「ラプラス」と共に宮城県巡り！ 10月よりみやぎ応援ポケモンの「ラプラス」による共同観光キャンペーンが実施！

　ポケモンと宮城県は、10月から2020年3月にかけて、みやぎ応援ポケモン「ラプラス」との観光キャンペーン「ラプラス プラス 宮城巡り」を展開することを発表した。これはポケモンが行なっている、地域ごとに「推しポケモン」を選定し、その地域とポケモンの魅力を同時に発信する事を目的とした企画で、みやぎ応援ポケモンに就任した「ラプラス」が行なう初めての大仕事と言えるだろう。

　本キャンペーンでは人を乗せて水上を進むという特徴を持つ、のりものポケモン「ラプラス」に乗って宮城の旅を楽しむというコンセプトの元、宮城県の各地で様々な催しやラプラスとのコラボが行なわれるとの事だ。本日9月30日に行なわれた記者会見にてその全貌が明らかになったので早速チェックしていこう。

記者会見には宮城県知事の村井嘉浩氏、ポケモンCOO宇都宮崇人氏、仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」がラプラスと共に登壇した

現実でもゲームでも「ラプラス」大量発生！ 宮城県各地で行われる様々な催し

　今回の観光キャンペーンのコンセプトである「ラプラスに乗って宮城の旅を楽しむ」という名目の通り、本キャンペーンでは宮城県を巡ってラプラスに出会えるように各地で様々なイベントが行なわれる。まず紹介したいのがそれぞれ世界に1つしか無いラプラスをデザインしたオリジナルマンホールの展示が各市町で行なわれる催しだ。どれもラプラスと一緒に他のポケモンが遊んでいる可愛らしくも美しいデザインばかりなので、ポケモンファンであれば是非1度生で見るべき作品と言えるだろう。

【ラプラスがデザインされた完全オリジナルのマンホール】

会場に展示されていた実際のマンホール。ラプラスとジラーチが非常に美しく描かれている

　見るだけでなく体験型アクティビティも数多く展開。今話題のトレッキングコンテンツ「宮城オルレ」や宮城県内全スキー場などのアクティビティが楽しめる各施設ともコラボを実施し、オリジナルグッズの展開や特別なアトラクションの追加などが行なわれる予定との事だ。ラプラスによるお出迎えや、スキー場ではラプラスのスノーチュービングで雪上を滑走したり、普通では味わえない体験ができるだろう。

　そして上記で紹介したイベントや催しを巡る事で行なえるスタンプラリーも開催される。ラリーポイントは宮城県内に約40箇所設置予定であり、獲得したスタンプに応じて抽選で完全オリジナルのラプラスグッズをゲットできるのだ。さらには宮城県の数多くの特産品とのコラボも実施されるとの事だ。ポケモンファン、特にラプラスが大好きというトレーナーの皆様はこの機会を逃さずに数々の限定グッズをゲットして欲しい。

宮城県の名所を紹介している特別なガイドブックも登場。ラプラスと共に巡る宮城の旅もこの1冊で安心だ

　さらには大人気スマートフォンゲーム「ポケモンGO」とも連動して、期間中は宮城県内全域でラプラスに出会いやすくなるとの事だ。ラプラスはレア度の高いポケモンなので、ゲットしたいプレーヤーはこのチャンスを逃さずに、是非宮城県に旅行で訪れて欲しい。現実でもゲーム内でもラプラスだらけという今までに無い刺激的な体験ができるだろう。

謎のラッパーMC村井が登場!? 本キャンペーンのPR動画が公開！

　本キャンペーンと宮城県の魅力を伝える特別なPR動画も公開された。動画内ではキッズラッパー達がリズミカルなビートに乗せて宮城の魅力やキャンペーンの見所などをわかりやすく紹介しており、非常に完成度が高いPR動画となっていた。そして特に驚いたのがこのPR動画に何と今回の記者会見にも登壇していた村井嘉浩氏がMC村井として登場し、キッズラッパー達と共にラップを刻んでいるのだ。普通では見る事の出来ない村井氏の姿に驚きを隠せないが、非常にハツラツとした素敵な笑顔とラップを見る事ができるので、是非1度拝見してみてほしい。

公開されているPR動画。頭に残る楽しいリズムと見所満載の動画内容は必見だ

今までにない今回のキャンペーン！ 狙いは海外観光客の増加と被災イメージの回復

　記者会見の中で村井氏は今回のキャンペーンにて海外観光客の増加を狙っていると発言。世界的に数多くのファンがいる「ポケットモンスター」というコンテンツは本キャンペーンの狙いに非常に適している考えられ、大きな効果が期待できると言えるだろう。

　加えて村井氏は、みやぎ応援ポケモンの「ラプラス」は水・氷タイプのポケモンで人を乗せて水上を泳ぐポケモンである事から本キャンペーンで過去に起こった「津波」や「水害」という被災者の水に対するマイナスイメージが少しでも回復してくれたら嬉しいとの発言もしている。様々な思いが詰め込まれた今回のキャンペーン。是非皆さんも宮城県を訪れ、愛らしいラプラスに触れてみては如何だろうか。