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「Ghost of Tsushima」のモチーフとなった対馬の和多都美神社、台風で倒壊した大鳥居の再建プロジェクトをクラウドファンディング中

11月27日クラウドファンディング開始

 長崎県対馬市の和多都美神社(わたづみじんじゃ)は、9月7日に発生した台風10号によって倒壊した大鳥居を修復するため、CAMPFIREにおいてクラウドファンディングを実施している。目標金額は500万円で、11月30日時点で430万円に達している。

 和多都美神社は、「Ghost of Tsushima」の舞台として世界的に有名になった対馬にある神社の1つ。ゲーム内でも、海と陸を繋ぐように鳥居がのびる「雲日神社」として登場したほか、11月21日に放送された「世界ふしぎ発見!」でも紹介されている。

【在りし日の大鳥居】

 プロジェクト実行者は、和多都美神社禰宜の平山雄一氏。平山氏は、9月7日の台風10号により対馬のシンボルである海上に浮かぶ第一の鳥居が倒壊したことを、写真付きで紹介。建造費は1,500万円から2,000万円程度を見込み、今回のクラウドファンディングでは、その一部となる500万円を目標額として掲げた。クラウドファンディングはあと41日を残しており、目標額を大幅に上回る見込み。

【和多都美神社禰宜の平山雄一氏】

 CAMPFIREのページでは寄付金を募るための趣意書も掲載されており、「御出費多端の折に大変恐縮ですが、対馬の未来のまちづくりのためにも一人でも多くの皆様方のご支援をよろしくお願い申し上げます。」とクラウドファンディングへの協力を呼びかけている。

【現在の様子】