シリーズ最新作PS4/Xbox One/Switch/PC「FIFA 20」本日発売

　Electronic Artsは、プレイステーション 4/Xbox One/Nintendo Switch/PC用サッカー「FIFA 20」を9月27日（現地時間）に発売する。価格はPS4のパッケージ版が7,727円（税別）。ダウンロード版が8,345円（税込）。なお、Nintendo Switch版は「FIFA 20 Legacy Edition」として発売される。価格は5,500円（税込）。

　本作は、世界中で人気のサッカーゲーム「FIFA」シリーズ最新作。新モード「VOLTA Football」を始め、リアルさを追求したゲームプレイから、「FIFA Ultimate Team(FUT)」や「キャリアモード」といった人気のゲームモードまで様々なモードで遊ぶことができる。

　Nintendo Switch版「FIFA 20 Legacy Edition」は、世界各国のトップリーグから最新のユニフォーム、クラブ、選手たちが登場する。また、「FIFA 20」で新たに追加されるものを含め、世界に名だたるスタジアムの数々を収録する。

新モード「VOLTA Football」

　「VOLTA Football」はストリートサッカーの経験をスタジオで活かし、スタジオでの経験をストリートで活かすという新たなモード。ストリートサッカーの大胆さや創造性を再現し、プレーヤーにまったく新しいゲーム体験を届ける。

　過去の「FIFAストリート」やIndoorモードとは別物で、Frostbiteエンジンベースで作られた初めてのストリートサッカーゲームであり、本物のゲームプレイと革新的で魅力に満ちたゲームモードを体験できる。

一新されたセットプレイ操作で狙ったコースにコントロール

　本作には、新たなゲームプレイシステムが搭載されているが、その中でも、ひと際目立つのがセットプレイの操作だ。

　フリーキックではエイミングシステムによるターゲットが表示され、どのコースを狙うか決めることができる。ボールにスピンをかける際は、キックする前のポジションをワイド、ノーマル、ストレートの3つから選び、さらにシュートパワー決定後に右スティックを入力することでスピンの種類を決める。

　カーブのかかったシュート、落ちるシュート、ナックルシュートなどを自在に蹴り分けることができ、しかもキックの瞬間にボタンを入力すればタイミングフィニッシュの効果まで加えられる。スピンとタイミングフィニッシュの精度はプレーヤーの操作スキルが影響し、正確に入力できるほどボールの質も向上する。

1対1の局面がよりエキサイティングに

　本作では、AIのポジショニングシステムが大きく見直され、ピッチの至るところで1対1の状況が生まれやすくなっている。オフェンスとディフェンスの両方に時間とスペースが生まれ、今まで以上に駆け引きとテクニックを発揮し合うプレイが可能だ。また、1対1の状況で利用できる新たな要素も多数搭載されている。

ボールの挙動もよりリアルに再現

　本作ではボールフィジクスが見直され、バウンド、スピン、軌道といった、リアルなサッカーの動きが、選手だけでなく、ボールの挙動もリアルに再現されている。

ユニークな特殊ルールが多数！ 友達と気軽に遊べる「FUTフレンドリー」

　「FUTフレンドリー」は、オフラインやオンラインで友達と気軽に対戦を楽しむ機能。「FUTフレンドリー」の試合では、選手の契約数や体力が減ることはなく、怪我やレッドカードが引き継がれることもない。試合結果もクラブ記録に残らないので、新しい選手を試し、気軽に遊ぶのに適している。

　また、通常のルール以外に、ユニークな特殊ルールで遊ぶこともでき、本作では4つの特殊ルールが新たに追加されている。

【ミステリーボール】

　プレイが途切れるたび、攻撃側のボールが「ミステリーボール」となって驚きの効果をもたらす。ボールホルダーのシュート、ドリブル、パス、ダッシュ速度といった能力をブーストし、さらにはそれらの能力を同時にブーストするオールボールも登場する。

【キングオブザヒル】

　ピッチ上にランダムで発生するコントロールゾーンで、ボールが外に出ないようにキープし続けることでメーターが上昇。メーターの上昇に応じて、次に決めるゴールにボーナスが加算される。

【マックスケミストリー】

　「FUT」限定の特殊ルール。チーム編成の制限がなくなり、ポジションやリンクに関係なく選手のケミストリーが最大まで上がる。今までにないチーム編成を自由に楽しむことが可能だ。

【スワップス】

　「マックスケミストリー」と同じく「FUT」限定の特殊ルール。チームからランダムに選ばれた3名の選手を相手と交換する。相手の主力選手を奪える可能性がある反面、自分のエースが奪われることもある。