「日本デジタルゲーム学会第10回年次大会」、国内外の情勢を受け全面的に中止すると発表

　日本デジタルゲーム学会第10回年次大会実行委員長 東京工科大学メディア学部 三上浩司氏は、デジタルゲーム学会第10回年次大会を新型コロナウイルス感染症を考慮し、全面的に中止すると発表した。

　日本デジタルゲーム学会第10回年次大会は3月1日と2日に開催が予定されており、漫画家のやしろあずき氏の基調講演のほか、「ゲーム研究×実学主義」といったテーマのパネルディスカッションも実施される予定となっていた。

　先日、規模を縮小しての開催が発表されていたが、数日が経過し国内外の情勢のほか、会場となる予定だった東京工科大学をとりまく状況も急激に変容したことを受けて、全面的な中止へと変更された。公式ページでは「みなさまのご健康と国内の感染状況をふまえ、最終的には『最も安全な方法をとるべき』との決断に至りました。ご理解を賜れれば幸甚でございます。重ねて、決定とご連絡が大変に遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます。」とコメントしている。

　また、大会webサイトにアップする予定となっていた予稿集は、通常通り3月初旬よりダウンロードが可能となる予定となっている。