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「FFVII REMAKE」など大型タイトルの影響で前年同期比増収に。スクウェア・エニックス、「令和3年3月期第3四半期連結決算」を公開

2月3日 発表

 スクウェア・エニックスは2月3日、令和3年3月期第3四半期の決算発表を行なった。

 発表された資料によると今期(令和2年4月1日~令和2年12月31日)は売上高が2,536億4,300万円(前年比33.7%)、営業利益が410億2,200万円(前年比47.7%)経営利益が387億300万円(前年比38.3%)となり前年同期比で増収となった。

 デジタルエンタテインメント事業は「FINAL FANTASY VII REMAKE」や「Marvel's Avengers」などの大型タイトルの発売があったことに加え、カタログタイトルの販売が好調に推移したこと、ライセンス収入等により、前年同期比で増収し黒字転換となった。MMOでは前年同期に「FFXIV」及び「ドラクエX」の拡張パッケージが発売されたことを受け減収となったものの、同タイトルの継続課金収入等が前年同期比で増加したことにより増益となった。

 一方、アミューズメント事業は新型コロナウイルス感染症の影響により、国内の店舗を臨時休業としたことで大幅な減収となった。しかしながら、「ドラゴンクエストタクト」と「オクトパストラベラー 大陸の覇者」などスマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツも前年同期比で増収増益。マンガアプリの「マンガ UP!」や電子書籍等のデジタル媒体での販売が大幅に増加したことで出版事業も前年同期比で増収増益となっている。