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シリーズの4作目、ホラーADV「零 ~月蝕の仮面~」のリマスター版が本日発売!

「フォトモード」や新コスチュームなど新要素を追加

【零 ~月蝕の仮面~】

3月9日 発売

価格:
通常版 6,380円
Digital Deluxe Edition 8,580円
Nintendo Switch版プレミアムボックス:12,080円

 コーエーテクモゲームスは、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/Steam用和風ホラーアドベンチャー「零 ~月蝕の仮面~」を3月9日に発売する。価格は通常版が6,380円。ダウンロード版のゲーム本編にコスチュームセットやオリジナルサウンドトラック付きデジタルアートブックが付属する「Digital Deluxe Edition」も発売される。価格は8,580円。

 合わせて、Switch用パッケージ版のゲーム本編に書き下ろし小説入り公式設定資料集やオリジナルサウンドトラックCDなどが付属する「Nintendo Switch版プレミアムボックス」も発売される。価格は12,080円。

 本作は、「射影機(しゃえいき)」というカメラを使って実体のない幽霊達と戦う「零」シリーズの4作目にあたる「零 ~月蝕の仮面~」のリマスター版。リマスター版では、グラフィックスが向上しているだけでなく、「フォトモード」を追加し、新規コスチュームも用意されるなど、現世代機で楽しめるよう、いくつかの変更が加えられている。

【2023年3月9日発売 『零 ~月蝕の仮面~』プロモーションビデオ】

リマスター版の特徴

グラフィックスの向上

 本作では、主要キャラクターモデルを新たに作成し、キャラが登場するムービーもブラッシュアップ。プラットフォームに合わせてグラフィックスが高解像度化されている。懐中電灯による陰影や光の表現が向上し、よりリアルになったことで、さらに臨場感のある恐怖を体験できる。

「フォトモード」の追加

 キャラクターや霊にポーズをつけて配置し、画面写真を撮影できる「フォトモード」を搭載。ゲーム内で怖かった場所で、思い思いのシチュエーションを作り上げることができる。思いもよらない心霊写真が撮影できるかもしれない。

新規コスチュームの追加

 オリジナル版から一部のコスチュームのラインナップを変更し、新たな衣装が用意されている。キャラクターの衣装を着せ替えることで、違った雰囲気での探索を楽しめる。

ゲーム概要

【物語】

「誰も憶えていないことは、存在しないことになるのだろうか……」
本州の南に浮かぶ島―朧月島(ろうげつとう)で10年に1度開かれる朧月神楽(ろうげつかぐら)。
その神楽の最中に、5人の少女が神隠しに遭った。
少女たちは1人の刑事に助け出されたが、すべての記憶を失くしていた。

神隠しに遭った少女の1人、水無月流歌(みなづき るか)にはかすかに憶えていることがあった。
それは、1つの旋律……

旋律と共に、失われた記憶が甦ってくる。
― 仮面をつけた人々に囲まれて楽器を鳴らす少女たち ―
― そして月の光の中で憑かれたように踊る仮面の女 ―

旋律は繰り返され、速まり……
だが、記憶はいつも途切れてしまう。
あの日、何があったのか……?
流歌は、その想いを抱えて過ごしてきた。

10年後、神隠しに遭った少女のうち、2人が相次いで死んだ。
顔を覆い、泣き叫ぶような無残な姿で……
流歌と共に残された少女、海咲(みさき)と円香(まどか)は友人の死の謎を解き明かすために朧月島に向かった。

そして2人を追って流歌も島へ渡る。
失った記憶の先にあるものを確かめるために……

登場人物

水無月 流歌(みなづき るか)

CV:能登 麻美子

 朧月島出身で、ピアノを学ぶ少女。17歳。神隠しに遭う以前の記憶を失っている。唯一思い出せる旋律を奏でるたびに甦る断片的な記憶―その光景の先にあるもの……生まれた家のこと、父のこと、そして自分自身のこと……失ったものを取り戻したいという想いから、母・小夜歌の制止を振り切って朧月島へ渡る。

麻生 海咲(あそう みさき)

CV:沢城 みゆき

 わがままで意志の強い少女。17歳。神隠しに遭った5人の1人で射影機を作った麻生邦彦博士の子孫にあたる。
「帰ってくるの……朧月島……」
鏡に映った黒衣の少女の言葉に導かれ、円香と一緒に朧月島に向かう。

月森 円香(つきもり まどか)

CV:後藤 沙緒里

 気が弱く、海咲の言う通りに行動してしまう少女。17歳。友人である神隠しから助けられた少女たちのうちの奈々村十萌、篠宮鞠絵が相次いで死んでから海咲の様子が変わったことを心配している。

霧島 長四郎(きりしま ちょうしろう)

CV:小西 克幸

 元刑事の探偵。刑事時代に連続殺人の容疑者である灰原耀を追って朧月島に渡った時、神隠し事件に遭遇、彼女たちを発見した。この事件がきっかけで懇意になった小夜歌の依頼で、朧月島へ向かった流歌を追う。

ゲームシステム

 本作では、幼少期、孤島「朧月島(ろうげつとう)」で祭のさなかに神隠しにあった少女たちが、失われた記憶を求めて再び島を訪れる。ありえないものを写し、封じ込めるカメラ「射影機(しゃえいき)」と、懐中電灯の僅かな光を頼りに様々な場所を探索し、襲い掛かってくる怨霊を退けながら真実に迫る。

「射影機(しゃえいき)」

 撮影することで怨霊を撃退し、封じ込める力を持つという古いカメラ「射影機」は、本作に欠かすことのできない重要なアイテム。霊との戦闘では「射影機」を構え、ファインダーで捉えて撮影することでダメージを与えることができる。また、怪しい場所を撮影すると、「射影機」の特殊な力で謎を解く鍵が映し出され、探索においても大きな役割を担う。思わぬものが写し出されることも。

「朧月島(ろうげつとう)」の探索

 島にある薄暗い洋館や廃病院の中を、月明かりと懐中電灯の僅かな光を頼りに探索する。様々な場所で気になったものを“触る”ことによって物語は進んで行く。過去の新聞記事やメモなどから、忌まわしい事件のあった過去など、主人公の失われた記憶を紐解き、真実に迫る。手を伸ばした時に「ひやり」とする場面もある。