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SME、アニメ「鬼滅の刃」まるで“碧羅の天”の自社サイクルでさらなる成長を見込む

アニメ製作、主題歌制作、ゲーム製作などをSMEグループで押し進める

【ソニー事業説明会】

5月26日 実施

 ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は5月26日、国内の音楽分野における成長戦略を発表した。

 SMEでは音楽事業だけでなく、アニメ事業やゲーム事業も展開しており、それぞれの事業のシナジーも特徴となる。中でも顕著だったのがアニメ「鬼滅の刃」に関する発表スライドで、子会社アニプレックスによるTVアニメや映画、ゲームの製作、所属アーティストによる主題歌制作など、包括的に関連コンテンツを手掛けることでグループとしての成長を支えてきた。

 TVシリーズ「『鬼滅の刃』竈門炭治郎 立志編」(アニプレックス製作)にはじまり、LiSAさんによるTVシリーズ主題歌「紅蓮華」(ソニー・ミュージックレーベルズの社内レコードレーベル「SACRA MUSIC」より発売)、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の映画製作と国内配給、その主題歌のLiSAさん「炎」、さらにゲーム「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」(アニプレックス発売)など、その他の展開も含めてまるで竈門炭治郎が放つ技「ヒノカミ神楽 碧羅の天」のような怒涛のビジネスサイクルが完成している。

 TVシリーズについては「刀鍛冶の里」編のアニメ化が決定しており、今後も強力な自社サイクルによる「鬼滅の刃」ビジネスは継続、拡大していくとした。

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