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「マリオ」超え! 映画「バービー」の全米累計興業収入が5.75億ドル(約840億円)を突破

本編映像「ケンとケンのケンカ編」も公開

【映画「バービー」】

公開中

 映画「バービー」の全米累計興業収入が5.75億ドル(約840億円)を突破した。

 日本に先駆け全米公開された本作は、週末3日間の興行収入1.55億ドル(約218億円)を記録し、2023年に公開されたすべての映画でNo.1となるロケットスタートを切った。その後も勢いはとどまらず、週末の興行成績は4週連続のNo.1を記録。全米、そして30以上の国と地域での興行収入は、歴代のワーナー・ブラザース映画の中で第1位となる快挙を成し遂げた。

 また、現地時間8月23日の時点で全米累計興行収入は5.75億ドル(約840億円)を突破。「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(5.74億ドル)を超え、今年公開作の全米累計興行収入ランキング1位を獲得した。なお、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が138日かけてこの興行収入を達成したのに対し、「バービー」は公開からわずか34日での達成となった。※数字は全てBoxOfficeMojo参考。

 日本での公開2週目となった週末の興行成績は、新作が公開される中、先週に続いてTOP10内にランクイン。首都圏及び大阪・福岡などの地域では先週対比100%以上の劇場が続出するという事態に。全国の約50劇場で土日いずれかの興行収入がアップとなり、口コミ効果によりトレンドに敏感な若年層の支持を集め、興行成績は順調に推移している。

 また今回、映画本編シーンの一部映像が公開されている。

映画「バービー」本編映像「ケンとケンのケンカ編」公開

【映画『バービー』本編映像(ケンとケンのケンカ編)】

 どんな自分にでもなれる、完璧で<夢>のような毎日が続くドールの世界“バービーランド”。住人たちはみんなバービーで、みんなケン。連日ドライブやサーフィンやダンスパーティーを繰り広げている。

 今回公開されたのは、おしゃれで人気者のバービー(マーゴット・ロビーさん)をめぐり、ケン(ライアン・ゴズリングさん)とケン(シム・リウさん)があわやケンカ寸前!?という、緊張感と共に笑いがこみあげてくるコミカルなシーン。愛しのバービー(マーゴットさん)の気を引こうと、サーフボード片手に勢いよく海へ駆け出すケン(ライアンさん)だったが、建物も食べ物もプラスチックで出来ているバービーランドではもちろん波もプラスチックのため、盛大にぶつかり吹っ飛ばされて倒れてしまう。解禁されたのは、その様子を見たライバルのケン(シム・リウさん)が「ビーチで情けないな」と嘲笑ったことで、闘争心に火がついたケン(ライアンさん)とケン同士のケンカが勃発寸前に。

 一触即発のケンたちの間に入ったのは、「ケンとケンでケンカしないで!」とあきれた表情のバービー(マーゴットさん)。争いを不安そうに見つめるその他のバービーとケンたち、バービーランドの男性で唯一ケンではないアラン(マイケル・セラさん)も為すすべなく立ち尽くすというシュールな光景が印象的な場面となっている。

 ライアン・ゴズリングさんとシム・リウさんが演じるケン同士のコミカルなやりとりはもちろんのこと、パラソルや砂浜まで見渡す限りピンク尽くしのバービーランドの造形美も見どころだ。

 海でサーフィンに興じようとするケン(ライアンさん)だが、彼の仕事は自称“ビーチ”。サーファーでもライフガードでもなく“ビーチ”だ。メガホンを取ったグレタ・ガーウィグ氏は、謎の仕事“ビーチ”について「誰も知らないんです」とコメント。実際に演じるライアンさんも「ケンの一番の悲劇は“ビーチというものが何か分からなかったことだ」と答えている。そんなケンにも、バービーと共に人間世界を訪れることで大きな変化が生まれ、さらにライバルのケンとの争いもより本格的なものに発展する。