ニュース

「FFVII REMAKE」レノ役の藤原啓治さんが55歳で逝去。長期にわたるがん闘病の末

4月16日発表

 声優プロダクションAIR AGENCYは4月16日、声優でAIR AGENCY代表取締役の藤原啓治さんが4月12日に享年55歳で逝去したことを公式サイトにて発表した。オリコンなど各メディアが報じた。

 藤原啓治さんは、TVアニメ「クレヨンしんちゃん」の主人公である野原しんのすけの父親・野原ひろし役や、「鋼の錬金術師」シリーズのマース・ヒューズ役などを担当。また、4月10日に発売されたPS4用RPG「FINAL FANTASY VII REMAKE」では、神羅カンパニー総務部調査課《タークス》のメンバー・レノ役も演じており、数多くの作品で活躍していた。

 藤原さんは、2016年8月8日に癌による病気療養のため暫く休業していたが、2017年6月には体調を考慮しながら活動を再開されていた。

AIR AGENCY公式Twitterの藤原 啓治さんの画像

 また、海外映画作品の日本語吹き替えなども担当し、マーベルシリーズでは「アイアンマン」のトニー・スターク役を務めていた。アニメやゲーム、ドラマ、映画作品など多岐にわたり様々な役を演じ、声優やナレータ―としても多くの人に親しまれていた。

 AIR AGENCY公式サイトでは、「代表取締役及び所属声優である藤原啓治が、闘病中のところ55歳で逝去いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに謹んでお知らせ申し上げます。通夜及び告別式につきましては親族のみにて執り行なわれました」とコメントしている。

「FINAL FANTASY VII REMAKE」ではレノ役で親しまれていた