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【TGS2022】小籔千豊さんとMasuoさん、GALLERIAブースで「フォートナイト」をネタに“子どもとゲームの関わり”について熱く語った!

 東京ゲームショウ2022の「GALLERIA」ブースには、ソファとeスポーツ対戦スペースが用意されたイベントスペース「GALLERIA BASE」があり、会期中は毎日ゲストを招いてさまざまなイベントが行われる。ここでは、初日のオープニングイベントとして開催された小籔千豊さんとMasuoさんのトークショーの様子を紹介する。最初はそれほど期待していなかったのだが、実際は想像より遙かに面白かったのでたっぷりお届けしよう。

1年で2000時間の生配信を行った小籔さんにMaruoさんも驚愕

 まず、小籔千豊さんとMasuoさんについて簡単に紹介する。両名とも有名なので知っている人も多いだろうが、人気お笑い芸人の小籔千豊さんは、2006年から2022年まで吉本新喜劇座長を務めたほか、ドラマーや俳優もこなすマルチタレントだ。小籔さんは、熱心な「フォートナイト」プレイヤーとしても知られており、2020年1月20日から「フォートナイト下手くそおじさん」というYouTubeチャンネルを開設し、以後、積極的に生配信などを行っている。当初は実質視聴者数が0人ということもあったようだが、めげずに配信を続け、現時点でのチャンネル登録者数は12万4,000人に達している。

 Masuoさんは、UUUMに所属するYouTuberであり、2012年8月8日にYouTubeチャンネル「MasuoTV」を開設し、2014年にはセカンドチャンネルとして「MasuoGames」を開設。現時点でのチャンネル登録者数は、MasuoTVが120万人、MasuoGamesが67万人である。テレビ番組「おはスタ」のレギュラーとして2年間出演していたこともある、有名YouTuberだ。Masuoさんは、主に商品レビューやゲーム実況、料理などを題材とした動画を投稿し、明るく気さくな語り口で人気を博している。

 トークショーの司会を務めたのは、元朝日放送テレビのアナウンサーで、現在はeスポーツキャスターとして活躍している平岩康佑さんだ。

 まず、小籔さんとMasuoさんが自己紹介を行ったのだが、その中で驚愕の事実が明らかにされた。小籔さんは、「フォートナイト下手くそおじさん」チャンネルを開設してから、2年半で6,000時間くらい生配信をしていると挨拶したのだ。最初の1年で2,000時間は生配信したとのことで、そのペースには平岩さんもMasuoさんも驚いていた。

小籔 「もう最初の1年、2年は本当に失礼な話ですけど、ずっと配信してて、朝の情報番組に睡眠時間2時間で行ったりとかしてます」

平岩 「普通のゲーマーでも年間で2,000時間って相当ですよ」

Masuo 「なかなか行かないですよね」

小籔 「だらだら生配信するだけでね。Masuoさんとかは、きちんと編集されて、面白い企画たててますけど、僕はもうただただもうやってるだけで。M1グランプリの仕事があって行ったんですけど、それまでずっとフォートナイトの生配信してて、仕事行ってふと携帯見たら、YouTube切るの忘れててそのまま配信続いてたというのを、2年連続やってるんですよ。それくらいぎりぎりまでフォートナイトをやっているから」

Masuo 「僕、一度小籔さんとフォートナイトさせていただいたことあるんですよね。その時にフレンドにならせていただいたのですが、僕がフォートナイトをつけると、いつも小籔さんがログインしているんですよ」

平岩 「配信も24時間連続とかやってましたよね」

小籔 「ビクロイ10回取るまで帰れません。とかやって、1回目が34時間かかりました。2回目が27時間ですか。この間も34時間かかりました。ちびっ子は真似しないでね」

平岩 「いやー、とんでもない。この集中力にプロフェッショナルを感じます」

小籔 「いやいや、もう集中力なんて何もないですよ。眠たいの向こう側の向こう側に行きました。僕もお笑い芸人人生なので、結構寝てない4日間とかあるんですけど、それを超えて意識が飛んでるというか。Masuoさんなんかは、ゲーム全体をなんか面白いよとおっしゃられてるから、スポーツ好きなお兄さん、スポーツの楽しさを皆さんに伝えてる。僕はもう野球部みたいな、野球のみだから、素振りを毎日したいという感じになってます」

平岩 「もうマインドセットが高校球児ですね」

小籔 「若くてゲームの運動神経のいい方やったら、ちょいちょいちょいちょいでしょうけど、僕ほんまに下手くそなんで。センス全くないんです。建築もゆっくりゆっくりで、やっと横飛びができるようになりました。最近」

 筆者は「フォートナイト」を熱心なプレーヤーではないが、息子がかなりハマっていたので、ビクロイを取るのがそう簡単なことではないことは理解している。下手くそおじさんを自称する小籔さんが、「ビクロイ10回取るまで帰れない」という縛りを自分に課したこと自体、普通の人にはなかなか真似のできないことであろう。それを1日以上連続プレイして達成したというのは、平岩さんの言うとおり、まさしく甲子園を目指す高校球児なみのストイックさであろう。年間2,000時間の配信もそうだが、小籔さんのフォートナイトに全力で取り組む姿勢は本当に素晴らしい。

【小籔千豊さんとMasuoさんのトークショーの様子】
左から小籔千豊さん、Masuoさん、平岩康佑さん
3人がステージのソファに座ってリラックスした雰囲気でトークショーは行われた

うちの息子はタレントよりもYouTuberと絡むほうが喜ぶ

 続いて、お二人とゲーミングPCとの出会いについてトークが行われた。Masuoさんは、YouTubeでPUBGをしている配信者を見て、PUBGをやりたくてゲーミングPCを探したら、GALLERIAを発見し、2日後に納品されるとあったので、即注文したとのことだ。当時PUBGが大流行しており、PUBGを通していろんなゲーム配信者と繋がりができ、それが今でも大きな財産となっているとMasuoさんは語っていた。

 小籔さんは、自分の息子は小さい頃から、芸人やアーティストを見て来てるので、テレビに出るようなタレントにはほとんど関心がないが、YouTubeはよく見ており、有名YouTuberに会えた話をすると、息子が喜ぶと語っていた。

【大笑いするMasuoさんと平岩さん】
小籔さんの話をきいて大笑いするMasuoさんと平岩さん

“ファイブGALLERIA”を持っていると豪語する小籔千豊さん

 Masuoさんと小籔さんは、GALLERIAのヘビーユーザーであり、GALLERIAなしの生活はもう考えられないと口を揃えた。GALLERIAとの関わりを語る中で、またも小籔さんがMasuoさんと平岩さんを驚かせる発言を行った。それはGALLERIAを5台所有している(小籔さん曰くファイブGALLERIA)ということだ。

小籔 「僕もファイブGALLERIAが家にありますので」

平岩 「ファイブGALLERIA!?」

小籔 「一つの家に5台あるわけではないんですが、東京のYouTube配信をする事務所にワンGALLERIA、東京で一人暮らししている家にワンGALLERIA。大阪の家にワンGALLERIAと、GALLERIAノートPCが2台あります。GALLERIAでお世話になってます」

平岩 「すごいっすね。1人で大会できそうなぐらい」

小籔 「今年正月旅行で北海道に行ったんですけど、2台ノートPC持っていって、月亭八光の家族と千鳥のノブの家族もフォートナイトやってるので、そっちの子ども達にやらせたりしました」

Masuo 「ノートPCでゲームができちゃう時代ですよね」

小籔 「僕もスマホのテザリングを使って、新幹線の中で建築練習するとか」

Masuo 「新幹線の中でフォートナイトの練習している人はそうそういないと思いますよ」

平岩 「プロよりプロですよね。プロ意識高い」

小籔 「下手くそなんでいっぱい練習しないと上手くならないので、やらせてもらってます」

 2年半で6,000時間にも及ぶ配信をトラブルなく行ったGALLERIAの耐久性もすごいと、平岩さんがコメントすると、小籔さんは、GALLERIAを使っている理由の一つが、負けたときにパソコンのせいにしたくないからだと語った。要するに、負けたときにパソコンが弱いから負けたとは言いたくないということだ。新幹線の中でも時間を惜しんでフォートナイトの練習をしたり、使う道具のせいにしたくないから最高のマシンであるGALLERIAを使うという姿勢も、小籔さんの素晴らしいところだ。

【5台のGALLERIAを所有していると語る小籔さん】
ファイブGALLERIAという言葉が気に入ったMasuoさん

親子でゲームをやることで、対等に会話ができるようになった

 ここまでが前振りみたいなもので(ここまででも十分面白いのだが)、ここからがトークショー本番となる。最初のトークテーマは「親子で楽しむゲームとは」である。小籔さんは2人の子どもを持つ親であり、Masuoさんは今年5月に男の子の親になったばかりということで、お二人にぴったりのテーマだ。小籔さんは、過去に2回、GALLERIAのサポートで親子フォートナイト大会を開催しているが、親子でゲームをプレイすることによって、親子の関わり方が大きく変わったという。

小籔 「息子がきっかけでフォートナイトにハマったので、僕が親子で楽しむためにやろうと言ったわけじゃないので、息子の手柄ではあるんですが、結果的には親子でゲームをやってよかったなと。僕は割と子どもをかわいいと思わないでおきたい父親なんです。一人の人間を育ててると思っているので、泣きそうになってるときとか怒りの手を緩めそうになるんですけど、いや、ここでしっかり怒っとかんと、社会で迷惑をかけるかも分からんと思って、厳しく行くわけじゃないですか。これまで一方通行のベタな親子関係だったんですけど、フォートナイトを一緒にやるようになってから、同じクラスの友達みたいな会話もあれば、あちらが師匠として教えてくることもあって、親子の会話の幅は確実に広がりましたね。前まではこれせえよとか、こんなことすんな、ちゃんと店の人に挨拶してとか、親っぽいことしか言わなかったんですが、フォートナイトを始めてからは、『パパはポンプとチャージャーどっちが好きなん?』『俺はチャージャーやな』『いやいや、ポンプ覚えたほうがええやろ』『あれ、上手い人だけちゃうんか』『いや、ポンプやでやっぱり』『ほなやってみようか』みたいな」

Masuo 「いやでもいいなー。それはあこがれちゃうわ」

小籔 「だから本当に対等に会話ができるようになったのは、ごっつ大きいなと思って。僕が死ぬときに、一方通行で教えることだけしてた親子関係よりも、あいつとああいうことを喋れたなと思って死ぬんでは、ちょっとちゃうなと、すごくよかったなと思ってます」

 今年5月にお子さんが生まれたばかりのMasuoさんは、まだ一緒にゲームするには早いけど、小籔さんの話をきいて、自分も早く子どもと一緒にゲームをしたいとコメントし、小籔さんに対して、子どもにどのタイミングでゲームを解禁したのか、知りたいと質問した。小籔さんも、最初はゲームを禁止したいと思っていたそうだが、色々あってなし崩し的にゲームをやらせるようになったが、パソコンでゲームをやらせていたので、タイピングがとても早くなったという効果があったそうだ。

小籔 「息子をパソコン教室に行かせてるんですが、先生から、息子さんのキーボードのタイピングは子どもレベルではなくて、大人の早い人レベルぐらい早いですよと。これは将来企業に勤めたときにきっと役立ちますよと。なので、僕はパソコンのゲームは早いうちにやらせてもいいんじゃないかと思うんです」

Masuo 「そうですよね。パソコンに対する抵抗感が、ゲームを通じてだとなくなるというか。これからは、パソコンが絶対必須じゃないですか」

平岩 「僕も結構、子どもに何時間ゲームやらせていいんですかとか、プロゲーマーになりたいと言ってるんですけど、みたいな親御さん向けに講演することがありますが、ゲームをやってる生徒と全くやっていない生徒だと、少しやってる、1日2時間やってる生徒の方が、偏差値の高い高校に入っているというのがデータで出ています。3時間超えるとまた落ちてくるんですが」

【最初のトークテーマ】
最初のトークテーマは「親子で楽しむゲームとは」
親馬鹿ぶりを発揮した小籔さん

 大分前の話だが、ゲームが原因で子どもとその友達との間でトラブルが起きたことがあると、小籔さんは語った。フォートナイトは課金をすることでスキンを購入でき、見た目を変えることができるのだが、小籔家ではスキンを買うために課金することが奥さんによって禁じられていたそうだ。そこで仕方なく初期スキンのままフォートナイトをプレイしていたら、初期スキンだからという理由で友達からキックされたり、学校でドッチボールをやってても集中攻撃されて、仲間に入れてくれなかったことがあった。それをきいた小籔さんは、「それなら友達の2倍くらい課金してやる」といって、課金してスキンを増やしてあげたそうだ。それからは、ドッチボールで仲間外れにされることもなくなり、フォートナイトでも一緒に遊べるようになったそうだ。

 その一連の話題の中で特に印象に残ったのは、もしいじめられることがあったら、自分に言ってくれ、そしてそんなやつとは話をするな。最悪、引っ越せばいい、仕事をやめてもいいと息子に伝えたというトークだ。

小籔 「フォートナイトのトラブルはもうずっと前のことで、今はもう大きくなっていますが、息子には『そんな人とはもう喋るな。鬱陶しいやつとおったって、お前らも削られていくから喋らんでいい。最悪引っ越すから。学校でいじめられたら言うてこいな。芸人やめて他の仕事してもええから、引っ越すぞ。そんなおもろないやつとは喋るな』と伝えてます」

Masuo 「お父さんがこう言ってくれたら、心強いですよね」

 まだ子どもが5ヶ月のMasuoさんは、子どもがかわいい盛りのようで、ついかわいいかわいいといいたくなるが、小籔さんの話をきいてもっと厳しく子育てしたいと言ったところ、小籔さんに、今はまだ僕の厳しさは全くいらないので、死ぬほど褒めてあげてくださいと忠告されていた。

 いじめる子がいたら、その子とは一切関わるな、最悪引っ越してもいい。仕事を変えてもいいというのは、子どもにとってはとても力強い言葉であろうが、世の中にそんな言葉を躊躇わずに子どもにかけてあげられる父親がどれだけいるだろうか、小籔さんとほぼ同年代の子どもを持つ筆者にも、強く刺さった

【息子とフォートナイトの関わりについて語る小籔さん】
フォートナイトが原因で息子がいじめにあったと語る小籔さん

ゲームは何歳になっても楽しめる部活動のようなもの

 次のトークテーマは「ゲームと人生」である。小籔さんとMasuoさんがそれぞれゲームと人生について語った。小籔さんは、自分にとってゲームとは何かという問いに対して、本当に出会ってよかったものであり、人生で出会ったものの中で一番難しいものでもあると答えた。また、ゲームによって、コツコツやることの大切さを学んだという。

小籔 「僕、子どもの時はめっちゃゲームやってたんですよ。ファミコンのソフトも200本くらいあるような。結婚と同時くらいにやめて、娘が生まれてまたやりだしたんですが、フォートナイトを始めるまで、ゲームにこんなに向き合うことはなかったんです。他のタイトルだと下手くそでも弱い敵を倒して経験値積んだらラスボス倒せるとか、でもフォートナイトは本当に基礎練習が必要で、そこが一番ハマったんだと。スポーツやなと。しかも僕も全然うまくなっていない。なんやったら下手になってるんちゃうかと。でも、半年前、1年前の生配信を自分で見たら、確実に上手くはなってるんですよ。千里の道も一歩からということを、改めてそれを思ったというか。毎日コツコツやることがいかに大切なんかって、やってて痛感しますね」

 小籔さんは子どもに対しても、フォートナイトを例にして、宿題の大切さを説いたという。宿題はクリエイティブだからしっかりやっておけと、クリエイティブで練習せずに、本番のアリーナでビクロイなんてできないだろうと。

 Masuoさんはゲームとは何かという問いに対して、ずっと考えて、ようやくしっくりくる答えを見付けたという。それは、何歳になっても楽しめる部活動に近いのだと。部活動はいろんな楽しみ方がある、甲子園を目指すために毎日努力する楽しみ方もあれば、友達と楽しく時間を共有する楽しみ方もある。

 小籔さんは、フォートナイトと真剣に向き合ったことで、仕事への向かい方も変わってきたという。何よりも、コツコツやることで上手くなるという自信を得たことが大きいようだ。以前だと、短期間でセリフを全部覚えるのは無理だと腹を立てていたようなことも、コツコツやれば絶対できると思えるようになったそうだ。また、難しいドラムの譜面も、難しい部分とそれほどではない部分を切り分けて、計画的に練習できるようになったという。それをきいた平岩さんも、いい意味でのゲーマー思考が身についたと、称賛した。
 ゲームに真剣に取り組むことによって、ゲーム以外の仕事や勉強なども粘り強くやれるようになり、ゲーマー的な思考は日常生活をより豊かなものにするために役立つということを、小籔さんは身をもって教えてくれた。

【2つ目のトークテーマ】
2つ目のトークテーマは「ゲームと人生」
ゲームと人生について語る小籔さんとMasuoさん

生配信中に初めてコメント欄で交流した視聴者は実の息子だった

 最後のトークテーマが「ゲームをしていて起きた○○なエピソード」である。ここで小籔さんが語ったエピソードがまた抱腹ものであった。小籔さんは、YouTubeを始めるときにあえて自分の名前を入れることはしなかった。その理由は、先輩YouTuberの方々が切り拓いたゲーム配信の世界に、後から芸人の名前を出して入っていくのが失礼だと思ったからだそうだ。それで「フォートナイト下手くそおじさん」という名前で生配信を始めたため、最初は本当に誰も見てない時間もあったという。そんな小籔さんの配信を始めたばかりの頃のエピソードが、コメント欄に書き込んでくれた視聴者が実の息子とは気付かずに、交流していたというものだ。

小籔 「視聴者数が2だと、僕とスタッフだけが見てるので、他に誰も見てないと。それで、視聴者数が5になって、4になってとか、誰も見てくれてへんねんな。コメント欄に全然コメントないもんなと言ったら、『見てますよ』みたいなコメントが来たので、メッチャ嬉しくてこびて『おはようございます』とか、『君何歳ですか?』、『9歳です』、『すごいね、普段どんな練習やってますか?』、『クリエイティブで縦積みの練習とか』、『偉いなー。将来絶対立派な大人になるでー』って言ってたら、嫁はんから携帯にLINEが来てて、見てみたら、『あんたがさっきからずっと喋ってる相手、それうちの息子やで』と。コメント欄が過疎ってるから、息子が自分でサクラをやってくれたんですが、それに気付かず、うちの子どもやのに君は将来偉くなるでって」

 Masuoさんも、オンラインで対戦するゲームならではのびっくりエピソードを語ってくれた。Masuoさんは、ゲーミングPCを買って初めてプレイしたのがPUBGであり、その時に憧れて配信を見ていた一人がSHAKAさんだったという。SHAKAさんといえば、GALLERIAコラボモデルにもなっている有名ストリーマーだが、あるときPUBGをプレイしていて、倒された相手がSHAKAさんだったという。

Masuo 「憧れの人にオンラインでやられちゃったわけで、オンラインならそういう可能性もあるんだって思って大感動した思い出もよかったんですが、そのまま配信者を続けていたら、実際にSHAKAさんにお会いして話をさせていただく機会もあったので、人生どう繋がっているかわからないなというのが、僕はゲーミングPCでゲームしてて思ったことですね」

平岩 「いくら野球が好きでも、大谷選手の160kmの球をバッターボックスで見ることはできないですからね。小籔さん、今日はいかがでしたか?」

小籔 「先輩YouTuberとグレート実況者の方とこういう仕事がいただけるようになったということが本当に感慨深いです。最初は10人とかのチャンネル登録者数からここまできたよと。ありがとうございました」

Masuo 「先輩パパさんから、どのようにゲームと子どもを向き合わせていくか、教育についても教えていただいて、僕もその教え通りに子どもに教えて、将来是非親子大会に参加したいです。そのときまでに僕も家にテンGALLERIAくらい揃えたいです」

 トークショーは約1時間に及んだが、小籔さん、Masuoさん、平岩さんのお三方とも、トークがとても上手で、観客を飽きさせることがなかった。筆者にとっても示唆に富んだトークショーであり、子育てとゲーム、人生とゲームについて、いろいろなことを考えさせてくれた。特に小籔さんのフォートナイトや子育てに対する姿勢にはとても感銘を受け、今後の自分の生き方や子どもへの向き合い方を考え直す、いいきっかけとなった。ゲームという文化を強く支えるGALLERIAが、初めてのTGS出展で実施したオープニングイベントとしてふさわしい、素晴らしいトークショーであった。

【3つ目のトークテーマ】
3つ目のトークテーマは「ゲームをしていて起きた○○なエピソード」
3人は最後まで楽しそうだった