ニュース

【gamescom2023】総勢60人が入り乱れて戦うレースゲーム「Stampede Racing Royale」

【Stampede Racing Royale】

11月3日発売予定

基本無料(アイテム課金)

 Level Infiniteは、ドイツで開催されたgamescomに、イギリスのゲームスタジオSumo Leamingtonが開発している総勢60名のプレイヤーが優勝をかけてカートレースで戦うバトルロイヤルゲーム「Stampede Racing Royale」をプレイアブル出展した。

【Stampede: Racing Royale | Early Access Begins NOVEMBER 2 | Gameplay Trailer】

 本作最大の特徴は、60名もの大群でレースをすることだ。3等身のかわいいキャラクターと、カラフルなカートマシンを自分好みにカスタマイズして、エリミネーション方式で優勝を争う。1回のマッチングで戦うレースは最大3レース。1回目のレースでは上位40位まで、2回戦では上位20名が次のレースに出場でき、最終戦は20名で優勝を争う。途中で脱落すると、すぐに次のレースへのスタンバイ画面に移動する。

 これまで「マリオカート」風のレースゲームはいろいろとあったが、60人もの大人数が一堂に会するゲームはあまり体験したことがない。マッチング画面では、集まったプレイヤーは車にのった状態でどんどん画面に並んでいく。60台の色とりどりのカードが並ぶさまは壮観だ。60名集まりきらない場合には、BOTが操作する車が参加する。

gamescom会場の「Stampede Racing Royale」ブース

 車体には、スタンダードな性能のものと、スピード重視、パワー重視の3種類があり、レースへの登録前に決めておく。ほかにドライバーの顔や服装、アクセサリー、車の車体、タイヤなど多彩なカスタイマイズ要素によって個性を表現することができる。これらのアイテムはシーズンパスの報酬や課金要素として登場するようだ。ただ課金に絡むのはスキンのみで、車体の強さなどはお金で解決することができない。「Pay to Winではない」と取材中にも強調していた。

 3等身のキャラクターはレース中に後ろを振り向いて手を振ったり、時にはハンドルを持ったままトリックを決めたりとかわいい動きを見せてくれる。レース中、道に浮かんでいるアイテムを拾って任意のタイミングでそれを使う。ほかにもビームを出しながらコースを横切って妨害してくるロボットなどレースの邪魔をしてくるNPCもいる。

 レースのコースは一方通行のサーキットコースから、四方八方に入り乱れるオープンフィールドのマップまでサービス開始当初は8つのサーキットで戦うことになる。まずはSteamでのスタートで日本語にも非対応だが、将来的にはコンソールでのサービスも予定されている。興味があれば、Steamで触ってみてはどうだろう。