIG・BROTHER（ビッグ・ブラザー）」をオマージュしており、「『AIによる検閲』が人々のコミュニケーションにどのような影響を与えるのか」という社会実験的な意味合いも込められている。

　「DYSTOPIA」上での全ての投稿は、ChatGPTを用いたAIを通して「誹謗中傷のような不適切な発言かどうか」、「不適切な度合いはどれくらいか」といった要素を検閲され、一定の水準を超えた発言はAIが介入し自動的に適切だと判断される表現に変換し投稿される。また、有料会員は「AI検閲ルールの観覧」、「AI検閲ルールの投票」、「AI検閲ルールの提案」を確認可能。段階的に検閲ルールに介入できるようになる。

□App Store「DYSTOPIA -だれも傷つかないSNS」のページ
□Google Play「DYSTOPIA -だれも傷つかないSNS」のページ