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冒険も驚きもひとつじゃない。「ライブ・ア・ライブ」、本日9月2日で27周年!

【ライブ・ア・ライブ】

2021年9月2日 27周年

(発売日:1994年9月2日)

 スクウェア(現:スクウェア・エニックス)より発売されたRPG「ライブ・ア・ライブ」。1994年9月2日の発売より本日で27周年を迎えた。

 本作は、スクウェアと小学館とのコラボ企画としてスーパーファミコン向けに制作されたオムニバスRPG。「クロノトリガー」や「ファイナルファンタジーIV」を手掛けたゲームクリエイター・時田貴司氏の初ディレクションタイトルでもある。

 物語は、場所も時代も別々の独立した世界で、それぞれの主人公たちが織りなす7つの異なるストーリー(原始編、幕末編、クンフー編、西部編、現代編、近未来編、SF編)を展開。プレーヤーはプレイする順番を自由に選ぶことができ、7つのストーリーをクリアするともう1つの世界「中世編」がプレイ可能に。バラバラだった物語はやがて1つに収束していき、衝撃の結末を迎える。

【ライブ・ア・ライブ ダイジェスト映像】

 本作のキャラクターデザインはワールドごとに当時、小学館に所属する人気漫画家7名(青山剛昌氏、石渡治氏、小林よしのり氏、島本和彦氏、田村由美氏、藤原芳秀氏、皆川亮二氏)が担当。「チェッカーバトル」と呼ばれる、戦略シミュレーションのような、マス目で区切られたボード上で戦うターン制バトル、「あの世で 俺にわび続けろ」といった数々の名セリフ、悲しき物語を彩る下村陽子氏による音楽など、その完成度の高さは多くのプレーヤーを熱狂させた。

 発売後、20年以上が経過した「ライブ・ア・ライブ」。その人気は未だ衰えることなく、現在でもファンからは移植版やリマスター版、続編の登場が熱望されており、2015年6月にWii Uのバーチャルコンソール、そして2016年11月にNewニンテンドー3DSのバーチャルコンソールにて配信が開始された際には、驚きと歓喜で迎えられた。プレイした者の記憶に深く刻まれる不朽の名作RPG、ぜひ一度プレイしてみてはいかがだろうか。